メインPCのストレージ容量が5年前レベルで、デスクトップPCとしては小さい（複雑なRAIDを組んでいるが、「容量」としてはシステムドライヴ1.5TB、データドライヴ4TB）。各種コンテンツがリッチ化した現在では、その保存ファイルも大きくなっていて、ストレージが容量が充分でないので外に逃がす必要がある。それに使うのが「倉庫用HDD」。USB接続なので「使うときだけ使う」と言う運用で使う予定だった。当初そのHDDが2台で、フロントのUSB3.0（USB3.2 Gen1×1）ポートに挿していたときは、たしかに「使わないときは切り離す」運用が出来ていたのだが、稼働が常時5台になり、整理のためHDD間のファイル移動が発生したりしてくると、バックパネルのポートも使って接続することになり、そうなると結局常時接続になって、HDDの回転数が嵩んでしまった。

一部のHDD（WD_BLACK P10）にCrystalDiskInfoで注意信号が出るようになって、「このままでは使っていないときのアイドリングで寿命を縮めてしまう」と、ポート別のON/OFFスイッチがあり、使わないときはHDDを切り離して休ませておける、セルフパワー対応USB3.2 Gen2×1ハブ

を導入した。

これにつなげるのは全てWD_BLACKのUSB接続外付けHDD＝P10

なので、付属のUSBケーブルで繋いでいたのだが、中途半端に長くて、現在ハブをPCケースの上に置いているのもあって見栄えが悪すぎる。

そこで、長さが短いUSB3.0 ケーブル MicroBケーブルを購入して整理することにした。それがSUNGUYのUSB3.0 MicroBケーブル。

0.3ｍの短寸モノなのに、1本ずつ箱に入っている

でも箱の中はこういう感じ。余分なプラパッケージやビニール袋はない。

両端は金メッキ仕様。

長さは0.3m、1m、2mがあるが、今回は0.3mを選択。色はグレーとレッドの2色があり、「どれに繋がっているか」をわかりやすくするため、奇数ポートと偶数ポートで色を変えることも考えたが、デザイン的に五月蠅くなりすぎるかと、ここはおとなしくグレー一色で揃えた。

到着してみると「グレー」と言っても、コネクタ部分は金属でガンメタ色だし、ケーブル部分は黒とグレーで編まれた布製皮膜が被っているので、おとなしめの色使いながらチープ感はない。

ケーブルの太さはデジタルノギス

での実測で4.0～4.1mm程度（布の編み込み皮膜が被さっているので、測る位置によって誤差が大きい）。ちなみにP10純正は3.7mmだったので、「やや太い」くらい。

長さは0.3mということだったが、USB A端子のグリップ部分の端（端子そのものは除く）からUSB 3.0 micro B端子のグリップ部分の端までで30cmなので、ケーブルの部分のみの長さとしては25cm程しかない。

0.3m（30cm）というが、ケーブル部分は25cmしかない

ただ、PCケース上でUSBハブから配線するのはちょうど良い長さ。P10付属品とは15cm程違うので（付属品は端子の端から端までで48cmくらい、ケーブル部分のみで約40cm）結構スッキリした。

付属品と比較すると、だいたい15cm程短い（ケーブルのクセも強くない）

また長い時間経ってもケーブルのクセが取れず、「梱包時ここで折れ曲がっていた」というのが判るくせに、「性根」がなく、重力に負けてケース上に垂れ下がってくる付属品に比べると、梱包時のクセも緩やかで、ケーブルの形がつけやすいので、PCケース上配線でも見栄えが悪くない。

長さ比較のため、半分だけ付属品から交換。付属品の長さと、強すぎるクセが判る

本品に交換するとスッキリ。ハブやHDDもクセで持って行かれることが少ない

付属品で性能的に事足りているものを入れ替える、というと無駄なようだけれど、そこはドレスアップと割り切ることにした。普段0.3ｍは800円ほどだが、時々クーポンが設定され、100円以上安くなることがあるので、低価格の時には掴んでおいても良いかも知れません。