2014.3.4　DIGクリエイティブアワードのサイト閉鎖に伴い、このレビューで描かせて頂いた漫画の方をpixivに再掲載いたしました。
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=42010279

DIGクリエイティブアワードのシステムを使って応募する過程をレビューさせて頂きます。
使用機材は主に「クリエイターデビューセット with Ultrabook(TM)」の

を使用し、諸事情により自作PCにより制作させて頂きました。

自作PCスペック-------------------------------

• CPU：Core i5 3570K
• マザボ：ASRock Z77 Extreme6
• メモリ：CORSAIR　CML16GX3M2A1600C10×2＝32GB
• SSD：Samsung SSD 830 512GB

詳細はこちらをごらんください

まずはDIGサイトで他の方の描かれた漫画を読んでみました。

DIGクリエイティブアワード2012

当初1ページに2本の4コマ漫画を投稿しようと思ったのですが、サイトの構成や、画面サイズに依存する感じでしたので、方向転換し、1ページ漫画にすることにしました。
また文字もかなり大きめじゃないと読みづらい印象でしたので、作画の際に気をつけることにしました。
（やはり拡大せずにそのまま読めることが一番かと感じたので）
さらにWeb漫画の良いところはさっくりと読めるところだと思ったので、10ページ位の簡単に読めるものにしました。

決めたことその1　『1ページ漫画にする。1つの章は10ページ位で』

次に創作のネタだしです。エッセイ系ですとzigsowで描いているものとあまり変わらないと思ったので、エッセイ系以外でいくかと思い悩みました。
シリアスを描ける性質ではないので、どうしようか悩んだ結果、旦那の意見も聞いてみると……

「剣と魔法の冒険ファンタジー」

との、まさかの無茶ぶり。その方向でネタだしを行い、私らしい「剣と魔法の冒険（？）ファンタジー（？？）」となりました。

決めたことその2　『私らしい、剣と魔法の冒険ファンタジー（なのか？）』

描いている途中で旦那に「どうせ」、妙な漫画なんでしょ？」と言われました。その通りです。

そんなこんなで描く内容は決まりました。

漫画の方はComicStudioの方を使用して描いていきました。
前回のレビューと違うのは、各キャラクターの使用トーンを最初に決めてしまって、レイヤーにきちんと登録したことでしょうか。

レイヤー構成

決めるのに時間はかかるのですが、私は鳥頭なので「あれ、このキャラってどの濃度の髪色だっけか！？」とすぐ忘れるので、きちんと取っておけば一安心です。
（トーンの線数はギャグ顔の時などでかえるのですが、濃度はあまり変えずに使用したいので。）

せっかくですので、創作活動応援サイトCLIPの「素材をさがす」から素材をダウンロードして使用してみました。
こちらの背景は、素材をさがすからDLした素材とComicStudioのトーンを組み合わせて作ってみました。山の輪郭だけ手書きです。窓枠も素材です。
（作者の皆さまありがとうございました）

こんな感じに仕上がった

時間があるときは背景もちゃんと描くのですが、今回はせっかくですので素材を使ってみました。便利です。
こういった素材を提供してくださる方が多いのも、コミスタ・クリスタのメリットだと思います。

それでは作品も仕上がりましたので、実際にDIGクリエイティブアワードに作品を投稿してみたいと思います。

DIGクリエイティブアワードサイト

まずサイトにアクセスすると上記の画面が開きます。
1680幅のモニターでは、初見では小説と新規登録の作品しか見ることができなかったのですが、

青い枠の中の「すべての作品を見る」をクリックすると、横に隠れていたコミックなどの作品一覧を見ることができます。

コミックを見ることができる

それでは「作家登録」をしてみたいと思います。DIGサイトの中央よりやや左に、エントリーはこちらとりますので、そちらを押して作家登録をします。

登録済みの場合はログイン画面になります

こちらの作家登録なのですが、作品を投稿する人はもちろん作家登録する必要があるのですが、登録作家の作品への投票や作者へのファンレター（ただし一方的なもので返信はできない）や、作品の推薦文の寄稿なども「作家登録」をしなければできない仕様となっておりますので、見る方も「作家登録」をした方が楽しめるかもしれません。

新規作家登録ボタンを押しますと

こちらのカードが表示されますので、記入し、次の画面で簡単なアンケートに答えると作家登録終了です。

作家登録が終わると

このような作家専用の「書斎」の画面が現れます。
ここからプロフィールの修正や、他の作家さんの作品のしおりへのアクセスなど色々なことが可能です。
もちろん、作品の投稿もこちらの画面から行います。

書斎の真ん中にある「新しい本をつくる」をクリックすることで本の制作がはじまります。
まずは本のタイプを選択します。

左が小説・真ん中がコラボ・右がコミック用

今回は漫画ですので、一番右のコミック用を選択します（青い枠のものです）
次に本のタイトルや装丁を決めます。

本の内容紹介というのは、本を開いた後に目次の横に表示されるものです。
本自体の表紙は、「装丁のデザイン」の「PC内から選択」か「コラボ素材から選択」を選ぶことで、画像を挿入することが可能です。
ただし、本のタイトルや作者名は一定の位置に白枠の中に表示されますので、表紙のデザインに縛りができてしまいます。
せめてタイトルや作家名の横書きができたらよかったのに…と思うと少々残念です。

右側の「紹介画像～」というのが、先ほどの本の紹介内容の画像が入る部分です

次の画面で章のタイトルを必ず入力しなければなりません。
それが終了しますとあとは、漫画作品の画像を挿入していくだけです。

入れたいページをクリックして画像をアップしていきます。
そして、画像下の「この章を公開する」をクリックすれば、サイトに作品をアップすることが可能です。

いったん本を制作すると、書斎の画面からその本を選べるようになります。

本をクリックすることで執筆の再開などができます。

そして完成。（こんな表紙です↓）

•  「はじまりの村」 manya嫁

 ↑クリックすると作品に飛びます。いきなり開きますのでご注意を。

表紙も見たい方はDIGクリエイティブアワードのトップから探して頂ければ幸いです。

（後システムがFLASHなのでスマホでの閲覧は厳しいかも･･･）

よろしければ感想など頂ければ幸いです。

※近日公開予定
（推薦文とかそういうのを紹介する予定です。なにせまだ推薦文とかもらえていないので、もらえたら追記予定）

投稿はとても簡単ですが、サイトの使い勝手が少々個性的ですので、閲覧が戸惑うかもしれません。
また投稿した作品への直接のURLですが、twitterとFacebookのボタンを押さないと確認することができないのは不便だと思いました。

またサイト自体をFLASH PLAYERを使用して作ってありますので、iPhoneやiPodでは閲覧ができません。
ちょっとこれは・・・せっかくの企画なのにもったいないなーと思いました。

コラボ企画も、写真を投稿して誰かの小説の表紙や挿絵に使ってもらえたりと面白いので、絵が描けなくてもコラボ企画で参加してみると楽しいかもしれません。

ちなみにこちらが私の投稿した作品となります。
作家登録して投票とかファンレター（苦笑）とか、推薦文など送って頂けると、レビューの追加ネタができるのでありがたいです。
それでは。