ってそんな事はともかく。
京極堂シリーズ第二弾。
分厚さがいきなり増えるので読むのを躊躇ってしまうくらいです。
この本を読む事で「妖怪」に対する見方は大分変わりますね。
「妖怪」と「幽霊」の違いの講釈は中々面白いです。
正確な定義かどうかは別として、「そんな見方もあるのか」と関心します。
この後の作品程複雑さは少ないとは言え、最初読むとかなり難解だと思います。
というよりも、薀蓄についていくだけで精一杯って感じです(笑)
二作目という事もあって、作者は読者へのオブラートを少し外してさあ飲んでみろと挑戦しているかのようです。
実際、前作に比べると少し飲みにくいんですよね(笑)
それでも飲んでしまうあたり、京極夏彦の筆力の凄さを感じてしまいます。
宗教的素養がない人間としてはこの辺が限界でした(笑)
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購入金額
1,090円
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購入日
2007年頃
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購入場所
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