3月23日FANを追加したので一番下に追記しました
Antec SOLOIIです。
まずはスペックです(マニュアルより抜粋)。
特徴は1mm厚の硬質スチールと2層構造遮音パネルの静音ミドルタワーケースです。
代理店はリンクスインターナショナルで3年保証が付いています。
マニュアルは付属していなくて指定のアドレスからPDF版をダウンロードします。
ミドルタワーですが今回は横置きで使うことにしました、
SilverStone SST-LC20S-M
からケースの変更です。
ケースのサイズですが205(幅)×440(高さ)×470(奥行き)mmです、
実際の突起物含む計測値は
横置きに直すと440(幅)×205(高さ)×470(奥行き)mmと背の高い大柄なアンプ並です、そんな訳で今回は横置きで使うことにしました。
ちなみにSST-LC20S-M から見ると
幅+10mm 高さ+35mm 奥行き+40mm(横置き)のサイズアップです。
並べたり、重ねて比べるとこのぐらいの差になります。
ラックに載せるとこんな感じです、やっぱり高さがでかい!
このラックだと棚板を調整すると十分入ります、まぁ、今回はテーブルの下に置くんですけど(汗
フロントI/O用のコネクター、上からUSB3.0、USB2.0、オーディオI/O
フロントパネルは3箇所の爪で固定されています、開閉には上下の2箇所の爪を指で外側に引くと開きます。
オレンジ丸、黄色い矢印の部分にネジ類が固定されています。
実際にフロントパネルをはずす過程です。
3.5インチ内蔵ベイを開ける所まできたのでドライブベイの確認に行きます。
トレイはスライド脱着式で3台あり2.5インチドライブにも対応しています。
トレイとHDDの取り付けにはシリコンワッシャ?を介して行いHDDとネジはトレイに触れない構造になっています。
2台以下ならゴム?バンドで挟んで取り付けるユニークなサスペンションマウント方式での取り付けも可能です、この方式はマイクのショックマウントみたいで振動が伝わらない?
前面には吸気12センチFAN2個が取り付けれます(オプション)、そしてホコリ進入防止用にフィルターが付いています。
標準の排気12センチファンは「防振シリコングロメット」(黄色)で振動を吸収するようになっています。
ケース底面には5インチドライブベイ用のドライブレールが固定されています、なくすことが無いのはいいですね。 今回はすべて使用しました。
ドライブに付けるとこうなります。
私は逆さまに付けたい。
そこで、ドライブレールをずらしてみる事に。
上面から約4ミリ
内部でケースのフレームと干渉してこれ以上奥に入りません(汗
どうがんばっても無理、正規の取り付け位置だと底面から約7ミリ!
3ミリの差は大きいなぁ、希望としてはレールがドライブのセンターになる構造で逆さまで付けれると、おもいっきり個人的に嬉しい!イヤ、そんな失敗を防ぐためにこんな構造になっているのか?
サイドパネルです、写真は向かって左側、今回は天板ですがスチールとポリカーボネートを張り合わせた2層構造で遮音性能を高めています。
この2層構造パネルはサイドパネルとトップパネルの3面に使われています。 叩いた感じは「ボンボン」って感じで少し響きます、ANTEC NSK1300の三層構造のパネルは「コッコッ」って感じでまったく響かなかったのを考えるとチョット残念、でも剛性は高そうです。
この向かって左側のパネルだけ、ねじが脱落しない構造になっています、内部にはバネが仕込まれているようです。
SilverStone SST-LC20S-MはATXがぎりぎり入る感じでケーブルの取り回しも厳しかったんですが SOLOIIはケーブルオーガナイズでケーブルを3.5インチベイ横にまとめる事が出来マザーボード上がかなりスッキリ出来ます。
またメンテナンスホールが大きいですね、いろんなマザーボードに対応できそうです。
裏面配線ではないのにかなりスッキリ配線出来ました。
SST-LC20S-Mはビデオカードの6ピン電源コネクタがHDDと干渉していたのですが、そんな心配もありません。
CPUクーラーと天板との空間はSST-LC20S-Mが約1センチ、SOLOIIが約4センチと広くなりCPUの温度が低下するのを期待しました。
使用クーラーはサイズの「羅刹クーラー」で高さはFAN込みで13センチです、クーラーを選ぶ際の参考にしてください。
実際OCCT4.3.2で比較してみました、4コアのうち一番温度高いコアで比較しています。
CPUはCore i7 2600K 定格です。
まずは元のSST-LC20S-M
そして、SOLOIIです
9度も下がりました、SST-LC20S-Mは8センチファン吸気、排気それぞれ2個ずつの4個のファン、SOLOIIは12センチ排気ファンのみです。 しかし天板(サイドパネル)を外した場合は54度と大幅に下がるのを考えると吸気ファンを追加することでもう少し下がるか試してみたいですね。
作動音はファンが減ったのもあり静かになりました、その為かCPUクーラーの音が目立つようになりました(笑
吸気ファンが無いのでHDDの温度が高めになる傾向があります。
画像は32度から38度ですが4台とも40度台まで上がる事もあります、夏を考えると吸気FANの増設は必須かな。
設置はキャスターつきの板に、余っていたインシュレーターaudio-technica AT6091を置きその上にこのケースを横置きしました。
またケース自体にはシリコンゴムのインシュレーターが付いて制振と安定性を発揮します。
電源スイッチとHDDアクセスランプがほぼ真ん中にあり横置きでもバランスが取れていると思います。
そして電源オン!
まとめ、
・パネルもフレームも高剛性なので安心して横置きできます、また品質も高く今回の作業で、手に傷を付ける事もありませんでした。塗装もキレイでグッドです、ディスクトップとしても中々イイ!
・ディスクトップとして見ると、かなり大柄、ラックに入れる場合はラックを選びます。奥行き47センチの入るラックは今では小数かな?
・拡張性は3.5インチベイが3個とサイズの割りに少ない、脱着式の3.5インチベイがあると嬉しい。
・拡張スロットは7本分と普通ですが個人的には8本ほしい、マザーボードのピンヘッダーを生かしてなおかつ拡張性も出来るだけ犠牲にしないために。 スロットの並びが無理なら画像の赤枠の部分に1本~2本あってもいいかな。
・光学ドライブを逆さまにつけたいのでドライブレールの改良を希望したい(そんなイレギュラーな希望私だけ?)
・Linksで保守部材が購入できるので非常に安心。
最後に今回使用したパーツです。
もちろん電源は
ANTEC EA-650-PLATINUMです
3月23日追記
12センチ吸気FANを3.5インチシャドーベイの前に1個追加しました。
FANはサイズのGELID Silent12 です。このシリーズは、安くてそこそこ静かで私のとって定番です。
ケースにはFANの電源ケーブルを内部へ誘導する穴も用意されており、細かいところに気の利いたケースです。
FANを1個追加して、CPUの温度に変化があるのかOCCTでチェックしてみました。
この時期室温は灯油ストーブで管理しているのでほぼ一定で設定温度は16度です、就寝中と朝早く以外は夏よりも室温は安定してます。
ピーク温度は69度から65度へ4度ほど下がりました、効果は少なからずあると思います、しかしケース開放よりまだ11度高い・・・そのうちもう1個追加してみようかな。
そしてHDDです、CrystaDiskInfo の結果です。
FAN追加前
FAN追加後
Fanの風が直接当たる3台は-11度(G:)、-9度(F:X:)、-11度(E:)とさすがに大幅に下がりました。 5インチベイに入れたHDDは+1度と誤差の範囲だと思うので効果が大きいのが分かります、でもこちらのドライブにも何らかの冷却を考えたいと思います。
今回の追記終了
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