「芸術の秋」活動として?11月3日の文化の日に体験型施設に赴き、ゲージュツしてみたよ、第2弾。
こういった施設の一番の「ありがちパターン」?、陶芸。
この施設では、「手びねり体験」と「ろくろ回し体験」の二つが体験できるが、選んだのは後者。九谷焼の飯碗やタンブラー、抹茶碗などを作ることが出来る。
とりあえず、すでに下練りしてある粘土のかたまりを指導員の方がろくろの上に置いてくれ、中心部に凹みを作ってくれるので、そこからスタート。つる首花瓶や徳利のように上(口)が絞ってあるのは難易度が高く、茶碗やタンブラーのように上が開いていく方の形の方が造りやすいと言うことで、タンブラーよりちょっと小さめの、割った焼酎を飲むのにちょうど良いくらいの酒器を造ることにした。
まず、すでに良く練ってある粘土の塊を、ろくろの中心に置く(置いてもらえる)
ずれないように粘土塊の中心にへこみをつけてもらえるので、ここからスタート!
なんとか形になったが、奥の台にある指導員の方が見本にサクッと造ったものと比べると...orz
切り離してもらい終了。この後の乾燥⇒いとじきの加工⇒素焼き⇒釉薬掛け⇒本焼きは施設の方で
指導の方がアッッッという間に造った見本の美しさと比べて、結構不格好だが味があるフォルムのものが出来た←自己満足。
このあと乾燥をして、程度乾いたら“いとじき”を形成し、素焼きした後、釉薬かけて焼き上げる工程が続くが、乾燥以降は施設の方が仕上げてくれて、出来上がったものが約半年後に送られてくると言う仕組み。今回の場合、ちょうど7カ月かかった(11月3日に造って預け、翌年6月8日に完成品到着)。
できあがったのはこちら!
釉薬掛けはお任せだが、つるつると光沢がある白っぽい色で...
“いとじき”の部分は後で造るので、銘は入れられず管理番号が入る(11/3の1号かな?)
焼いたことにより、元々造った物より若干縮んでいるが、ややいびつな形を含め、自分があのとき造形したもの。
九谷焼は本来色絵がついたカラフルなものがメジャーだが、今回はシンプルに白い釉薬を掛けただけのもの(ちな、この施設では、できあがっている皿に絵付けの体験をすることも出来る)。自分が造ったので、しっくりと手になじんで持ちやすく飲みやすい。
ちょっと残念なのは、使用時「熱湯は避けて欲しい」とのことなので、焼酎のお湯割りするときに作法通り「お湯⇒焼酎」の順に注げないことくらいか(焼酎が先だと、アルコールが一気に揮発して刺激的な香りが立ち、味わいが少しとがった風味となる)。
でも、クセがなく飽きの来ないデザインは、お気に入りの酒器となっています。
熱湯は避けた方が良いらしい
シロウト成形なので、厚さや密度が一定ではなく、割れる可能性があるそうな。
お湯割りなんかにちょうど良い感じの大きさに作ったのだけれど(完成後は少々縮んだがw)。
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購入金額
3,500円
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購入日
2023年11月03日
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購入場所
加賀伝統工芸村 ゆのくにの森
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