METAL BUILD I.W.S.P. 、プレミアムバンダイより METAL BUILD ブランドで受注販売された総合兵装ストライカーパック「I.W.S.P.」です。
2022年9月に注文が始まり、11月に納品されたみたい。ついこの前だと思っていたけど、昨年か……
ストライカーパックは発売されるたびに嬉々として収集していたのですが、入手したらしたで扱いに困って箱積みされています。なんか、急に「背中に付けてるだけだよな」と悟ってしまったんですよね……。なので今後はあまり購入しない気がしています。
年末恒例の使い切れなかった有休を消費しなければならなくなってしまい、長い長い冬休みが始まりを告げ暇を持て余してしまった僕が開封していきますよ。
外箱。パッケージのビジュアルが自立飛行形態じゃないのが意外だなというのがファーストインプレッション。背中に背負う形がそのままなんですね。
平べったいので置き場所に困らず積んでいけるのがメリットです。
まぁ1年間も寝かしていたわけですけどね。
裏面。背負うだけの玩具によくこれだけ説明できるなというのが、感想。
中身。既存3種類すべての機能を兼ね備えた総合兵装というのが売りなのですが、パーツが少なくシンプルな構成ですね。扱いやすくてとても良いです。
機体前方に装着されたガトリングガンが機首っぽくなってるけど、機動時の風圧を考えると前方に長く伸ばすより後方にぶら下げるようにデザインすべきだなとは感じた。
まぁ飛行機っぽいビジュアルにした方が玩具は売れますしね。
METAL BUILD ブランド は相変わらずクオリティが高く、細かいモールドやデカールなど実際に存在する機械のようにリアルに表現されていて、とても素晴らしい。
機体下部に格闘専用に実体剣が装備されているのですが、鋭すぎて本当に切っ先が指に刺さりますからね。本当にリアルです。
固定砲台のように使用する「フルバーストフォーム」。固定することで命中率が上昇するということなんですけど、背中に装備したまま四つん這いになって固定した方が被弾面積も少ないし実用性高いんではと思いますね。
まぁ玩具はギミックがあった方が売れますしね。
背面には MS が握るためのグリップが展開できるギミックもあって、よくできています。
砲身が伸びたりセンサーが展開するなど、細かいディテールが変わるようになっていて、可動部分も多く感心させられます。これが工場生産されている時代とか、本当にすごい。
背中に背負ったところ。
ウイングも大きく、落ち着いたグレーの彩色も平気っぽくて重厚感があります。複雑なラインの翼のシルエットも美しく、この兵装での空戦能力はどんなだろうと夢も広がります。
火器管制能力が複雑という設定があり、これだけ全部盛りだと確かに大変そうですね。
さすがに3つの兵装の総合完成版ということでボリュームがあり、見栄えも良いです。
大きいウイングに目を奪われがちですが、砲身の細かいデザインもかっこいい。
METAL BUILD ブランド の関節の保持力をもってすれば、この体制で自立できます。すごい!
(ちょっと前のめり)
素体の方に金属フレームが使われているぶん、素材感は少しチープなのですが、描き込まれたディテールが素晴らしく細かく、クオリティの高さには圧倒されます。
数あるストライカーパックの中でも、かなり人気が出そうです。
細部まで丁寧なデザイン
架空兵器に実在感をもたらせる、そんな夢を造形で見事に再現できており、デザイナーや生産部署の企業努力が感じられる良い製品。大量生産品だからできない、という逃げではなくやりたいこと作りたいことを実現し形にしているという組織体制や理念は素直に羨ましい。
パーツの細かさ、彩色の美しさ、ミスの無い品質等、企業やブランドとしての品質保証も徹底されており、さすがに大手企業だなと思うのと同時に、そんな大手がこんな細かい仕様でやるのかという魂を感じ、関わったひとたちの優秀さを感じます。
クリエイティブとはこうあるべきだと、思わされます。
堅牢性高し
パーツのポロリも少なく、かといって可動部分が少ないわけでもない。
設計から非常によくできていると感じます。
ただ、鋭いパーツが多く本当に指に刺さるので、怪我には本当に注意。
バックパックにしては高価
品質を考えると確かに良い値段になるべき製品なのですが、背中に背負うだけと考えると価格は高め。
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購入金額
14,300円
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購入日
2023年12月08日
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購入場所
プレミアムバンダイ公式
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