レビューメディア「ジグソー」

「アニメのあと」はどうなった??

「芋づる式洲崎綾 Part10」。Webラジオのキャラクターの面白さと、天使の歌声のギャップ萌えですっかりファンになった洲崎綾あやちゃん/ぺっちゃん/あやっぺ)関連レビュー。12月といえばあやちゃんのバースデイがあるということで、それに向けてこの1年で増えてきた彼女の参加した作品や楽曲や書籍、イベントグッズなど、幅広く芋づる式におよそ一ヶ月にわたりご紹介するシリーズレビューの10回目...の、ちょっと番外編。

 

そして、本の蟲。
実は結構読書家で、学生時代を中心に相当数乱読しました。
ジャンル的にはSF~ファンタジー~ミステリなどからコミックまでイロイロ。
3桁では収まらない蔵書の中から、新旧織り交ぜて、トピックをご紹介していきます。

 

最近年イチ程度で、主演「級」だけではなく、主役もしくはヒロインそのものを演じているあやちゃんだが、ここ近年で一番主役らしい主役が、2019年深夜テレビ枠で放送された、「魔法少女特殊戦あすか

大鳥居あすか

 

場面設定は現代で、地冥界(ディスアス)の侵攻に対して、同じく侵攻を受けた精霊界(フェアト)の協力で誕生した魔法少女を中心にして、人類が結束して冥獣王(ディスビスト)を撃退した「あと」の世界が描かれている。

 

「人類共通の敵を倒したら」みんな幸せに暮らしましたとさ...とはならず、戦争のPTSDに悩んだり、戦争で肥大化した軍需産業の行先、そして共通の敵亡き後の各国の思惑や、すさんだ人心によって台頭した犯罪組織など、戦争の間は覆い隠されてきていた日常の悪や歪が顕在化され、この世は楽園ではないことが思い知らされる。

 

そんな世の中で、軍や国に属さない魔法少女を使って、この世に新たな秩序を創らんとするテロ組織「バベルの図書館(バベル旅団)」が起こすテロ行為を、あすかを中心とする大戦の生き残りの魔法少女が、それぞれ所属する国の思惑やしがらみにからめとられながらも、阻止していくという物語。

 

アニメは結局1クールじまいだったので、序盤の説明~沖縄での最初の大掛かりな戦闘までで、ラストまでは描かれておらず「俺たちの戦いはこれからだ!状態」で終わってしまったが(セリフとしては「魔法少女の戦いは...終わらないっ!」)、深見真原作、刻夜セイゴ師作画による原作漫画の方は、そのあとも連載を続け、昨年(2021年)完結を見た。

コミックスは14巻で完結
コミックスは14巻で完結

 

最終的に14巻となった原作漫画、

1巻~3巻:導入部(学園編)

4巻~6巻前半:沖縄編(ここまでがアニメ化)

6巻後半~8巻:ウクライナ編

9巻~11巻前半:マジカルファイブ再結集と新たな仲間たち

11巻後半~14巻:大量破壊魔法少女を得て冥獣王を復活させたバベル旅団との最終決戦

という形だった。

 

結局アニメ化された沖縄編まででは、冥獣王を斃し、前戦争を終息させた「伝説の五人(マジカル・ファイブ)」のうち、主人公のあすかラプチャー☆あすか)とその級友で自衛隊に属するウォーナース☆くるみこと夢源くるみ、米軍に属しているミア・サイラスジャストコーズ☆ミア)、ロシア軍に籍を置くタマラ・ヴォルコワフェーニクス☆タマラ)が登場したが、完全に味方、というのはあすかくるみミアまでで、タマラは軍にコントロールされているような描写があった(アニメ化された部分のあらすじは円盤レビューを参照)。

 

アニメ以後の話では、前戦時とは容姿を替えて、中国政府のもとで非合法活動を実施していたラウ・ペイペイ双頭竜☆ペイペイ)も、当初はあすかたちとは敵対する立場をとっていた。

 

それがタマラは姉の幻影を使った洗脳で、ペイペイは同居していた少女を人質に取られて協力させられていたことがわかり、それらを解決したあすかたちは、「伝説の五人」として再結集することになる。さらに沖縄戦では敵の魔法少女として戦った与那嶺ちさとウィップラッシュ☆ちさと)は、自分が足を切断し、母親を亡くすことになった自動車事故は、バベル旅団が魔法少女としての才能があった自分を取り込む目的で一度絶望の淵に落とすために仕組んだことであったことを知って、また同様に敵方だった傭兵魔法少女のナーズィニーくるみの拷問と調教によって(ヲィ)仲間になった。

 

一方、バベル旅団は、あすかの級友、羽田紗綾子にその手を伸ばしていた。実は紗綾子は「魔力の入れ物」としての素質があった。冥獣王を復活させ、紗綾子に大量の魔力を注ぎ、大量破壊魔法少女セクメト☆紗綾子に生まれ変わらせたバベル旅団の旅団長と、伝説の五人の戦いが最終決戦....という感じに話は進む。

 

日本のある学校のひとつのクラスに、冥獣王復活の戦いでキーとなる魔法少女が何人も在籍していたり、戦闘作品のお決まりの最後のバトルレベルのハイパーインフレがあったりと、ご都合主義も結構見られたが、バベル旅団長の正体の納得性や、専門家による軍事監修も入れた世界情勢の描写などリアリティがあって、結構読ませた(2017年の時点で、ウクライナでのアメリカの後援を受けた政府軍と、親ロシア派武装勢力との戦闘を描いているあたり、先見の明もある)。

 

またサイドストーリーだが、ちさとの更生や、精神年齢の幼いナーズィニーの母との決別、そのちさとナーズィニーの友情など泣かせる話もあり、この原作は原作で結構読みごたえがある。

捕まって拷問を受けていたを入れて助けに来たちさとの言葉と...
捕まって拷問を受けていたナーズィニーを助けに来たちさとの言葉と...

 

その後窮地に陥ったちさとを救いに戻ったナーズィニーのことばが泣かせる
その後片足切断の窮地に陥ったちさとを救いに戻ったナーズィニーのセリフが泣かせる

 

現在、とくに後半は紙のコミックスとしては非常に手に入れづらくなっているため、全巻制覇には結構時間がかかったが、アニメの「その後」を知るためには、押さえておくべき作品です。

このラスト直前のくじけそうになるあすかを励ますタマラのセリフ....
このラスト直前のくじけそうになるあすかを励ますタマラのセリフ....

 

仲間みんなの顔が浮かぶ...
仲間みんなの顔が浮かぶ...

更新: 2022/12/10
洲崎綾推し的オススメ度

あやちゃんの演技を味わうには「元」がどうだったかを知るのは重要

そして、もし第2期が創られたら、どういう演技が観られたのだろうと想いを馳せるのも楽しい。

  • 購入金額

    9,408円

  • 購入日

    2001年頃

  • 購入場所

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