ここZIGSOWにいる人たちなら、使ったことがある人も多いであろう、ストレージのデータ転送速度を計測・評価するベンチマークソフトCrystalDiskMarkと、HDDやSSDの情報表示とその健康状態を診断するユーティリティソフトウェアCrystalDiskInfo。

以前は、数値や文字だけを返す硬派な？ソフトだったが、2012年に公式応援キャラクター水晶雫ちゃんが設定されたので、そのスキンを纏ったCrystalDiskMarkや、CrystalDiskInfoを使っている人も多いはず（決めつけ）。

CrystalDiskMarkの別スキンには、一時期PCショップTSUKUMOのバーチャル販売員アンドロイドだった九十九トッカちゃんのもの

や、ここZIGSOWの企画でナノピコ姉妹がスコアボートを彩ったCrystalDiskMark Nano Pico Edition

も設定されていたが、現在ではCrystalDiskInfoの方に、ニコニコ動画のコミュニティ「プログラミング生放送」のマスコットキャラクター、プロ生ちゃんこと暮井慧ちゃんをテーマにした「Kurei Kei Edition」がある以外は、水晶雫版しか残っていない。

その水晶雫ちゃん、「アキバで見かけた萌えキャラコンテスト」で3年連続（2020～2022）で1位を獲得するなど、つくもたん亡き？あと、PC界隈のキャラクターとして人気が集中してきているのと、2012年6月に公式応援キャラクターになってから10年を経過したことで、華々しく記念イベントが行われ．．．るはずだった。去年。

本来は、2022年6月に開催される予定だった水晶雫10周年記念イベント、諸般の事情で延期されていたらしい。

その延期されていたイベントが、雫ちゃんの17歳の誕生月、2023年6月にお誕生日会として開かれることになった。

twitterでリツイートされてきてイベントを知ったのが、開催3日前という直前だったが、ちょうどその日に奇跡的に東京にいるタイミングだったので、調べてみると2回入れ替え制イベントの2回目の方にまだ薄く隙間があったので、申し込んでみた。

渋谷の某マンションの雫ちゃんの部屋で行われたイベントには、CrystalDiskMark/Infoの開発者であり、ZIGSOWのPRO会員でもあるhiyohiyoさんと、水晶雫ちゃんのプロデューサーの橘べるちぇさん、雫ちゃんが纏うアイドル衣装の実物制作と受付を担当していたコスプレイヤーのじゅんさんがホスト側として参加、そこに計2回行われたイベントの各回参加側が6名前後、入れ替わり自由のイベントのため、一瞬顔を出した人を入れた瞬間最大参加人数でも10人ほどの、非常にコア／かつ／こぢんまりしていたイベントだった。集まっていた人も上京し立ての学生さんから、ベテランプログラマーまで幅広く、参加前は少人数の集まりで2時間ほどのイベント、沈黙に支配されたらどうしようという心配があったが、終わってみるとあっという間だった（自分は帰りの便の都合で、終了の声を聞いてから一番最初に離脱したので、その後再度盛り上がって延長、となった可能性すら捨てきれない）。

雫ちゃんのお宅はこちらですか？

その参加者に配られたのが、今回のイベントの新作グッズ、水晶雫のアクリルスタンド。

躍動的なデザイン

アクリルフィギュアがスタンドベースの中央に立たない珍しいタイプ

雫ちゃんの10周年を記念して、11回目のお誕生日に造られたもの←上記のように、10周年記念イベントが開催されなかったので、その時には企画だけで製作されず、11回目のお誕生会開催が決まってから、改めて「10th Anniversary」のアクリルスタンドが造られた、ということのようだ（べるちぇさん談）。

デザインは、CrystalDiskMark/InfoのShizuku Editionの「8」以降に実装されたテーマ「ShizukuIdol（アイドル）」の衣装を纏った雫ちゃんが、ふんわりと衣装をなびかせつつ駆け出している感じのもの。

高さより幅が広いアクリルスタンド

置くところが濃色だと、ベースに書かれた“水晶雫 10th Anniversary”がよく見える

このアクリルスタンド、水晶雫ちゃんお誕生日会に参加した人には先行で全員に配られたが、後にオリオスペックで50体限定で配布されたよう。ギリギリ抽選にはならなかったようだが、瞬殺だったようなので、手に入れられて良かったな．．．．

お誕生会の参加者は、hiyohiyoさんとtwitterでかつて何度かやり取りしたことがあるだけで、他は面識のない方々ばかりだったけれど、文系ながら熱意をもってブラウザ開発している学生さんだったり、本の小口の部分に文字が浮き出るような印刷プログラムをプライベート開発している方だったりと、普段接点がないような異ジャンルの方々とも交流できたので、また次のイベントがあれば参加したいなー．．．．