この本はそんな私にも、コンピュータでプログラムが動く仕組みをイメージさせてくれる、理解させてくれる、そんな解説力をもった本です。個人的には非常に高い評価を付けたい本です。
アセンブリとか一応知っては居るけど知りたくもない・・みたいな感じで読み始めたけれど、読み終える頃にはアセンブリって面白いかもって思えた。もっともコンパクトなプログラムしかアセンブリで読むなんて事は現実的では無いけれど。
プログラムのソースコードから、実行形式にコンパイルされる過程でいかに最適化されるかがパフォーマンスに影響するのかなど、プログラムが出来ない私にもよーくわかった。
コンピュータという慣れ親しんだと思っているけど実は一線を引いているブラックボックス。それが身近に感じられた時、なんだか不思議とコンピュータって実は簡単なんだなって思った。だけど残念ながら未だにプログラミングスキルは身に付いていません・・orz
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購入金額
2,520円
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購入日
2010年12月19日
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購入場所
amazon.co.jp
aoidiskさん
2011/01/23
こんな本を読んでいる自分を想像して読んだので、
読んだという記憶しかありませんが・・・・
読めたところを見ると、意外におもしろかったのだと思います。
本自体の出来もよかったですよね。
shinさん
2011/01/24
ちょっとPCを扱える人でもそんな疑問はあまり持たないかも知れませんが、私は元来ハードウェア屋でありその期間も長かったので、どうしてもハードウェア寄りの見方をしてしまいます。
いったいこの箱(PC)の中では何が起こっているんだ?
ブラックボックスをブラックボックスで終わらせたくない。そんな疑問を持ってしまう人に最適な本だと思います。2進数などの課題はありますが文系の人でも楽しめるんじゃないかと私は思います。デジタルってそういうものなのか!とか、プログラムってこうやって処理されるんだ!とか、目から鱗な理解をさせてくれます。
もっとも、だからと言ってプログラミングが出来る様になる訳ではありませんが..orz
プログラマーさんがこの本を読むと、コードの最適化とか、どうやったら処理速度を高められるか?とかの思考が走るのではないでしょうか?(アルゴリズム)もっとも今はコンパイラの性能に左右されるってのが現実だと思いますが。
難度か読み返すと最初は気づかなかった事、新たな発見があって良い本だと思います。しょっちゅう読む本ではありませんが読み終わっても手放さず手元に置いておきたい本ですね。