私が所有しているノートPC(LG 13U70Q-GA77J)には、USB PD(Power Delivery)対応で映像出力対応のUSB Type-Cポートが付いています。

このアダプターが使えるのではないかと思い、入手してみました。

パーッケージは、120mm x 73mm x 53mm 重量は171gです。
本体自体は、57mm x 50mm x 30mm 重量は93gです。
パッケージの表面には、窓があり、窓越しに本体のGaN 36W Power Hubという文字が見えます。

パッケージの中には、ブリスターに入った本体以外に、USB Type-Cケーブル及び多言語取扱説明書兼保証カード(英/中/日)が入っていました。

USBケーブル自体、立派なものが入っていたので、試しにUSB PD 100W対応ACアダプターに挿してノートPCに充電できたので、USB PD対応のチップを搭載したケーブルで、USB 3.1 Gen2x2(20Gbps)のUSB SSDを挿してDiskMarkを走らせたところ、20Gbps以上の対応であることが確認できました。

ケーブルの端子端間の長さが1mあるので、単品で購入すれば、1,500円くらいしそうなものです。

本体は、全体的に白を基調としたACアダプターで、USB Type-Cポートには、5V/3A,9V/3A,12V/2.58A,15V/2.06A,20V/1.55Aの出力が可能です。
USB PDの記述はありませんが、最大36Wの出力が可能なようです。

また、USB 2.0ポートには、最大５V/1Aの出力が可能です。(端子自体は、USB 3.0の青い端子が付いていますがUSB 2.0の仕様です)
このUSB 2.0ポートは、５V/1Aで充電することも可能です。

入力は、100～240V,50Hz/60Hz対応なので海外でも使えます。

早速ノートPCに接続すると、19.6V/1.44A=28Wで充電できたので、USB PD対応なのだと思います。

また、このACアダプターで充電しながら、別途USB Type-A端子から、ワイヤレスイヤフォンの充電も可能でした。

また、Type-A端子にUSBメモリを挿すと、これも問題なくノートPCに認識され、無事アクセスすることが可能でした。
あくまでも、USB 2.0なので、200MB/s以上の速度が出るSanDisk製USBメモリを挿しても、シーケンシャルリートで、40MB/s程度の速度しか出ません。

最後に、HDMI出力ですが、ノートPCには、ちゃんと外部モニターとして認識され、ノートPCのFHD+外部4Kモニターの2画面構成での画像出力が可能でした。

コンパクトな上、多機能なACアダプターは、ノートPCと一緒にカバンに忍ばせておくと便利です。

但し、USB PD対応で、且つUSB Type-Cからの映像出力に対応したノートPCが前提です。

暫くの間、ノートPCを充電していたら、本体温度が75°近くまで熱くなりました。

取扱説明書によると、故障ではないとのことです。
充電するのがスイッチであれば、もっと低電圧で充電でき、発熱量も少ないのかもしれません。