先日購入した、LG 13U70Q-GA77Jという小型軽量ノートPCには、本体内蔵のHDMI端子からのHDMI出力と共に、USB Type-C端子からも変換アダプターを利用して、HDMI出力を得ることができます。
ノートPCディスプレイ+2画面の利用が可能なので、例えば、コントロール画面は、ノートPCのディスプレイに表示して、静止画+動画といった2画面を利用したプレゼンも可能です。

USB Type-CからHDMI出力を得るアダプターは既に持っていたのですが、今回購入したこのアダプタは、HDMI出力以外に、USB Type-C PD IN端子及び、USB 3.0 Gen1 Type-A端子が付いています。

このアダプターには、小型のポーチと取り扱い説明書及び注意書きが入っていました。

LG 13U70Q-GA77J付属のACアダプターは、大きく重いので、持ち出し時には、USB PDを利用して、電源を供給することで、荷物も軽量化を図っています。
USB PDを用いた充電(電源供給)は、USB Type-Cコネクタを用いて行いますので、電源を供給している時には、当然のことながらUSB端子が一つ減ってしまいます。(USBType-C以外に、Type-Aが2基搭載されています)

また、USB Type-C端子からHDMI出力を得ている際には、現状では、PC付属のACアダプター以外には、電源をPCに供給する方法がありません。
ノートPC付属のACアダプターは、前述のように、大きくて嵩張るので、自宅利用以外に持ち出したくはありません。

そこで、このHDMIアダプタを用いることにより、ノートPCのUSB Type-C Gen2の端子から、HDMI出力と、USB 3.0 Gen1端子及び、USB Type-C PD IN端子を得ることができます。

なので、USB Type-Cから、PCに電源を供給しながら、HDMI出力とUSB 3.0 Gen1(5Gbps)端子(例えばUSBメモリー等)を同時に使うことができるようになります。
USB 3.0 Gen1にスマートフォンを接続すると、スマートフォンを充電することもできます。

このHDMIアダプターのUSBType-CポートからノートPCに充電してみましたが、19.4V 2.24Aでの充電が可能でしたので、ノートPCのUSB Type-CにUSB PDを用いてダイレクトに充電しているのと変わらない充電が可能でした。

LG 13U70Q-GA77JのHDMI端子及びUSB Type-CからのHDMI端子を用いた、3画面構成を行いながら、USB PDでの電源供給も可能なので、プレゼンテーション等でのシステムの可用性が増します。

また、今回のHDMIアダプターは、4K出力に対応しているので、ノートPCのHDMI出力とこのアダプターのHDMI出力の外部2画面4K表示+ノートPC本体 2K表示が可能です。
動画編集等でも、編集動画のプレビューを大画面4Kモニターに表示しながら、もう一つのモニターでタイムラインの編集作業を行うことができるので、動画編集の利便性が向上します。