今回紹介させて頂きますのはAntec社製の静音ケース「SOLOⅡ」です。上質な造りであり、落ち着いたデザインの為、部屋の雰囲気を壊すことがないです。
本製品の詳しいスペックに関してはリンクス様のページを利用させて頂きます。
http://www.links.co.jp/item/solo-ii/
外箱はこのようになっております。
ケースは布のようなもので包まれあり、発砲スチロールで固定されています。(他社とかは大抵ビニールです)
代理店シールはパッケージの正面から見て右の面に貼ってありますので注意です。
こちらがケース正面となっております。ギラギラしてなく、高級感があります。
特にスイッチボタンはシンプルで非常にクールです!!
こちらは電源スイッチの裏です。正直このケースで一番強度のないパーツだと思う。
是非とも使用の際はあまり強く押さないように心掛けてほしい。
ケース後部はこのようになっておりまして、リアファンのコントローラー(LowとHighの2段階)が付いてます。
サイドパネルは左側が手回しねじ、右側はドライバーで開けるようになっています。また手回しねじは外してもケースから外れないので無くす心配が無くて便利です。
こちらはケース上部で電源の排気になります。
そして本製品の売りの一つでもある「電源ユニットサポートバー」です!
こちらは取り外しが出来、アンテックの一部の簡易水冷のラジエーターも搭載出来るようです。電源を固定してるわけでもないので正直無くても良いんじゃないかな?と思いますが、これのおかげで電源ゾーンとの区別を付けれるので自分は気に入ってます。
また視覚的にも優れているこのユニットサポートバーはケースのフレーム強度の増加にも一役買っている。
また付属のリアのファンはTRUEQUIET120です。HighとLow 2段階のスピード調整が出来、Highの状態でも非常に静かです。ファンは最初からゴムで留めてあり、ケースが共振しにくく徹底した静音管理となっております。少々見た目は悪いですが、内部を見せるケースではないので良いかと思います。
付属のねじ類などはドライブの所に留めてあります。
光学ドライブの取り付け金具はケース下部に二つ分備え付けられていています。またこれを留めているプラスチックはテープ固定なので外せます。
CPUカットアウトは常識を覆す程の大きさですw フルタワーのカットアウトよりもでかいです。 ハイエンド空冷などが流行ってバックプレート交換が常識なのでこれは非常に有難いです。簡易水冷もバックプレート交換するのでこちらはお勧めできます。
また、このような窒息型ケースは吸音材にスポンジ状のような物を使っていたので敬遠してる方もいたのではないでしょうか?
本製品は二層構造の遮音パネルを採用してるらしく、高級感がありながら劣化の心配が少ないです。
また吸音材はケース上部にまで付いてるという徹底ぶりです。
こちらの丸枠を見て頂きたい。通常のケースだと爪がフレームなどを曲げてある物が多いのだが、本製品では別パーツを用いている。
そのおかげで、他のケースでは味わえないスムーズなサイドパネルの展開が出来、また歪みも出にくい。
こちらはフロントパネルと本体との接合部です。フロントパネルを外したい際はフロントパネルを上に持ち上げると取り外し出来ます。
またフロントパネルの蝶番にも金属パーツが使用されており、強度の高さが伺える。
ケース底面の足はゴム製となっており、振動が伝わりにくいです。ただし劣化する可能性があるので置くところは考えた方が良いと思います。
ケースのフロントパネルは左サイドパネルを開け、3本の爪を押すとこのようになります。
扉が邪魔な時は上に持ち上げると取れます。5.25インチベイには二つのドライブなどを埋め込む事が出来ます。前面にはファンフィルターがあるので定期的な清掃が容易に行うことができます。また上の方のファンフィルターの所を開けますと、
このようにHDDなどを取り付け出来るようになっております。
最大3個のHDDやSSDを搭載することが出来ます。
そして個人的に感動したのはHDDベイです。ほとんどのケースはHDDを横から挟んで留めるタイプで途中で折れるという事もあったのですが、このケースの場合直接ねじで締めるだけで良いので簡単でした。
ケーブルオーガナイズ
非常に使いやすいのでお勧めです。「ケーブル類をどこに隠せば良いの?」って方でもこれで長さを調節すれば隠さなくても配線が綺麗になります。
私は配線があまり得意ではないのですが、あまりごちゃごちゃならずに済みました。
またフルタワーのファントムと大きさを比較するとこんな感じです。
PCIブラケットは全部で7個あります。
またグラフィックボードの取り付けエリアは干渉するところが少ないケースの為、結構広いです。素人採寸だと40センチ程のスペースが確認できました。
ちなみに写真グラフィックボードはGTX650です。これぐらいのスペースがあれば、まず乗らないグラボはあまり無いと思われます。ミドルはもちろん、ハイエンドでも40越えはあまり見ませんので・・・
ここからは空冷時と水冷時の写真などを乗っけます。
空冷で使用していますのはサイズ社製の「KABUTO」を使用しました。わりかし、高さもあるクーラーでしたが干渉しませんでした。
空冷時
水冷時
ちなみにフルタワーで使った本格水冷パーツを移植してみました。
ミドルなのに250mlのリザーバーが入るとは正直驚いてしまいましたw
本製品はケース後部に水冷ポンプの取り出し穴が無いのでラジエーターを内部に入れるか、またはPCIブランケットの所を利用してホースを外に出すことになるかと思います。あまりこのケースを水冷で使う方は居ないと思うので心配の必要はないですが・・・。 また前面にラジエーターを付けるときは少々加工が必要になる可能性もあります。
ちなみに説明書は日本語でも書かれています。頑張れ日本という表記が嬉しいですねw
注意
ケースの仕様なのでしょうがないのだが、指紋が非常に目立つ素材である為、気になる人は手袋をして触れた方が良いです。
ケースのねじは締めすぎると塗装が剥げてしまうので要注意です。またドライブベイは2つしかなく予備が無いため、壊さないようお気を付け下さい。
また底面はゴムなので下にあるものが変色するおそれもあります。明るい色の机などの方は注意して下さい。
本製品を触ってAntecのケースの品質の高さに驚きました。いくつかのメーカーのケースを触っていますが、正直造りは一番良いと感じました。 付属のファンも交換する必要もないレベルで感動しました。このケースもミドルの割にとても大きく感じます。組むのも結構簡単だったので初めてパソコンを作るかたにもお勧めです。またケースには珍しく3年間保証まで付いてるので非常に安心できます。
この度はジグソープレミアムレビューに御選出頂き有難う御座います。
この様な機会を下さったzigsow様、そして株式会社リンクスインターナショナル様に心より感謝申し上げます。
3/15追記(未記入の分野があったので)
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