■ 外観は、MacBookと似て非なるデザイン

全体のカラーはグレーカラーで
色合い的にもよくあるノートパソコンカラーといった感じか。

液晶部分以外は、全体的にノングレアで指紋自体は付いてしまうが
傷などは付いても目立ちにくい素材を採用しているようだ。
キーボードはアイソレーション型で、キー自体はブラック。
これも指紋が目立ちにくいようである。キーボード自体にバックライト等はついておらず


LEDの派手な装飾も無い。シンプルなデザインである故
ノートパソコンの中でもトップクラスのオシャレさを持っているのでは無いであろうか?
ただレノボの配置が少し目立っている気がした。
個人的には、Lenovoの配置のところにideapadの文字を付けたら
よりデザイン的にもideapadブランドとしてもより映えたのではないだろうかと個人的に思う。
■ キーボード操作性は微妙。ThinkPadと非なるキー配置

キーボードはアイソレーション型と記述した通り
近年のノートブックに広く採用されているキーボードだ。
一つ一つのキーが独立しているといった形で大きな特徴は
キーの間の隙間があると言ったらわかりやすいだろうか。
実際にキーでタイピングをしていると気づくが
まずエンターキーの横に配置されたHome、End PgUp PgDnがそれぞれ邪魔で

エンターキーを押そうとした時にタイプミスしてしまうことが多々ある。
ノートパソコンやモバイルノートパソコンでそういった配置を行なっている機種は少なく
自分自身、そのキー配置のノートを触るのは初めてであった為
現在はなんとか慣れたものの、やはり不満点は残る。
BIOSの設定で変更は可能ではあるが、F1~F12キーが標準ではFnキーを押さないと反応せず
タイピング中にカナ変換しようとF7キーを押すと突然無線LAN切り替えボタンが反応し
Fキーをよく使う筆者にとっては正直邪魔としか言えなかった。
タイピングのタッチ感はそこまで悪くはない。
手に馴染むThinkPadとは大きく差があるが、安物デスクトップPC付属のキーボードよりかは
押し疲れやタイプエラーを起こすことは殆ど無い印象だ。
ファンクションキーを悪く言ったが、実際の機能はとても便利なものばかりだ
画面の明るさだけでなく音量調節、そして無線LAN切り替え、カメラ無効・・・・・
Fnキー自体は有用なので一度切り替えてしまえば特に問題は無いだろう。
キータッチ感自体は悪くはない。だが、一般ノートパソコンより更に変態配列だと思った。
13インチワイドなのでキー配置自体にゆとりがある恩恵だとは思うが、そこに無理して配置する必要は無いと思った。
個人的にもし、ウルトラブック続編が出てくるなら、タイピング品質は現行でもいいが
キー配置はThinkPadと似た配置をお願いしたい所だ。
■ ゆとりあるタッチパッド
外付けマウスを使うユーザーとタッチパッドを使うかで色々迷うところだが
これ自体はそこまでヘンテコな要素は踏まえていない。
ただちょっとおもしろいのは、ボタン部分もタッチパッドとして反応する所だ。
こんな見えない部分もこだわりがあるのはすごい事だが、本音を言うと少し使いづらい。
これも慣れという問題だが、いざ別製品に戻ると次が使いにくいということにはなりそうだ。
個人的にはマウスを使って行った方がいいなとは思った。
■ ノートパソコンにしては優秀なスピーカー

ドルビーホームシアター V4が搭載されており、スピーカーからもワイドで立体感ある
音楽や映画を楽しめるという機能とのことだ。ideapadらしい機能だと思う。
実際に聞いてみると低音自体はやはりスカスカなのは仕方ないが
高音が投げやりじゃなく、しっかりバランスの良い広がり方で音が出る。
Windows起動音も安物の液晶スピーカーやテレビとはまた違う考えられた音が出る辺り
しっかり作りこまれているなと思う印象だ。
また、一見どこにもスピーカーが見えないなと思えば液晶ヒンジ部にあるとのことだ。
面白いですね。
■ 最新超電圧CPUを採用。

IvyBridgeは22nmトライゲートトランジスタを採用したCPUファミリーで
とにかく省電力、高性能という世間で求められているCPU事情を大いに巻き取った存在。
その実態もかなり高いであろう
基本的なネット巡回やWEBゲームを嗜むレベルであれば最新CPU
大差無い。というより違いを見つけれない状態だ。
TDP17Wということで、嘗て世間を震撼させた
PentiumDより、数分の1のTDPという奇跡。
それでいて同じデュアルコアでありながら性能差は段違いという。
時代の進化というものはとてつもなく恐ろしいものなんだなと実感する瞬間でもある。
■ 3D性能はお世辞にもいいとは言えない。あくまでも一般向け
Intel HD Graphics 4000をCPUに内蔵したモデルなので
実際にゲーム等はもちろん、様々なグラフィック用途で力を見せる製品だが
超低電圧CPUを内蔵している故、実際のグラフィック性能はあまり高いとは言えない。
消費電力から見れば間違い無く優秀以外の言葉は無いが
ヘビーゲーマーもライトゲーマーもこの製品を選ぶことは無いだろう。
PSO2等といった比較的軽い動作で可能な製品でも設定を落とせば遊べるが
それならもっと高性能な製品にした方が好かったりもする。
モバイルノート業界でHD 4000の性能は使いこなすには弱く
使うつもりがなければオーバースペックだったりと悩ましい立ち位置にいる。
それでもTDPは17Wで内蔵だから何一つ文句は無いだろう。
■液晶は発色自体は優秀。左右の視野角は悪くない。上下は最悪。


液晶はよくあるグレアパネルで綺麗な発色関係なく高級感がある。
左右からの覗きこみも悪くない。ただし真上から見たりすると随分と見づらくなる。
まぁそんな特殊な使い方をする人はいないだろうし液晶に関してはそこまで悪くないだろう。
ただし、青みが少し強い印象だ。また、竪縞っぽい印象もあったり、
品質自体は高級ノートブックから比較すれば大きく差がついてしまっているだろう。
色が何より大事なカラーデザイナーやグラフィックデザイナーにはオススメできない。
■ LEDのバックライトのお陰で省電力も有効

LEDバックライトの調節機能で最小だととても暗くなる。
最大にすればかなり明るくなるのでバックライトは良くできているの人言だ。
■ SSDとHDDのハイブリッドで早く、大容量。
最近では512GBのSSDが3万を切っているぐらいSSDがの値下げが著しいPC事情だが
まだまだ低価格のノートパソコンに採用するには高すぎる。
SSDが32GBでHDDが500GBのこのPCは、SSDがの速度の恩恵を受けながら大容量の
データストレージを使うことが出来る素晴らしい製品だ。
HDD自体もとても静音で、よくあるカリカリ音等は殆ど無い。
これはかなり高評価としか言えないであろう。
■ モバイルノートとしては重い。軽く持ち運ぶ向け。

重量は1.6kgで13インチ液晶のモデルなので、12インチモバイルノートよりかは
やや大きい。だが、ウルトラブックの利点である薄さという点が
果たして持ち運びに便利かどうか確認してみたい。

実際に持ってみると少し重いのが本音だ。
我が家のノートパソコン最軽量はCF-T5で
これは12インチで1.2KG程度しかない。
性能自体や液晶が古いので常用するにはややキツイが
外出先の文章管理や軽いネットサーフィンや音楽鑑賞であれば十分現役だ。

使用用途としては学校と家で両用したい方や
カフェでの会議や、仕事の資料作成等ならかなり良い感じではあるが
長期出張のために持ち運ぶ…だったり、長期取材の為に持ち運ぶ
長期旅行…等ではかなり重さやバッテリー持ちに影響が出てくるだろう。
■ バッテリーは大体3時間あたりの持ち

コンセントが多い場所で持ち運ぶならACアダプタを持ち運べばそれで充分だが
旅行だったり、長時間の作業用で使うにはバッテリーはやや弱い。
ウルトラブック故、ロングバッテリーを装着できないのはとても大きい。
薄さの代償の為にバッテリーを非力にするのはすごく悩ましいものだ。
■ メモリは4GBで増設不可能

これは少しイラストレーターを目指す当方にとっては厳しいの人言だ
個人的に8GBは欲しかったりする。だが4GBを二枚構成にすると発熱量も大きく影響するし
8GB一枚だけだと逆にコストが上がったりする。
せめてメモリ交換ぐらいは容易にしてくれると有りがたかった。
■ メンテナンス性はThinkPadの足元にも及ばない

PCを長期で使う上で大事なのはメンテナンス性。
まぁ簡単に言えば内部アクセス出来るかどうかだったりするが
裏面を見る限りネジ穴が見当たらない。一般ユーザーから見れば
増設不可能で何もできないで済ませれるが
ちょっとPCを齧ったユーザーなら、メモリを自分で増設したり
内蔵SSDを変えたりしたいものだ。更に中のファンのホコリを取り除いたり
不要な内蔵I/Oを取り外したりしたいものだが…それもできないのは少し不満だ。
ただし高速ファン回転機能があり、それを使えばホコリを取り出したりする機能は
OSから使用出来るみたいだ。どれほどの効果かはまだ分からないが
一応配慮はしているみたいだ。
だが、パーツをネジ一本単位から取り寄せでき、内部のアクセス方法を
明瞭にWEB上にUPしているThinkPadから見ると少々残念だ。
せめてメモリ交換ぐらいは出来たら個人的にはすごく有りがたかった。
■ I/Oは必要にして充分。

HDMIポートやUSBは3基(内3・0は2つ)
SDカードやマイクヘッドホンジャック、有線LANと
これ以上を求めるのはタブーでは無いだろうか
有線LANはGIGABIT非対応だが、ウルトラブックをウルトラサーバーにするつもりでないなら
普通にネット動画やゲームを楽しむレベルでなら特に問題無いだろう。
■ 無線LANは相性が大きい。製品によれば受信難
当初不良かと思った無線LANであったが、アクセスポイント次第では通常の
アクセススピードに復帰するので、相性であると考えられる。
我が家のNEC製の無線LANルーターからだと実行速度が12K毎秒という
2G時代の携帯電話並の遅さを実現していた。
だが、外のWifiスポットで使えば問題なかったりと…あまり無線LANに評価はしきれない所だ
基本的にすべての無線LANにきちんと繋げてほしいものではあるが。
■ Bluetoothの優秀さはやはり大きい
Bluetoothも内蔵しており、HDMIポートに繋いで外付けキーボードで
大画面作業が出来るのは個人的にありがたい。
こういったBluetoothを内蔵している製品は廉価PCには無かったりするので
中価格帯に位置する当製品の基本性能の良さは評価出来る。
■ 消費電力の低さはもはや芸術。
性能は数年前のハイエンドPCと並ぶか超すぐらいのポテンシャルを秘めており
それでいて消費電力は圧倒的に低いのだ。
アイドルで10W以下は当たり前の消費電力の低さは恐ろしい。
そしてピークでも30Wを行く事はない。それもまた恐ろしい。
HDMIポートを利用すれば、エコデスクトップPCとしても使えたりする。
ウルトラブックの利点である、省電力で高性能。。。
薄さよりこの点を推しだしたほうが、世間的に評価が集まるのでは無いだろうか…。
■ 総評

プロクリエイターやプロユーズを大きく視野に入れる人にははっきり言ってオススメできない
ただし、エントリーユーザーや特にゲームなどもしないユーザーならこの製品は
素晴らしい選択に入るだろう。
まず性能はゲーム以外で見ればかなり強い。
エクセルや年賀状作成やちょっとした動画編集等なら何も不満は出ないだろう。
持ち運びもやや重くバッテリーは長時間向けではないが使えないわけではない。
言うなればライトユーザーなら何一つ文句が出ないノートパソコンだろう。
普通のウルトラブックと言ったらそこまでだが、それ以上もいらない存在だったりする。
変に高性能グラフィックを取り付けてバッテリー食いなノートにするよりかは
ベーシックな性能にした方がコストも抑えられ、顧客も購入しやすいだろう。
重箱の隅をつつくようなことをひたすら続ければこの製品も粕がボロボロと出てくるが
実際使う面で特に不満は出にくかったりする。
長時間使用、なおかつ、軽量でロングランを求めるならレッツノート一択
頑丈さやキーボード品質、そして持ち運び拡張性ならThinkPad
そういった感じでそれぞれの役割というものが存在する。
このパソコンはやはりプライベートでPCを使う方におすすめ出来ると私は思う。
レビューウルトラブック完了しました。
よろしければ御覧くださいませ。。。
限界を振り絞ってオサレに撮影しました。
■ レビュー関連リンク
notokenさん
2012/09/30
軽くて薄いくて電池持ちがいいのはモバイル用途にありがたいですよね。