<2012年09月4日 追記1> 宿題を二つ完了しました。
<2015年03月07日 27インチ液晶LCD-272CGBRとつなぐ>
アイ・オー・データさんの「地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンチューナー・レコーダー “HVT-BCT300L”」をレビューさせて頂きます。
PC98時代から今もずっとユーザーのために高品質で激安でお世話になりっぱなし!
ありがとうございます。感無量でございます。
そして、グレートなSNSでユーザーにデジモノの面白さ、辛さ?を公開させてくれるZigsowさんに、ココロから感謝!します。
1.私の家にはテレビがない!“HVT-BCT300L”で夢かなっちゃう!
「テレビもエアコンもないけれど、私は元気です」という自虐ネタが売りだったのですが、本心を言うと「テレビ見たかったっす!」
この地デジチューナー“HVT-BCT300L”によって、うちのブラウン管だぜ=CRTで夢かなっちゃう?
01HVT-BCT300L_004本体概観.jpg
・他の地デジチューナーとの大きな違い、そして意義
昔のテレビって、今の地デジチューナー搭載していないんです。
アナログチューナーなので、地デジチューナーを接続する必要があります。
さらに、アナログテレビすらねーよっていう人もいると思いますね。
パソコン用ディスプレイに地デジチューナーつながらないかなぁ…
そんな私みたいな人に、“HVT-BCT300L”は夢と希望を与えちゃう。
“HVT-BCT300L”は、普通の地デジチューナーとは違って、パソコン用ディスプレイにつながるのです!
この意義はとても大きいんですよ。
・CRTとの接続は「MA-D2A」でOK!
「MA-D2A」という接続ケーブルを別途用意すれば、D端子からアナログD-SUB15Pin接続ができます。
http://www.iodata.jp/product/av/tuner/ma-d2a/
01HVT-BCT300L_004MA-D2A.jpg
・液晶ディスプレイはHDMI接続でOK!
HDMI端子があるので、私みたいなCRTユーザーじゃなくても、もちろん大丈夫!わはは。
(余談)液晶ディスプレイではない理由
CRTに思い入れが強すぎるだけです。
本当は知ってます。
今は画質が良くなって、動画性能も高くなって、薄くて軽いってことを。
2.地デジチューナーとCRT、外付けHDDをつなぐ。TVが映った!
・CRTとの接続「楽ちんな設定」
レビューで急いでいたこともあり、お金がないことはナイショということもあり、アプコンでCRT「T962」に接続。
普通の人はアプコン買うほうが絶対高いし、場所もとって邪魔だし、絶対に「MA-D2A」を購入しましょう。
HVT-VCT300Lをコンポジット接続でアプコンと接続し、アプコンのD-SUBでCRTに接続。
BCASカードを挿入して電源ONすると「映ったー!」
「簡単設定メニュー」が最初に起動。
住んでいる地域の設定を郵便番号で出来るのは驚きました。
チャンネル設定もすぐに終わって楽ちん。
こういったことは、誰にでもおすすめできる最強のポイントです。
親切なインターフェースでないと躓く人も多いはず、良かった良かった。
・そしてテレビが映った!
感涙のあまり画面が滲む?かと思いきや、地デジのおかげでくっきりはっきりだ。
こんなに簡単にいくとは。
なんかトラブルがあるのが私のお約束事かと思いきや、10分でここまで完了!早い。
・USBハードディスクを接続「単体でHDDが初期化できて簡単」
USB3.0HDDケースを使用して、SATA-HDD160GBを外付け化しています。
それをつなぎますが、これまた簡単設定。
HVT-BCT300Lは単体でHDDを初期化してくれるのですげー楽です。
PCで初期化しないで良いのはありがたいです。
160GBということもあり、2分くらいで完了しました。超早いです。
02HVT-BCT300L_005HDD接続して設定.jpg
3.視聴と録画の感想は「サイクォー!!」
・リモコンの使用感覚は抜群に良い
すべての操作がこれでできるので、本体に手を伸ばさずに楽ちんです。
メニューからHDDの操作や、何やら嬉しい機能の名前がいっぱい!
フフーフ、素晴らしいですな。
03HVT-BCT300L_005録画.jpg
・チャンネル切り替え
早いです。ストレス全くありません。
良い感じでおもしろ番組探せます。
私はスグにTokyoMXテレビを探してロックオン。
ヨルムンガンドを見る「フフーフ、素晴らしい!」。
10月からやる第二期もこの地デジチューナーで見られると思うと感無量。
・素晴らしい画質
まったくもって素晴らしいの一言、文字潰れもなくとても見やすいです。
F1なんか文字情報多いから、いいでしょうねって、あ!F1今年は地上波やらないんだった…
番組情報をイッパツで出してくれるので、見たい番組検索&チャンネル切り替えが便利です。
・録画と再生
「情報ボタン」を押して、「赤いボタン」を押せば録画画面が出ます。
そこで「決定ボタン」を押せば即開始。
マニュアルにも丁寧に書かれていてわかり易かったです。
予約録画は「番組情報」出してそこから選ぶだけ。
「連ドラ予約も可能ってことは、毎週のアニメも予約できちゃうじゃない!」
ここまで操作だけなら20分未満。
ヨルムンガンド見る時間よりも短い!
ああ、こんなにスムーズで大丈夫???と不安になるくらいです。
4.USBハードディスク接続のうれしいスゴイ機能と注意点
・すげー機能を紹介!!
スタンバイ状態時のUSB電源供給を、ユーザーがON、OFFできる。
電源連動型のUSBハードディスクを使用している人は、この機能でUSBハードディスクを自動オフ出来るんですよ。
ああ、連動型の外付ケースを買って良かった。
04HVT-BCT300L_005スタンバイ状態設定.JPG
・USBハードディスクに録画したテレビ番組の視聴
USBハードディスクに録画したテレビ番組は、Windows7からは視聴できないようです。
しかし、DTCP-IP対応機器からなら見られるとのことです。
ここらへんもマニュアルに詳細がわかりやすく記載されているので、初心者でも簡単に操作できると思います。
(宿題)
DTCP-IPクライアントソフトをパソコンにインストールすると、パソコンから見られるようになる事が分かりました。
DTCP-IPクライアントソフトを購入して後日試します。
・コンテンツを移動、DVD-R化できるかどうか
DTCP-IP対応ネットワークハードディスクや、レコーダーに「コピーとムーブ」両対応だそうです。
残念なことに私は試せませんでしたが、他の人には重宝する機能だと思います。
もしくは下記のアイ・オー・データ製ドライブがあれば、ネットワーク経由でブルーレイorDVD化出来るとのこと。
ネットワークダビング対応外付型ブルーレイドライブ
⇒「BRD-U8DM」
ネットワークダビング対応外付型DVDドライブ
⇒「DVR-U24DM」
上記製品があれば一切家電は要らないので、外付けドライブを購入しようと検討している人はネットワークダビング対応ドライブにしたほうがいいと思います。
・USBハードディスク内のコンテンツ再生
ここで初めてちょっと戸惑いました。
このHVT-BCT300Lは、「地デジ録画ハードディスク」と「コンテンツ収納ハードディスク」をわけないといけないのです。
最初、録画ムービーと自分の持っているコンテンツムービーは、同じハードディスクに収納できると思っていました。
コピープロテクションの問題だと思われますが、地デジ録画番組と個人のコンテンツは、物理的に別のハードディスクに分けないといけません。
ちょっと考えれば当然のことで、やっぱり私は浅はかでしたー
肝心のメディアフォーマットは多岐にわたってサポート。
mp4もWMVも3000Kbpsという高ビットレートでも再生はヌルヌル。
5.メディアサーバー機能
HVT-BCT300Lには、DLNAサーバー機能があります。
この機能を使用すると、DLNAクライアント機器でHVT-BCT300Lに接続されたHDDの中にあるコンテンツを再生することができます。
この機能が欲しくてメディアプレイヤーを購入していた人、これから購入しようとしている人は多いはず。
このHVT-BCT300Lを購入すれば、地デジも見られて録画もできて、メディアプレイヤーにもなるんですよ。
05HVT-BCT300L_007メディアサーバー機能.jpg
「メディアサーバー設定」で「公開」を選択するだけ。
あとは、DLNA対応ソフトでコンテンツを再生できます。
Windows Media Player12はDLNA対応なので、「その他のライブラリ」から「HVT-BCT300-EXT-xxxxx」を選択すればOK。
接続したHDDの中のコンテンツをWindows Media Player12で再生できます。
ひとつ注意点としてメディアサーバー機能を使う場合、PCにHDDを接続してコンテンツをコピーする必要がある
HVT-BCT300LにつないだUSBハードディスクに、自分のコンテンツをパソコンからLAN経由でコピーすることは出来ない。
NAS(ネットワーク接続ストレージ)のような機能はありません。
なので、HVT-BCT300LからHDDを抜いて、PCにつないでコピーを行なってください。
6.HVT-BCT300Lのメディア再生能力を実際にチェック!
・WMP12でパソコン内のコンテンツを視聴する
HVT-BCT300LからPC内のコンテンツを再生可能かどうかチェック
DLNAに対応しているので、Windows Media Player12のDLNAサーバー機能を使用する。
(HVT-BCT300Lは100Mbps有線LAN対応なので、100Mbpsでのやり取りです。)
06HVT-BCT300L_000メディア再生能力1.jpg
a.WMV:3000Kbps → OK!
b.mp4:3000Kbps、メインプロファイル、LV3.0 → OK!
高ビットレートでもぬるぬるさくさく。
WMP12のDLNAサーバー機能を使用した場合、下記の動画フォーマットに対応しているとのことです。
WMV9(VC-1)、Mpeg-1、Mpeg-2、Mpeg-4ASP、H.264MPEG-4AVC、XVID
・なんと、再生スピードをマルチに変速できる!!
2倍速、4倍速、8倍速、20倍速、50倍速、100倍速で早送り再生、巻き戻し再生できます!!
30秒スキップもできる! この機能は欲しかった!!
多倍速から瞬時に見たいところで標準再生に戻れる。
自分のライブラリーは自分で作ったムービーしかないんですが、WMVとmp4は確実にできました。
06HVT-BCT300L_000メディア再生能力2.jpg
WMVはWMV9コーデック、mp4はメインプロファイル、LV3.0です。
多倍速機能だけでも世界中で欲しいと思う人はいると思います。
これ、世界最強のPC用メディアプレイヤーなんじゃないかな。
制作しているアニメーションで、ユーザーの要望としてmpeg2形式でお願いしますという人が多いんです。
理由は、早送りや巻戻しがPCで出来ないというものでした。
そのため、WMVやmp4を敬遠していた人が多かったんですが、HVT-BCT300Lで円満、解決できちゃう。
マジで、オススメです。
・HVT-BCT300LにつながったUSBハードディスク内のコンテンツはパソコンで視聴可能
前述のとおり、HVT-BCT300LにはDLNAサーバー機能もあります。
HVT-BCT300Lにつながった外付けハードディスク内のコンテンツは、ネットワーク=LAN経由でパソコンで再生できます。
HVT-BCT300LからPC内のコンテンツが見られるし、その逆=パソコンからHVT-BCT300Lのコンテンツが見られる。
この相互関係は便利。
・SDHCカードのjpgを出力表示できる
見事にjpgを出力表示できました。
その際に、300枚程度のjpgファイルの入っているSDHCカードを、くるくるウィジェットのようにスムーズに表示してくれるのです。
リモコンの矢印を押すと、画面右から左に流れるようにサムネイルが移動してくれるので大変に、目的の画像を探すのが早く楽です。
ちなみに10秒もあれば100枚以上のサムネイルを表示させることができるので、この機能だけでも買いだと思います。
そして、スライドショーもできるので、フォトスタンドに出来ますね。
(宿題)
私は、映像・音声入出力機能を持つ7インチ液晶のDVDプレイヤーを持っているので、早速使おうと考えました。
・AVCHDカメラプレイヤーでダイレクトにTV出力できる
USB接続でAVCHDカメラ内の撮影した画像・動画をTV出力できる機能です。
この機能がすごいのは、カメラ内の画像・動画をUSBハードディスクに保存できることです。
カメラをいちいち起動しなくても、HDDに貯めることができるし、前述のメディアサーバー機能を使用すればLAN内機器から自由に見られます。
7.シャープAQUOS Phone SH-12Cとのスマートファミリンク接続
HDMI出力端子を持たない私のCRTに、無線LAN経由で映像を出力できます。
スマートファミリンクというのは、SHARP製スマートフォン「AQUOS Phone」シリーズで再生する動画・画像をテレビ出力できる機能です。
無線LANを使用してAQUOS Phone SH-12Cでムービー再生します。
AQUOSフォンのスマートファミリンクを起動し、その際に出力先をHVT-BCT300Lにする。
見事に動画、画像を出力再生でき…ませんでした。
ここまでスムーズに進んでいたのですがつまずきました。
何日も試したのですが、どうにも進みません。
友人のTVのほうのAQUOSで試します。
AQUOS Phoneを持っている人は、撮りためたデジカメ写真やムービーをTVに出力したいなとおもっていたんじゃないでしょうか。
そうしたニーズにピッタリです。
無線LAN経由で、スマートフォンからHVT-BCT300Lのコンテンツを見られるし、HVT-BCT300Lを使用してスマートフォンの中のコンテンツを再生することが出来る。
機能は全く死角がありません。
(宿題)
スマートファミリンクをまずはなんとか頑張って使用できるようにする。
さらにスマートフォンのビデオストアやHulu映像を、HVT-BCT300LでTV出力できるかどうか。
これを継続して宿題にします。
できたら毎月1000円未満の映画・ドラマ見放題セットトップボックスの誕生!
やだ、ドラマなんて見たらリア充ちゃんになっちゃうじゃない!
びっくりすることに、私のAQUOS PHONE「SH-12C」がHVT-BCT300Lに対応していないことが判明しました。
これは、スマートファミリンクの仕様が2種類あるためだと思われます。
初期のスマートファミリンクと後期のそれは、仕様が異なります。
正確な表記としては「スマートジャンプ」とした方が正しいでしょう。
スマートファミリンクの機能にカテゴライズされているのですが、スマートファミリンクというのは総称で、「スマートジャンプ」アプリを使用出来ると考えたほうが良いです。
そこでAndroidアプリで有名なSkiftaとTwonkyを試してDLNA送信を試みましたが、HVT-BCT300Lを経由してTV出力できませんでした。
おそらく、iPhoneとWindows Media Player12との連携のみと思っていたほうが無難だと思います。
8.TSUTAYA TVレンタル(ストリーミング)で映画を見られる!
テレビが見られて、録画もできる。スマートフォンやパソコンと連携までできてさらにまだ、とっておきの機能があります。
TSUTAYAの映画ストリーミング再生に対応しているんです。
SD画質で旧作300円~/48時間、ストリーミングなのですぐに見られる。
Huluに比べてTSUTAYA TVレンタルが優れているのは、見たいタイトルの数が多いことです。
Huluにはアニメが全くありませぬー
この機能のお陰で、病気でリハビリ中の家族にジャッキー主演映画を見せてあげる事ができますー
(宿題)
まだこれも実際に試せなかったのでがんばって使用します。
9.ファイル共有機能でパソコンにアクセス!
MacやDLNA非対応NASとつながる「Windowsファイル共有機能」に対応しています。
この機能がとても強力なので、ぜひ使用していただきたい。
再生できるファイルであれば、HVT-BCT300Lを使用して直接共有フォルダー内のメディアファイルをTV出力出来るんです。
こうした機能は他のメディアプレイヤーにはないものです。
地デジチューナーとしてだけではなく、メディアプレイヤーとしても最強のものといえるんじゃないでしょうか。
(宿題)
何がダメなのか、ファイル共有ができませんでした。
私の設定がダメっぽいので、もっと試行錯誤します。
これはアイ・オー・データ機器さまに直接質問し、分かりました。
ファイル共有機能は、「Windows Live Essential」をインストールしていると使えないことがあるのです。
私の場合、「Windows Live Mail」を使用していたためにファイル共有機能が使用できなかったのです。
試しに「Windows Live Essential」をアンインストールしたところ、問題なくファイル共有が使用できました。
なので、ファイル共有機能が使えない人は「Windows Live Essential」をアンインストールしてください。
使用出来るようになるでしょう。
Windows Live Essentialが使用できないと困るという場合は、別途メールソフトを用意すれば大丈夫だと思います。
使用した感じは軽快!
ドライブ・フォルダーの中のムービーファイルを直接指定できるこちらのほうが便利な場合もありますから、重宝する機能だと思います。
まとめ ] デジが見れるし録画もできる、最強のメディアサーバー!!
究極のマルチメディアチューナー“HVT-BCT300L”。スマートフォンとの連携に大容量HDD対応可能で死角のないハイビジョンTVチューナー・レコーダー!
1台に全てがつまった最高のメディアサーバーです。
リモコンの完成度が高く、スマートファミリンクにUSB給電機能のON・OFFなど、盛りだくさん。
TSUTAYA TVレンタルにファイル共有に、メディアサーバー機能とてんこ盛り。
初心者でも安心で使えるマシマシ機能。
これは買いだ!
とくに多倍速再生が世界のみんなにおすすめしちゃう機能。
ああ、この地デジチューナーで今年の目標の一つは達成しちゃいました。
あとはエアコンだー
間違えた、スマートファミリンクとファイル共有、TSUTAYA TVレンタルだったー
[ 2015年03月07日 LCD-272CGBRと接続してテレビを見る ]
アイ・オー・データ機器の目が疲れないAH-IPSパネル採用「LCD-272CGBR」とHDMI接続を行ってテレビ視聴を行う。
「透過率が高い」AH-IPSパネルのおかげでために、色鮮やかな美しい画質を実現、テレビ番組が「明るく見やすい」。
このLCD-272CGBRは光沢液晶なのだが、反射が全くと言って良いほどなく、目が疲れない。
ギラツブ非光沢パネルのほうが疲れるのではないかと思う。
コントラストが高くすっきりとした絵作りなのもアニメ視聴には最適だろう。
27インチというデカさも大変に嬉しいテレビ視聴環境だ。
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