私が使っているノートPCには、USB Type-A Gen2(10Gbps)、USB Type-C Gen2(10Gbps)、USB Typ-A Gen1(5Gbps)が各々1基付いています。

USB Type-C端子は、USB PD(Power Delivery)に対応しているので、ノートPCを持ち出す時には、小型充電器でUSB Type-C端子を充電端子として使います。

当然のことながら、USB Type-C端子は1基しかないため、充電に使うと、使えるUSB Type-C端子は無くなってしまいます。

そこで、この状況を解決するため、このUSB C HUBを注文しました。

パッケージは、白ベースに商品写真が印刷されており、メーカーロゴとUSB TYPE-C 4 PORT USB-C HUBと型番が記載されていて、メーカーステートメントと思われる、Efficient Office,Quality Lifeの文字が小さく印字されています。
また、データ転送速度は10Gbpsだが、映像信号はできないことが記載されています。
側面は、ブルーに白抜きでメーカーロゴが印字されています。
裏面には、使えるデバイスが記載されています。

本体は、アルミダイキャスト製で高級感があり質感も良好です。
ケーブルは、260㎜あるので、ノートPC側面のUSB Type-C端子に接続して、ノートPCモニターの背面に設置することができるので、マウス操作等の邪魔になることもありません。
4つのUSB Type-Cポートの間隔は16mmあるので、他の機器を接続していても、抜き差しに苦労することはありません。

更に、USB Type-Cポート使用時であっても、このHUBを接続したノートPCに電源を供給できる第5のポートが、USBケーブルが出ている反対側の面にUSBC-PDというシルク印刷されたUSB Type-Cポートが付いています。
このポートは、USB機器を接続してデータ通信はできませんが、USB PD対応急速充電器をUSB PD対応USB Type-Cケーブルで接続することで、ノートPCに給電(充電)することができます。

試しに、USB PD対応100W充電器を、USB PD 100W対応USB Type-Cケーブルで接続してみたところ、19.8V/2.37A=46.9Wで充電することができました。

最後に、このUSB HUBに、USB 3.2 Gen2 x2(20Gbps)に対応したポータブルSSDを接続して、転送速度を計測してみました。
10Gbpsに近い、高速での読み書きが可能でした。
参考までに、ポータブルSSDを、ダイレクトにノートPCのType-Cポートに挿して計測したデータも併せて添付しました。

シーケンシャルリードだけが、若干低下していますが、ノートPCの10Gbpsポートにダイレクトに挿すのとほとんど変わらない値でデータの読み書きが可能でした。

残念ながら、4つあるUSB Type-Cポートは、映像出力には対応していませんが、私にとっては最強のUSB HUBです。