IntelもZ490チップ以降正式にThunderbolt3(40Gbps)に対応し始めましたが、理論値速度である5000MB/sは程遠く、NVMe M.2 SSD gen4対応で3500~3800MB/sですね。
私もThunderbolt3対応外付けRAIDケースを使用していますが、SSDX2のRAID0構成で850~880MB/sが限界です。RAIDコントローラーの性能にも左右されるのでしょうね。あまりよくは知りませんが、やはりINTELかMarvellでしょうか?
Marvell社製RAIDコントローラーでのSSDX2でのRAID0ではある程度速度が出ます。
SSDx2 RAIDアダプターでの測定。
RAIDケース SSDx2 RAID0 Thunderbolt3接続
以前Windowsで使用していたUSB3.2 gen1(10Gbps)のRATOCのRAIDケースですがしばらく使用していなかったのですが、iMac24に接続している「CalDigit TB3-Plus」のUSBポートがmacOS12(Monterye)では不具合があり(Appleフォーラム等で問題続出)現在はこのRAIDケースを本体USB3.2 gen1ポートにさして使っています。
なおAkiTio Thunderbolt3 Duo Proは、Macには対応していません。それが残念です。相対的にMacに対応するThunderbolt3外付けRAIDケースは高価ですが、1台は欲しいと思っており、2022年には購入を考えています。
SSD RAIDケースでの速度は認識しているので、HDDでは?
現在Thunderbolt3/10GbpsLAN対応のNASを待っていますが、年を超えそうです。Thunderbolt4対応ハブは、12月末頃になりそうです。
その状況でThunderbolt3外付けRAIDケースでのHDDX2での速度がどこまで出るのか試そうと購入しました。
参考にRATOCの速度です。
上記レビューで記載していますが、WindowsのUSB3.1gen2(10Gbps)での速度はSeq Q32T1では
Read:316.8、Write:262.6MB/sでした。
Read/Writeで350~360MB/s出てほしいなあと思っています。Thunderbolt3の4倍の帯域に期待です。
ドライバーレスです
効率性を考えたアメリカの会社の設計ですね。HDDインストールへのコンタクトが非常に優れており、HDD(SSD)固定用のビスをはじめ、内部アクセスする場合もドライバーレスです。
Ratocのケースは、SSDも当然装着可能ですが専用のケースがオプションです。他のNASやケースは現在SSDを入れていますが、すべてビスで止める必要がありますが、このDuo Proは当初からSSD装着も想定した「手回しビス」がケース内部についています。これは便利ですね。
ドライバーでも当然可能ですが、手で十分に締め付けが可能です。
カートリッジ式は便利ですが、ビス止め必須。
やや速度向上
デイジーチェーン構築
速度
約16%程度速度向上(10Gbps接続対比)
SSD単独より30%強速度が落ちますが、大容量の保存空間ができました。7200rpmの6TBか8TBのHDDを購入したいと思います。
SSD Thunderbolt3ケースから、TiKiti HDDケースへMOVEデータをコピーしました。
277GB容量転送時間及び転送速度
ファイル数が65もあり、それによる処理能力の問題とキャッシュ128GBのHDDでまあまあの結果です。
転送時間 58分10秒 実測 277X1024=283,648MB 3490秒
実転送速度 81.28MB/s
Duo Pro側のタスクマネージャー情報 95%稼働 78~85MB/s転送速度
実際はこのような大きな・大量のファイルをコピーや移動することはないので実用に問題ないですね。
*CrystalDiskMarkはメーカー公称値の確認や、保有システムでの確認ですので目安程度。必ず大容量のファイル転送確認をするようにしています。
*実際に保存したりするファイルの容量は5~10GB/File程度ですのでNVMe SSD等に先に保存します。その後編集を経て高速なデバイス保存(SSD_RAIDケースや、10Gbps_NAS)その後手動コピーです。 (転送等でのCPU使用率は3-5%ですので、他の作業可能)
HDD最速の単体220MB/sのSeaGate NAS用HDD(キャッシュ256GB)が次の候補ですね。ただし現在販売が少ないので様子見です。
-
購入金額
19,800円
-
購入日
2021年11月26日
-
購入場所
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。