GigabyteのゲーミングブランドAORUSから出ている32インチ4K対応のゲーミングモニターです.
AORUSゲーミングモニターなので,4K@144Hz(3840×2160ドット、リフレッシュレート144Hz)の信号入力に対応しています.
ただし,HDMIの場合HDMI2.1対応の出力とケーブルが必要になるので,注意が必要です.なので今の環境では,宝物の持ち腐れ状態なのですが,GTX1080でもDPなら144Hz出力は可能です.
付属品は,スタンド,電源ケーブル,HDMIケーブル,DPケーブル,USBケーブル,Type-Cケーブルです.
FI32U自体は2021年発売で,2023年製の箱破損品を格安で見つけてしまいました.
今回は,LG製27EA33V-Bの入れ替えなのですが,メインモニタのIO-DATA製LCD-MQ271XDBをサブモニターにして,メインモニターをFI32Uにします.
元々27EA33V-Bは,電源不良のJUNKで購入したのですが,表示自体は問題なく,DCジャック部の接触対策してサブモニターとして使用していました.
しかし,LCD-MQ271XDBがWQHDなので,27EA33V-B のFHDでは使いにくいので,27インチWQHDで探していたところ,32インチUHDのFI32Uを見つけてしまいました.
結局,27EA33V-Bの入れ替え予定が,玉突きでメインモニターの入れ替えになりました.
その際,WEBで画面サイズを確認し,27インチと32インチでは5cmくらい大きくなるだけなので,入れ替えは問題ないと思っていたのですが,購入後にスタンド込みの大きさ(というか高さ)を見ると50cm以上あり,今の位置(max50cm)ではメインモニターの入れ換えは出来ないことがにわかりました.FI32Uは32インチもあるのにピボット対応なので,スタンドがかなり高いという点を見落としていました.メインモニターの位置を手前に持ってくれば設置できるのですが,キーボードの位置と近すぎて使いにくくなります.
諦めてモニターアームを使用しているサブモニター(27EA33V-B)の位置にFI32Uを設置して,今のメインモニター(LCD-MQ271XDB)をサブモニターとしてしばらく運用して,後で対応を考えようと決めました.
そして,FI32Uを動作確認のため,添付のスタンドで組み立ててみたところ,高さ調整幅が大きく,モニタースタンドの高さ以下に画面上部を下げられることがわかりました.モニタースタンドの高さ自体は50cm以下なので,今のメインモニターの位置に設置することができることになります.もちろん,その高さではピボットは出来ないのですが,ピボットはしないので問題ありません.
と,設置に関して右往左往しましたが,FI32Uをメインモニター,LCD-MQ271XDBをサブモニター兼TVモニターとして使うという,当初(?)の計画通りになりました.
FI32Uのスペックです.
画面サイズは一回り大きいだけなのに,FHDの4倍となる4K(UHD)モニターだけあって,表示は非常に綺麗ですが,黒の描写はもう一つでコントラスト比が足りない感じもします.このため,やや明るめのトーンであるもののRGB発色自体はいい感じです.今は,GTX1080からのDP出力なので,4Kでも144Hz表示可能ですが,HDMIだと120Hz表示までです.ただ,60Hzと120Hzはだいぶ違いますが,120Hzと144Hzではそんなに違わないです.
FI32Uで唯一気になるのはコントロールボタンの操作です.FI32Uにはボタンはこのコントロールボタン1つしかなく,すべての操作をこのコントールボタンで行います.電源のON/OFFから入力切替からOSD操作まで兼ねているので,使い勝手が良いとは言えません.
そこで,登場するのがPC側から操作できるOSDアプリのOSD SLIDEKICKです.USB接続しておく必要があります(つまりUSBで接続された1台のPCからしか操作できません)が,OSDを含むメニュー操作をPC上から行うことが出来ます.これがあるのと無いのでは大違いです.
24インチのFHDに物足りなさを感じたら,価格面を考えると27インチのWQHDがベストバランスだと思います.32インチは,PCモニターとしては画面とキーボードの関係からやや大きいです.大きな部屋で大きな机を置ける環境なら大丈夫だと思いますが,一般的なPCラックの場合,32インチでは大きくて,27インチまでがベストサイズだと思います.視点・視野角の面では,24インチでもいいのですが,24インチではFHDが限界で,QWHDを知ってしまうと,FHDには戻れません.よって,コスパは27インチのWQHDがベストとなります.
キーボードを使う場合には,視点・視野角が気になりますが,ゲームパッドを使い場合や映像視聴の場合には,必然的に画面から離れることになるため,32インチでも視野角が気になりません.映像はソースで表示範囲が決まってしまいますが,ゲームはより広い表示範囲が可能になり,より没入感が高くなります.
FPSをプレイする訳ではないので,高リフレッシュレートのゲーミングモニターが必須ではありませんでしたが,32インチのUHDモニターは設置環境があれば満足度の高い選択です.FHD→WQHD以上の体験が,WQHD→UHD(4K)にはあります.
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購入金額
100,000円
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購入日
2024年頃
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購入場所
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