東芝 Aurexフォノカートリッジ C-210　

東芝Aurexのレコード用カートリッジです　このカートリッジはプレーヤー付属の物でしたが、私がカートリッジを色々購入時にヤフオクで取得したものです　

今回のカートリッジはプレーヤーの付属品で1975年発売のSR-355に付いていたカートリッジです　DDモーターで44500円はやや安かったですかね　https://audio-heritage.jp/AUREX/player/sr-355.html

　　　　　 前面にC-210の機種ラベルも無く、どこにも刻印等が有りませんが、なんで？　　　　　

　　　　　　OEM状態での流出品？　　　　　

ヘッドシェルは付属品でも良く作られています　アース線なども取られており完璧ですね　メーカーによっては薄いアルミ板なんて会社も有りますが、東芝は立派でした。　　　　　　

針先チップはダイヤではなくサファイヤです　という事はウルトラC針ですね　ナガオカOEMのカートリッジでしょうね 

                    C-210 仕様

　　　　　周波数特性などは製造後の年数がだいぶ経っていますので参考程度に願います

周波数特性ですが付属品？としては中々良好です　半世紀前の製品ですからね　立派なものです　　　　

　　　　　　歪率も1%前後でなかなかのものです

                    参考SONY XL-15　SWEEP波形　 

ソニーのXL-15と聴き比べしてみましたが、C-210は音質が中庸というかこれが平均的な音質ですね

音の抜けという事ならまあ普通でしょう　一方のXL-15はシンバルの抜け、ボーカルの際立ち、低音が軽く、心地よく出るなど、ややドンシャリ系ですが若者受けする再生音でした　一聴するとXL-15の音質は見栄え聴き映えが良いのです　C-210が音質としては普通なんでしょうがソニーのドンシャリ系が抜きんでていました　XL-15は私の改造針が付いていますので正規品では無いのも有りますね　悪しからず　どちらにしても50年昔の製品を比較する愚を笑ってくださりや。

AUREX関連持ち物追加しました。