アグファの製品はフィルム時代にASA1600までの可変感度のフィルムを使用していたことがありますが、それ以来の再開の機会を与えて頂きましてジェネラル・イメージング・ジャパン株式会社様並びにジグソー様、ありがとうございます。
以下の順にレビューを進めて行きますが、 モノクロ撮影等まだまだ試してみたい機能があり、今後もレビューを追記して行きたいと思います。
青字にて追記又は修正しました。
目次
はじめに
1.AP15について
1.1.デザインについて
1.2.バッテリの挿入
1.3.手に持って見た感想
1.4.レザーカメラケースについて
2.一般撮影
2.1.庄内緑地公園(3月23日)
2.2.オアシス21(3月23日)
3.山スキーでの撮影(3月24日)
3.1.山スキーとは
3.2.コース説明
3.3.登り
3.4.スキー滑降
3.5.森林限界を超えて撮影(写真のみ)
4.カメラの交換について
5.まとめ
はじめに
僕は、一眼レフを高校入学祝いに買ってもらってから、35mフィルムだけでなくブローニー版や4×5版のカメラを使用して風景写真や航空機(特に戦闘機やブルーインパルス)の撮影をして40年以上経ってしまいました。ようやく数年前にデジカメを買ってからは、殆どデジカメで撮影していますが、レビュー結果がマニアックな内容となっているかもしれないことをご了承願います。
画像処理ソフトについて
縦位置で撮影した画像を90度変換するためとアップロード時の制限を超えてしまった場合に縮小するために画像処理ソフトを使用しました。使用したソフトは、ViewNX2です。このソフトを使用した理由は、単に慣れているからです。
1.AP15について
3月16日に御岳2240にゲレンデスキーに行って帰ってきたらAP15が届いていました。
スキーの片付けもそこそこに終えるとパッケージを開封して並べて見ました。
1.1.デザインについて
AP15のデザインは現代的という感じがします。それに対してハードカバーはクラシックな感じがして現代とクラシックとの融合という感じがします。昔、親父がこの様なハードカバーに入ったカメラを持っていたなー、僕が壊してしまったけど...親父ゴメンな。
中学の娘もAP15をカワイイと言っていましたし、修学旅行に持っていきたいと言っています。
色は、白を選びました。写真では解りにくいのですが少しメタリックが入っています。しかし、控えめなメタリックで好感が持てます。
1.2.バッテリの挿入
早速、カメラにバッテリを入れようとすると、バッテリがどちらの向きでも入ることが分かり、取扱説明書やクイックスタートガイドを見ても明記されていません。結局、カメラ内部を覗き込み接点を確認してからバッテリを挿入しました。
この写真の向きで挿入します。反対向きでも入ってしまうんです。クレーマー対策としても図に明記するかバッテリにマークを明記した方が良いかもしれません。
1.3.手に持って見た感想
男の手には少し小さいという気がしますが操作が難しいという程ではありません。最近は女性もカメラを持つことが多くなりましたので、女性の手には程よい大きさかもしれません。
これより小さくすると操作性を犠牲にせざるを得なくなると思います。
また、山スキーではゲレンデスキーで使用するグローブより薄めのグローブを嵌めますが、山スキーで使用するグルーブを嵌めたままでも、電源ON,シャッターON,モードダイヤル等を操作して写真撮影及び動画撮影の基本的な操作は行えました。
また、レンズ格納時は、胴体に完全に格納されるので登山用ウェアのポケットに入れたり、スキー滑降時では首からハードカバーに入れたままハードレイヤー(防水防風用の上着)の中に入れても気になりません。
1.4.レザーカメラケースについて
おまけ的な存在かと思いきや、中々よく考えて丁寧に作られていると思います。
ストラップの金具が服に引っかからないようにカバーがありますし、余った部分を止めるのも2箇所あります。
僕は、登山やスキーでもカメラを首からかけていることが多く、ストラップはたすき掛けにして脇の下に置くようにしています。また、長さも極力短めにしていますので余った部分が多くなってしまうので2箇所止める必要があります。
ストラップを短めにする理由は、スキー転倒時にカメラが前に飛んでいって物にあったたりするのを防ぐためです。
たすき掛けにするのは、歩くときにぶらぶらせず足を上げたときカメラが当たらにようにするためです。
但し、パウダースノーや雨の日には防水性のあるカメラケースが必要ですね。
2.一般撮影
ぶっつけ本番で山スキーでは難しいので、カメラに習熟するために、名古屋市の公共交通機関の一日券と言われるドニチエコきっぷ(600円)を買って庄内緑地公園と栄にあるオアシス21に行ってきました。
2.1.庄内緑地公園(3月23日)
桜は、まだ早く菜の花,ハナミズキ,シモクレン が咲いていました。
撮影データ:プログラムオート,F4.8(開放),終点距離 9.7mm
この写真はサイズオーバーで縮小しました。また、縦位置では画像ソフトで90度左回転しています。
撮影中に、防災ヘリが飛んできたので、望遠端の420mmのチャンスと思いカメラを向けて見したが、捉えることができませんでした。筐体が小さすぎて僅かな修正が大きく動いてしまう原因のようです。かと言って、標準ぐらいに戻して視野に入れて望遠にズームすると、今度はピントが大幅にずれてしまいました。
2.2.オアシス21(3月23日)
最近できた名古屋市の観光スポットです。
撮影データ:プログラムオート,F9.3(最小絞り),終点距離 5mm
オアシス21の全景です。周辺部分は歩道になっていて空中回廊となっています。その中は水が満たされています。デートスポットに人気があるようですが、僕はサンセットスポットだとも思います。
撮影データ:プログラムオート,F12,焦点距離 22.3mm
この日は、黄砂やPM2.5の影響が少なく空気の透明度の高い日で、夕焼けの撮影には不向きでした。
珍しい形のハローが出ていますが、上下左右対象なので良いと思います。
太陽の右下のハローが青みがかっていて大きく写っていますが、シャドー部分に入っているため強調されてしまっただけだと思います。
撮影データ:プログラムオート,F4.5,焦点距離 7mm,露出補正-0.3EV
こんなふうに、水を通して地下まで透けて見えます。波が強すぎると何が写っているのか訳のわからないことになってしまいます。
撮影データ:プログラムオート,F3.9,焦点距離 5mm,露出補正-0.7EV,ASA3200
流石にISO3200ではノイズが乗りますが手持ちで撮影できます。
夜景は、オート露出では露出オーバーになってしまい、ノイズもたくさん載ってしまいます。
この写真は、-0.7EVとしましたが、まだ少しオーバーですね。
ここは、三脚が使用禁止です。アナウンスで呼びかけられて警備員が飛んできますので、ご注意を!
3.山スキーでの撮影(3月24日)
乗鞍岳山系の十石山(2524.8m)へ友人二人(TさんとOさん)と山スキーに行ってきました。
雪質は、アイスバーンに新雪が数センチ積もった状態で登りにくく、僕のスキーのシールとクトー(スキー用アイゼン)では登れずアイゼンも持ってこなかった為、2122m付近で敗退しました。
しかし、スキー滑降はアイスバーンにウィンドパックされた新雪が数センチ乗っていて硬いバーンでしたが楽しめました。
友人は、2426mまで登ったそうです。
バッテリは十分持ちました。
3.1.山スキーとは
山スキーはマイナーなスポーツなので簡単に説明します。最近ではバックカントリースキーと言われています。スキーだけでなくテレマーカーやボーダーも増えています。
ここでは、山スキーのみ説明します。
- スキー板について
最近では普通のスキー板と異なる点は殆どありません。ただ、サイドカーブの緩い板が好まれます。 - ビンディングについて
これが、普通のスキーと異なる点で、カカトを開放することができ、歩きやすくできています。カカトを固定すれば普通のアルペンスタイルで滑ることができます。また、登行支柱と言ってカカトだけを上げて固定でき登り易くなります。 - シールについて
滑り止めです。これをスキー板の滑走面に貼り付けます。これで前には進めるが後ろには下がらなくなり登ることもできます。 - クトーについて
スキー用アイゼンです。 - 兼用靴
スキーと登山を兼ねた靴でスキー靴同様にプラスティック製です。見た目は、スキー靴のそこにゴムを貼ってあるだけです。雪の上しか歩かないならスキー靴でも十分です。
3.2.コース説明
平湯温泉のアカンダナ駐車場への入口付近が除雪終了点なので車を停めて山スキーで登ります。 下りは、アルペンスタイルでスキー滑降で下山します。
滑走データ:標高差 816m,滑走距離:5654m(沿面距離)
登り:6時間1分
下り:1時間46分
3.3.登り
07:03 登山開始
道路のヘアピンカーブをショートカットするため直登します。まだ、気温も低く雪はアイスバーン状態です。昨日、数人が歩いたと思われるスノーシューの跡がありました。
07:45 安房道路に出る
ここからは、安房平まで道路上を歩きます。
写真の様に、みんなリュックを背負っています。中には行動食,非常食,予備の防寒着,チェルト,ガスコンロが入っていて、冬山装備です。特にTさんは、ピッケルとスコップも持っています。
メンバー紹介
左が気象に詳しいOさん、右が雪山に詳しいTさん
これだけ強力なメンバーが居ると雪が降ろうが槍が降ろうが、雪崩が起ころうが土石流が起ころうがへっちゃらだと言いたくなるが...
おっと、自己紹介しますと、定年退職したら、木曽福島の周辺に移住してスキー三昧を夢見る60歳です。敬愛する三浦敬一郎氏の様に生涯現役スキーヤーを目指しています。
撮影時刻 08:43 安房平 着
中央の少し盛り上がった山が十石山です。手前に見える尾根を右から登って行きます。
天気予報では、3日前が曇りのち雨、その後、曇りのみとなりましたが、次第に日がさしてきました。天気予報が良い方に外れて行きました。みんな日頃の行いがイイのかなー(ウソウソ)
撮影時刻 09:32
樹林帯の中を歩いていると浅い沢に出たので沢を遡る。まだ凍りついているようで水の音が全く聞こえず安心だ。
撮影時刻 10:09
左の尾根を登らなければならないので、登れそうなところを探しながら行く。
しばらく行くと、登れそうなところがあったので尾根に向かって登る。斜度は見た目40度くらいありそう。アイスバーンの上に硬い新雪が数センチ乗っている。
カメラは、左脇の下に、たすき掛けでぶら下げているが、全く気にならない。これがデジイチだと40度の斜面で膝を上げるとカメラにぶつかってしまう。
僕が使用しているクトーは刃が短く登行支柱を高,中,低の中に設定してもアイスバーンに届かない。
しかも、新雪が団子になりシールに張り付く。スキー板を叩きつけるようにして張り付いた雪を粉砕しながら登る。
しかし、ついに後ろへスリップし始めた。止めようとストックを強くつくがバランスを崩してしまい転倒する。
幸い、頭を上にしてユックリずり落ちていくのでストックのリングの上を握って雪面に突き刺し滑落停止した。
しかし、立ち上がれない。クトーがアイスバーンに届かないため、立とうとするとずり落ちてしまう。結局、10mぐらい落ちてしまった。
仕方ないので、ビンディングを外してツボ足で登ることにする。
カメラはと見ると、左脇の下に収まったままで問題はなかった。
撮影時刻 11:57
ご覧のように、クトーの刃先より、シールに張り付いた雪の方が厚い。この日でも、多い時はこの倍の厚さにもなり、スキー板が重くなる。まるで筋力トレーニングだ。
過去最大では、20センチ以上も張り付いていたこともある。
撮影時刻 12:45
ツボ足で登るときは、スキー板の先端の穴にロープを通して引っ張って登る。
しかし、スキー板が横転してしまい、硬い雪を引きずるので非常に重い。担いだ方が楽なケースである。しかし、今回、僕が使用しているリュックはスキー板を付けることができないので、このようにして引っ張るしかない。これも筋力トレーニングとなり、腕の筋肉が痛くなってきた。
尾根に出ると傾斜がゆるくなったので、スキーを履いて登った。
しかし、再び傾斜が40度ぐらいになったところで、またしても転倒してしまった。
やはり10mぐらいずり落ちてしまい、ツボ足で登ろうとするも、アイスバーンが固く兼用靴を蹴り込んでも雪の中に入らない。
もっと強く蹴り込めば何とかなるとも思ったが、Tさんは僕の兼用靴が古いのを気にしている。プラスチックブーツの寿命は意外に短く、突然壊れてしまうことが多い。
ここで兼用靴を壊すわけにも行かないので、仕方なく、ここまでとする。
13:05 登山中止 標高2122m
落っこちている間にTさんとOさんは、ずっと先行してしまって見えない。Tさんに何度か電話するも繋がらない。
クトーとシールを外して滑走準備をする。冷たい風も出てきたので寒くなってきた。防寒性のないハードレイヤーを脱いで防寒性のあるアウターレイヤーに着替える。
行動食を取りながら待っていると、Oさんから電話がかかってきた。Tさんは携帯を車の中に置き忘れてきたのとのこと。まだ登りたいとのことでスキー滑降するときに連絡して欲しいとお願いする。
まだ、時間がありそうなので昼寝をしようとするが眠れない。
それではと、スキーを履いて階段登行を試みるも、1歩登っては1歩滑り落ちるという感じで登れない。表面の硬い雪が邪魔をしてアイスバーンにスキーのエッジが届かない。しかも、表面の硬い雪に力を加えると剥離してしまいずり落ちる。諦めて、元のテラスに戻る。
アイゼンを持ってくれば良かったと後悔する。忘れたわけではなく、持ってこなかった。アイゼンを使ってしか登れないような坂では、僕のスキーテクニックと体力では滑れないだろうと思ったからである。まだ左足前十字靭帯を切断してしまった怪我のトラウマもあるかもしれないし、その時は3ヶ月の重症と診断された。
14:41 Oさんからスキー格好すると連絡有り
僕が立っている場所は、尾根の中程に生えている大きな木の下のテラスのようになっている場所だが、 スキー滑降できる場所は尾根の左右にある。できれば陽の当たる右側を降りてきて欲しい。
見通しも悪く30mぐらい先しか見えない。右か左か賭けだが右側を中心に監視する。
斜度40度で距離30mはスキーでは一瞬で通り過ぎてしまう。しかも撮り直しは効かない。
AP15の電源を入れ、待機する。
キター!しかも右側である。
しかもである。Tさんは僕の思い通りのコースを滑り降りてくる。以心伝心とはこのことだ。
録画中に、ズーミングするとピントが外れてしまった。録画中はズーミングをしないことにする。
とは言え、狙い通りのシーンが撮れて満足。
3.4.スキー滑降
14:42 スキー滑降開始
AP15は、万が一の転倒から守るために、アウターレイヤーの中に入れる。胸の前となるがコンパクトなので気にならなかった。
斜度は40度近く、僕の滑走限界に近いが、アイスバーンの上に硬い新雪が乗っているのでスキーのエッジがよく聞き快適に滑れる。
登ってきた沢を滑るため、尾根の南側を滑り降りることにする。斜面は30度前後で広くしかも木と木の間隔が離れている。雪質は、日当たりの良い斜面なので腐っているが、それでも表面数センチのようで滑走しやすい方だ。
今度は、Oさんのスキー滑降がよく撮れた。
15:18 沢に入る
水の音は全くしないので沢はまだ凍っている。しかも、雪質も腐っておらず良い。
沢の中を滑る時は、凹んだところを避けて滑る。落とし穴があることが多いからである。
真ん中の最も低い部分を横断するときは、曲がったりせず真っ直ぐ滑る。ボーダーがハーフパイプを滑る要領に似ていて、登ってから曲がる。
雪を踏み抜いて落ちると厄介である。大抵、ドーム状になっていて這い上がるのが難しい。水が流れていると水圧で流されて這い上がることは不可能となる。従って、水の音が聞こえたら沢から出る必要がある。
15:30 安房道路の合流点 着
結局、沢から出ることなく安房道路に出た。ここで少し休憩する。
ここからは、ヘアピンカーブ手前のショートカット点まで、下り勾配がほとんどないのでクロスカントリーとなる。
ここから、AP15 をアウターレイヤーの中から出して、胸の前でウェアラブルカメラ風に動画を撮影した。しかし、レンズを上下にゴムで挟んで固定するベルトを無くしてしまったので、リュックの前ベルトを使用するも、カメラが前後に激しく動いたようで動画が見えづらいのでご了承ください。
16:07 ヘアピンカーブ・ショートカット点
ここから、再び、急勾配をスキーで滑降する。AP15はアウターレイヤーの中に格納する。
雪も腐っているし、木と木の間隔も狭く注意が必要である。しかも、降り口の藪がうるさい。
16:30 アカンダナ駐車場入口 着
無事、下山完了した。
平湯温泉の無料露天風呂で汗を流してから名古屋に帰りました。
激しいスポーツの後の温泉は本当に生き返るーという気がする。
3.5.森林限界を超えて撮影(写真のみ)
4月13日に焼岳に山スキーに行ってきました。季節外れの新雪で森林限界を超え気温も0度前後だったと思いますのでカメラにとっては厳しい状況だったと思います。
撮影した枚数は、連射したためか231枚でスペックをオーバーしました。しかも動画も撮影していますが、バッテリには余裕が十分ありました。動画は、5本で合計は236MBありました。
雪山でしかも森林限界を超えるとカメラにとって厳しい状況となります。
太陽光線は、雪面に反射しあらゆる方向からカメラに向かってきますので往々にして誤作動することがあります。過去には、PowerShot SX1ISを使用していたとき、太陽を画面の右上に入れるとオートフォーカスが狂いましたがAP15では狂いませんでした。
しかし、AP15では露出オーバー(0.3EV程度)傾向とホワイトバランスに?が付くケースがありましたが、画像処理ソフトで修正可能なレベルでした。
パノラマ撮影もしてみましたが、露出の不足が見られます。また、画像の一部(中央部)の結合に変な部分があります。この露出の過不足は、他のコンデジにもよく見られる現象です。
パノラマ撮影のコツ
カメラを右へ振る時、インジケーターが表示されるのを待って振ると成功率が高くなります。
連射撮影もテストしてみました。記録画素数が14Mにて1秒間平均で2枚でした。
この連射では、ホワイトバランスがアンバーに振れているような気がします。
撮影時刻は、午後3時まえですから日没までには4時間近くありますし、空気の透明度は高い日でした。
4.カメラの交換について
気づいた方がおられるかもしれませんが、写真に泡のようなものが常に写っていました。
カメラを交換していただき、ジェネラル・イメージング・ジャパン株式会社様並びにジグソー様には重ね重ね、ありがとうございます。
僕の推測ですが、最も奥かそれに近いレンズに泡が入っていると思われます。
理由
- ゴミですと、暗く映ります。PowerShotでゴミが入ったことがあり暗く写っていました。透明な感じで写っています。
- 絞り付近より全面にありますと結像しないと思います。また、レンズの前面から覗いても何も見えませんでした。
レンズに、泡が入ると言うのは良くあるようで、特にEDレンズは多いと言われています。 僕の友人がCanonの40万円のレンズを買ったところ肉眼で見える泡が入っていて落ち込んでいました。 社内基準に合格しているとの事で交換してもられなかったそうです。多分、レンズの前玉にあるので結像しないという判断でしょう。しかし、レンズに太陽光の直射光線が入る状況では問題になると思います。
5.まとめ
- シャッターを押した時のタイムラグが長め。
自分は、一眼レフを使用しているためか、ややタイムラグが長めな気がします。 - AFの合焦速度が遅い
スポーツシーンでは追随できないことがあるかもしれません。 - ズーム速度は、丁度良い
しかし、ズーミングするとピントが大きくボケる。ズームレンズの宿命かもしれませんが大きい方だと思います。 - 望遠端の420mm(35mm換算)では、動く被写体を捉えることが難しい
筐体が小さいがための宿命だと思います。もう少し、広角よりの方が使い安いと思います。例えば、35mm換算で24mm~300mm - バッテリが小さくて撮影可能枚数(170枚)が少ないのが気になります。 しかし、連射するとカタログ値をオーバーして撮影できることがあります。
自分は、一人で風景写真撮影旅行に行くと1日に300枚以上撮ることがあります。従って、予備のバッテリは必須でしょう。 - モードダイヤルの自動は、一般的にはプログラムモードと言われると思います。
- モードダイヤルのP(プログラムAE)は、一般的には絞り優先AEと言われると思います。 露出補正ボタンを押すことによって、絞りを2段階(開放/最小)ですが変更できます。できたら真ん中も欲しいようなきがします。
- 広角時の歪みは樽型で上下左右揃っていて良く補正されていると思います。
- 動画は、綺麗に撮れていて満足です。ステレオで録音されるのも良い。
- スリープに入るタイミングのシャッターONは、再押ししないとシャッターが切れない。
これは仕様となっているのでしょう。シャッターチャンスがスリープに入る時と重なることは意外に多いので再考していただきたいです。一定時間、OFFしてからONしないと復旧しないという仕様よりはましだと思います。(他のメーカーであり) - 連射性能は、記録画素数:14Mで平均2枚/秒でした。
- 雪山での撮影は、他の液晶と同様に見えづらくファインダーがないため難しいです。しかし、メニューが見えるのは意外でした。
- 雪山で森林限界を超えた場所での撮影では、露出の過不足(0.3EV程度)やホワイトバランスの狂いが見られました。但し、画像処理ソフトでの修正可能範囲でした。
要望点(提案)
-
電源ONで焦点距離は、28mm固定となっていますが、ユーザーが選択できるようになれば嬉しいです。例えば、28mm,35mm,50mm,・・・,電源OFFした時の焦点距離
特に電源OFFした時の焦点距離に戻したい時があります。それは、シャッターチャンス待ちの時間が長くスリープ時間を超えてしまう場合に、電源ONした時に電源OFFした時の焦点距離に自動で戻すことができれば、手間がかからないからです。 - 上記の10.と関連していますが、省電力には3通り(自動,普通,最大)ありますが、LCDを消灯するだけでオートパワーオフがないタイプがあれば良いと思います。シャッター押すとLCD点灯するより先にシャッターが切れればタイムラグはデジイチに迫ると思います。これは、三脚を使用していてシャッターチャンス待ちをしている時に使用します。
以上です。
今後も撮りたいテーマがありますので追加していきたいと思います。例によって予定は未定ですが...
余談ですが、MiniDVをヘルメットに装着して撮影しましたが全く写っていませんでした。
またしても操作ミスしたようです。まだ一度もヘルメットに装着して動画を撮れたことがない。
ホーリーさん
2013/11/09
従って、SDカードを取り出す必要が無くPCのネットワークドライブとして認識します。
最近のデジカメや携帯には当然の機能ですがマニュアルに記述されていませんでしたので追記します。