レビューメディア「ジグソー」

Intel Data Migration Softwareについて

この度は「インテルSSD X25-M G2 120GB」の
レビューに選出して頂いた事をzigsow様とintel様に感謝致します。

今回のメイン機材はこちらです。


intel120_1
intel120_1

まずはパッケージから。
今回は茶箱でなくリテール品でした。

intel120_2
intel120_2

パッケージの中身は
・SSD本体
・CD
・3.5ベイ用マウンタ
・電源変換ケーブル
・SATAケーブル
と色々入っているのは流石リテール品。

intel120_3
intel120_3

CDにてっきり移行用ツールが入っているのかと思いきや、
マニュアルと保証関係だけでした。
別途ダウンロードする必要があります。

早速Intel Data Migration Software(以下DMS)を落してきたのでインストール…
と、intel製のSSDが接続されていないとインストール段階で弾かれます。
USB変換ケーブルでSSDを接続しておきましょう。
tool_2
tool_2

ドライブが2台だけの場合は基本的に「Start Now」を押せばokです。
tool_3
tool_3

ここでは内蔵のsamsungSSDからintelSSDへクローンを行います。
システムドライブのクローンでは一旦再起動してCUIベースで行われます。
tool_6
tool_6

progressバーが右まで行けば完了です。
tool_7
tool_7


システムドライブで無い場合はGUI上でクローン作業が出来るのですが、
CUIモードと若干動作が違うようで、特にDIsk to Diskのリカバリ領域が
GUIだと完全にはクローン出来ていませんでした。


また、DMSでは緊急時のBootCDを作成する事もできます。
MB_1.jpg
MB_1.jpg

スタートメニューからBootableMediaBuilderを起動します。
MB_2.jpg
MB_2.jpg

特に深く考えずに全部入りで作成しても良いでしょう。
MB_3.jpg
MB_3.jpg

ここはそのままNextを。
MB_4.jpg
MB_4.jpg

光学ドライブでCDを焼くか、ISOイメージを作成するかのどちらかを選択。
MB_5.jpg
MB_5.jpg

Proceedを押せば作成を開始します。
サイズは大した事無いので少し待てば焼きあがります。

では作成したCDでBootしてみましょう。
DMS_1
DMS_1

起動するとこの画面が出てきます。
デフォルトではWindowsになっている為、放置するとWindowsが起動してしまいます。
ここではDMSを選択起動します。
DMS_2
DMS_2

IntelのSSDを繋いでないと怒られます。
USB接続でも認識してくれるので、このまま取り付けてもokです。
DMS_3
DMS_3

Windows版と似たような画面が出てきます。
上の方では自動でクローンを行ったので、今度はマニュアルを選択してみます。
DMS_4
DMS_4

DMS_5
DMS_5

クローン元をsamsungSSD、クローン先にintelSSDを選択します。
DMS_6
DMS_6

容量もメーカーも違うドライブなので警告が出ますが、そのままokを。
DMS_7
DMS_7

詳細パラメータの設定も今回はマニュアルで行います。
DMS_8
DMS_8

パーティション情報を見ると、Eドライブのリカバリ領域に4GB程の空きが見えます。
DMS_9
DMS_9

Eドライブの詳細情報です。
バーの左が使用領域ですので、左端の△を摘まんで移動させます。
DMS_10
DMS_10

DMS_11
DMS_11

これでリカバリ領域の前方に4GBの空き領域が確保されました。
DMS_12
DMS_12

今度はOSのあるDドライブの詳細情報を開きます。
後ろに少し空き領域が存在していますので、右の△で領域を広げてやります。
DMS_13
DMS_13

DMS_14
DMS_14

これでOSの領域が101GBから105GBへ拡張されました。
無駄無く容量を使う事が出来ます。
DMS_15
DMS_15

クローン後のディスク領域は下段の状態になる予定です。
DMS_16
DMS_16

DMS_17
DMS_17

後はProceedで実行してやればクローンの完成となります。

BootableCDでのクローンの利点として、
・OSを問わず利用出来る。
・OSをロックする必要が無い。
・クローン精度はCUI版と同等。
等が挙げられます。
個人的にはこちら(BootableCD)で作業を行う事を勧めます。


尚、このツールですが、AcronisのTrue Imageという製品の制限版です。
同様にSeagate製HDD用のDiskWizardという物もあります。
どちらも接続しているドライブ中に同社の製品が混じっていれば
その他のドライブ同士でも使用できるので、
とりあえず1台繋いでおく、というのも一つの使い方ではあります。
緊急用の起動CDを作成出来たりと、制限付きとはいえ高機能です。

ちなみにX201s初期搭載のsamsungSSDですが、
USB変換での接続だとどのPCでも認識出来ませんでした。
SATAに直接繋げば認識するのですが。
intelSSDに移行した後に何かに使うのは微妙な様です。


※12/17 20:30追記
SSD120GBへ換装後、初めてベンチを取ってみた。
何かおかしい…Write系がずい分と低い数値です。
ネットで調べてみると、ちょこちょこと同じ症状の方がいらっしゃるようで
X201sだと割と発症しやすいらしいです。
で、神頼み気分でIntel SSD Toolbox2.0を突っ込んで
最適化してみました。
X201_2
X201_2

結果、見事に通常値が出ました。
原因は分りませんが、X201sで使う人はToolboxで最適化しましょう。

34人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (6)

  • mickeyさん

    2010/12/08

    レビュー、お疲れさまでした。
    Data Migration Softwareの手順が分かり易いですね。
    samsungSSD、遅延があったりUSB変換で
    認識しなかったり、不思議ですね(^^;。
  • daiyanさん

    2010/12/08

    DMSにはまだ機能があるので、もうちょい続きます。
    samsungのは…何なんでしょうねw
    1.8インチのを2.5インチに変換しているせいでしょうか…
    ベンチの結果も何かおかしいですし。
    これも検証したいですね。
  • operaさん

    2010/12/09

    レビューお疲れ様でした♪
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