まずは↓の動画を見てくれなイカ?
これが私のレビュー作品だ。どうでゲソ??
※動画内の音声はパブリックドメインの完全フリー素材を用いています。
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では、まじめにレビューをして行こうと思います。
0.きっかけ・準備
先に述べましたとおり、11月のイベント会場にてお会いしましたzigsowユーザー様の応援を頂き応募することに決めました。応援を頂いてから40分で今回のレビューを構想しました。
当選する・しないにかかわらず、今回のG2 120GBに興味があり落選しても自腹で購入しこのレビューを投稿しようと考えていました。
11月下旬にかけて私のzigsow日記をご覧になった方は覚えているかと思いますが、クリスマスに向けての電子工作とはこのレビューの関連パーツの作成をさしていました。
また、私の家にあるグッズやツリーなどを総動員してレビューにあたりました。
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1.レビュー商品の紹介
品名:インテルSSD X25-M G2 120GB
半導体製品で業界大手のインテルが製造しているSSDドライブです。
HDDのようにモーターを使うことがないので、静穏・低発熱で読み込み速度・ランダムアクセスが非常に速い事が特徴です。
容量と値段はHDDにまだ適いませんが、PCが早くなるといった体感や静穏感に見合う金額であると考えています。
デザイン・内容物は以下の様になっています。
外装写真
付属品
転送速度は以下の通りです。
読み込み速度に関しては一般的なHDDの2倍の速度が出ております。
またランダムアクセスに関しては数倍以上の速度が出ています。
OSインストール時間・起動時間・IE起動時間・終了時間は以下の通りとなりました。
OSインストール時間
11分17秒05フレーム
起動時間
36秒07フレーム
IE起動時間
6秒10フレーム
終了時間
6秒25フレーム
※1秒=30フレーム
参考のため、D510MOのメインドライブとして使用した際のペリエンスを掲載します。
更に、D510MOのメインドライブ使用した際のCrystalMarkを掲載します。
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CrystalMark 2004R3 [0.9.126.452] (C) 2001-2008 hiyohiyo
Crystal Dew World [http://crystalmark.info/]
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
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CrystalMark Result
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Display Mode : 1024 x 768 32bit (ClearType)
CrystalMark : 61820
[ ALU ] 11030
Fibonacci : 3616
Napierian : 1812
Eratosthenes : 2315
QuickSort : 3265
[ FPU ] 8318
MikoFPU : 1318
RandMeanSS : 3115
FFT : 2291
Mandelbrot : 1572
[ MEM ] 9385
Read : 3796.72 MB/s ( 3796)
Write : 1655.88 MB/s ( 1655)
Read/Write : 1666.21 MB/s ( 1666)
Cache : 22462.13 MB/s ( 2246)
[ HDD ] 29319
Read : 240.93 MB/s ( 6409)
Write : 113.36 MB/s ( 4267)
RandomRead512K : 183.86 MB/s ( 5677)
RandomWrite512K : 111.73 MB/s ( 4234)
RandomRead 64K : 130.02 MB/s ( 4600)
RandomWrite 64K : 106.63 MB/s ( 4132)
[ GDI ] 2097
Text : 974
Square : 159
Circle : 416
BitBlt : 548
[ D2D ] 1179
Sprite 10 : 474.21 FPS ( 47)
Sprite 100 : 168.79 FPS ( 168)
Sprite 500 : 42.99 FPS ( 214)
Sprite 1000 : 22.55 FPS ( 225)
Sprite 5000 : 5.20 FPS ( 260)
Sprite 10000 : 2.65 FPS ( 265)
[ OGL ] 492
Scene 1 Score : 305
Lines (x1000) : ( 19506)
Scene 1 CPUs : ( 4)
Scene 2 Score : 187
Polygons(x1000) : ( 4011)
Scene 2 CPUs : ( 4)
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System Information
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OS : Windows NT6.1 Enterprise [6.1 Build 7600]
Display Mode : 1024 x 768 32bit 60Hz
Memory : 1008 MB
DirectX : 10.0
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CPU
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CPU Name : Intel Atom
Vendor String : GenuineIntel
Name String : Intel(R) Atom(TM) CPU D510 @ 1.66GHz
CPU Type : Original OEM processor
Number(Logical) : 4
Family : 6
Model : C
Stepping : A
Feature : MMX SSE SSE2 SSE3 SSSE3 XD Intel 64
Clock : 1662.76 MHz
Data Rate : QDR
L1 I-Cache : 32 KB
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Device
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ChipSet : Intel Unknown
North : Intel Unknown
South : Intel Unknown
Video : Intel Unknown
IDE Controller :
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HDD
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Type Size Model ( Buffer Mode )
SATA 120.0GB INTEL SSDSA2M120G2GC
速度を重視される方は、参考にしていただけたらと思います。
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2.コンセプト紹介
今回のSSDレビューのコンセプトは『無音クリスマス仕様PC』です。
無音・低発熱のSSDのメリットを最大限に発揮するために挑戦してみました。
すべてのパーツにこだわり、動作音を極力抑えました。
また、クリスマス仕様ということでクリスマスツリーとの連動して動くようにしました。
無音で楽しいPCを作りたい方に参考にして頂ければ幸いです。
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3.構成パーツ
今回のコンセプトは無音なため、細心の注意をして選定いたしました。
PC
・メインドライブ:インテル G2 120GB
→今回のレビュー商品となります。
静穏性・パフォーマンスともに良いSSDです。
・マザーボード:インテル D510MO
→インテルが開発した低消費電力プロセッサーAtom搭載のファンレスマザーボードです。
・メモリ:バルク 512MB*2
→一般的な片面8枚チップの512MBメモりです。
・電源:GM370PC
→家にあった電源ですが、出力電力が少なく熱がこもっていない場合はFANが止まっていて非常に静かな電源です。
・ケース:100円ショップで売っていたカゴ
→100円ショップに売っていたピクニックに持っていくお弁当箱のようなカゴを用いました。
マザーボードやSSDはボタン付け用の糸と太い針で縫い付けました。
組み上げたマシンを後ろから見るとこの様になります↓
そのほか
・押入れに眠っていたクリスマスツリー
→私が小学生の頃趣味で飾っていたツリーです。
高さは120cmほどあります。
・物置に入っていた静穏設計の100発ライト
→LEDではなく白熱電球式の電飾用ライトです。
・音楽鑑賞用ステレオセット
→家で使っていなかったステレオです。
・コンソール
→シリアル接続の圧力感知ユニット搭載の液晶モニターを採用しました。
・課金装置
→100円玉をいれてAC電源のスイッチコントロールをする装置です。
・通信デバイス
→無線アクセスポイントを用いてiPhoneとの通信を可能にしています。
・インテルグッズ
→私が秋葉原などでやっているイベントに参加して、いただいた品を飾りとして用いました。
で構成いたしました。
全体完成写真↓
PC・コンソール部写真↓
この様に完成いたしました。
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4.特徴と機能
無音構成ということは、先に掲載しましたパーツを参照していただければわかるかと思います。
さらにクリスマス仕様として、PCとクリスマスツリーの電飾を連動させました。
イヤホン端子に音楽が流れると同時にAC電気が流れる回路を作成して実装してあります。
回路裏面写真↓
自分で組んだ回路を公開してしまうのは少し恥ずかしいので、表はご想像にお任せします。
また、音楽をiTunesで流すことでAirPlay機能を使いiPhoneからリモートで音楽を鳴らしてクリスマスツリーの電飾をつけることが可能です。
AirPlayのために、写真では隠れていますが裏側に無線LANアクセスポイントも置いてあります。
さらに、お客様が来た際の話の種にもなると思い、課金システムを実装しております。
動画参照↓
100円玉を2枚コインタイマーに入れると、下に設置したタッチパネル式液晶モニターの電源が入り、音楽を流せるようになっています。
200円で15分ほど液晶モニターが作動しているので、その間にリクエストをするシステムとなります。
もちろん、ホームネットワークを返して家中に音楽データを共有するサーバーとしての機能も搭載させております。
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追記(2010.12.31)
クリスマスが終わり、お正月になりますのでお正月仕様PCに改造いたしました。
名づけて『おみくじPC』です!
参考動画をご覧ください。
この様に手前のお賽銭箱に硬貨を投入するとおみくじプログラムが作動するようになっております。
お正月中は玄関に設置して、来客を楽しませようと思います!
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5.総評と考察
今回は、“静か”で“楽しい”インテルSSDの活用方法についてレビューを行いました。
高速アクセスが可能な静穏サーバーとして運用が出来、とてもすばらしい製品だと実感いたしました。
HDDをまだメインドライブとしている方には勿論お勧めですが、今回のような無音クリスマスPCの構築など新たな使い方を求めて見るのも面白いのではないでしょうか?
そして、遅くなりましたがインテル様、zigsow様今回このような機会を与えていただき感謝しております。
とても今回のレビュー用工作も楽しんで行えて満足しております。
皆様に少しでもインテルSSDの素晴らしさを伝えられたら幸いです。
今回のプレミアムレビューのHPです。他の方のレビューも掲載されております。
http://zigsow.jp/review/39/