レビューメディア「ジグソー」

無印80PLUS電源と比べてどのぐらい消費電力が下がるのか?

念願の80PLUS PLATINUM認証電源です。

 箱の下に書いてある4つの項目は

・出力は650W

 ・650W継続定格出力

 ・効率は最大93%最低89%

 ・最大で25%電気代節約(どの電源と比べて?という疑問は置いておいて)

を表しています。

 

そのほかの特徴 

 ・120mm静音ファン

 ・工業グレードの7つの保護回路

過電流保護回路 (OCP)、 過電圧保護回路 (OVP)、不足電圧保護回路 (UVP)、 短絡回路保護 (SCP)、過電力保護回路 (OPP)、サージ・突入電流

保護(SIP)、無負荷定格速度運転(NLO)、低入力電圧保護 (BOP)

 ・日本メーカー製高耐久性コンデンサー

・電源コネクター種類

 - 1 x 24-ピン

 - 1 x 8(4+4)ピンATX12V / EPS12V

 - 2 x 8(6+2)ピンPCI-Eコネクター

 - 4 x Molex

 - 6 x SATA

 - 1 x Floppy

 ・重量  2Kg

 ・サイズです、実測値

出力は

+12V4系統各30Aですが合計576Wなので単純計算だと同時出力は合計48Aでしょうか?

ケーブルの長さは

 電源--50センチ--24ピン

 電源--60センチ--8(4+4)ピンATX12V / EPS12V

 他のケーブルは電源から最初のコネクターまで約50センチ、以降のコネクターは15センチ間隔で統一されているようです。

 

ケーブルの硬さは私が使用してきた電源の中では標準的でSeasonic SS-660KM SS-460FLに比べるとかなり柔らかく感じます、と言うかSeasonicが硬すぎるのか。 そんな訳で比較的取り回しはよいかな?と思います。

 

さて、実際に消費電力はどう変化するのか?気になるところです。

 比較対象の電源は ENERMAX ELT500AWT-ECO

 定格500w80PLUS 認証電源、最大効率86%と公証最大効率では7%の差です。

 いざワットチェッカーでPlus で検証です。

電源オフの時はどちらも0wでした。

 OCCT4.3.2最大値ではなんと20wも低下しました! 低下率で見ると一番下がったのはアイドルで約10.79%ですが、概ね1割前後の改善率です。

OCCTで12V電圧のグラフも見たかったんですがマザーボードの電圧を正常に読み取っていないのでやめました、なぜか8V台。 マザーボードメーカーのユーティリティでは正常に12Vになるので相性みたいなものかな。

今回のパーツ構成です、SOLOIIのレビューと一緒です。

でも、アイドル時で90wってチョット高い?HDD4台だからかな?ビデオカードもあるし。

 

まとめ

・電源一つで1割も省エネになるのはすごいですね。

 

・作動音は私の感覚では気になりません、十分静香なんじゃないかと。

 

・今後の製品への希望はやっぱりモジュラーケーブル化を希望、セミプラグイン(24ピン、8(4+4)ピンATX12V / EPS12V以外をプラグイン)に、なったらシンプルな構成にもスッキリ対応できるのでなお良かったな。

 

・比較的安価(1万円台前半)に購入できる80PLUS PLATINUM認証電源としてよい選択筋の1台だと思います。

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