来月初めに某高校で卒業式中継の依頼。コロナ急増につき、2つある体育館の片方で卒業式を実施、もう一方で在校生が中継された映像を視聴するという形態が出来ないかとの打診を受ける。
手近にあるロール式のスクリーン(200インチ)では体育館の壁面へ設置した際に、サイズが小さいのではとのお偉い人たちから疑問の声が挙がる。
それではと、購入してから利用機会の全く乏しいインフレータブルスクリーンを提示したものの、常時通電と送風が必要で、騒音対策が必要になるのと、奥行きがあるため収容人数によっては難しく、高さの問題もあるとの回答。
ならばそれ以上のものをと探したところ、300インチのスクリーン布のみを発見。
周囲に金属孔が開いているため、伸張時にも対応しやすいと判断し、
ギャラリーの手すりから吊るす方式での設置を提案。
フロント、リア投射に対応しており、裏側から外光が入る場合には利用できないが、
体育館の暗幕を閉めた上で、壁面に沿って設置すれば、目的には合致するとの判断に至る。
見積提示と工期を鑑み、その他の雑事が鬼のように増えると月末にすら間に合わなくなる可能性もあり、準備的にだいぶ厳しいため、やむなく購入に至る。
発注したら結局は200インチで良いとの連絡。本当におせーよと振り上げたお財布からまたお金が消えていく…。面倒な上に徒労感だけが半端無い。
追記、昨日現物が到着。言葉通り、200インチのみで済めば良いのだが、
不安なので、ボールのついたバンジーコードなるものを追加発注。
さて問題は取付方法と今後の収納…。
追記-2
今月下旬に出張での催事対応があり、某競技場内でプロジェクター出しとスクリーンの吊り込みを行うことに。このご時世ならばLEDビジョンでというのが多いのだが、予算との兼ね合いでこちらに。
リア投射なら190インチのフレーム付きもあるが、会場の大きさに対して小さいのではとの疑念。
そこで引っ張り出してきたのが、過去に購入したまま眠っていた300インチスクリーンの布。
天吊り用のバトンは会場にあるものの、看板と共用のため、看板位置より下にワイヤーで吊るす必要があり、本来は壁面取付用の布のみなので、フレームを保有しておらず、たわみやしわなどが容易に想像できるため、対策を練る。
ワイヤーで吊れるが、あまり重さのない中空のパイプで且つ剛性のあるものという
矛盾を孕んだ仕様に適合する部材をひたすら探すも、見事に撃沈。
半ばあきらめつつ、ふと立ち寄ったホームセンターで見つけたのが、伸縮式のもの干し竿。
1.4m~最大3.8mまで伸ばせるという代物。径を測って4本を即買い。
さっそく会社のスタジオ内で吊り込みのテストをしてみる。
スクリーンの自重は約6㎏、横幅は660cmとなるので、上下2本づつ使用し、
等間隔で開いているハトメ穴にバンジーコードを使用して結束。上辺、下辺で各13個使用。
上辺のみをワイヤーで吊りつつ、上下の中心部分を別なパイプで接合。
吊り位置については現場合わせとなるため、今回はPPロープで代用。
左右については端にテンションを掛けることとして多少のヨレについては許容範囲として黙認。
きちんと張るには、やっぱりフレームが無いと面倒くさいのが良く分かる。
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購入金額
22,800円
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購入日
2022年02月16日
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購入場所
Amazon

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