レビューメディア「ジグソー」

RAW現像や動画編集のワークエリアとして

一億画素のデジカメを買ったら流石にRAW現像に時間がかかってしまった。しかもタイムラプス動画を作成しようとすると30秒間の動画で900枚以上現像しなければならない。

時間がかかる原因は、PCが古いのとRAWがNAS上にあるためである。しかも1000枚近くのRAWファイルも動画を作成してしまったら殆ど不要になってしまう。

そこで外付けSSDにコピーして、それをRAW現像して動画を作成すれば時間短縮と無駄なファイルをNASに保存する必要もなくなると考えたのである。

きっかけは、ちょもさんのもちもの登録でした。

ちょもさんのレビューを見てアルミ削り出しが気に入りました。こういう工作制度の高いものは持ちたくなるんですよね!

但し、ちょもさんと違う点は、使用するPCが古くUSB3.0のポートしかないためSATAでも十分だろうと思いました。

ちょもさんはNVMe用を買ったので型番がNV-2242Aで、僕が買ったのはSATA用のNG-2242Aです。ちなみに2280用もありますが長すぎるのではと思い2240にしましたが、PCに挿入するUSB3.0ポートが空いておらず、モニタのUSB3.0ポートしかないことが判明し、2280にしておけば良かったと後悔しました。2240では短いためモニタ裏のUSBポートに届き難く挿すのが大変なんですよねー...orz

 

挿したUSBポートのモニタ

 

 使用する予定のPC

更新: 2021/11/28

製品一覧

添付品一覧
添付品一覧

コンパクトな箱に本体とドライバ,放熱シート,リングとストラップです。

添付されたドライバはありがちな安物という感じではなく回し安くしっかりした作りとなっていました。

マニュアルとカード
マニュアルとカード

マニュアルは英語のみです。

更新: 2021/11/28

SSDを内蔵する

内蔵するSSDはマニュアルを見て、NG2242Aを買ったので容量は違うもののTestedの項目に書かれていたTranscend SSD M.2 2242 512GB SATAを買いました。

本体裏側のネジをばらすとこんな感じです。

本体の内部
本体の内部

SSDを差し込み
SSDを差し込み

実は、表か裏かどちらを挿すのか迷ったんですよね!どちらも挿りそうで(^^;)

結局、ピンの数を数えて一致する方で上の写真のように挿しました。右側が浮くようになっているので写真のように添付のネジで固定します。

放熱シート貼り付け
放熱シート貼り付け

放熱シート貼り付けで、またもドジ踏んでしまいました。貼り付けが斜めになったので直そうと引き剝がそうとしたら切れてしまいました。Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
年のせいか、不器用になったものです。

気を取り直し、余った部分をハサミで切り落とし写真のようになりました。

ケースに格納
ケースに格納

裏返してケースに格納します。ここでストラップを右の突起部分にかけておきます。

蓋も一度、紐を外して紐を蓋の穴に通してからリングに通します。

完成
完成

蓋は磁石で本体と簡単にくっ付きますし、外した時もテーブルの鉄の部分につけておけば紛失防止になります。

後は、スタートメニューのディスクの管理(K)⇒ディスクの初期化⇒ディスクの管理画面で追加されたボリュームを選択⇒新しいシンプルボリュームウィザードの開始⇒各項目を適当に選択して次へのボタン押下⇒完了ボタン押下で完了し、476GBのドライブがから認識されました。

更新: 2021/11/28

スピード計測

まずは、USB2.0で計測しました。

USB2.0
USB2.0

予想通り、激遅です。

USB3.0
USB3.0

USB3.1ではなく、USB3.0ですからSSDのスペック「読込速度 560 MB/s 書込速度 500 MB/s」に遠く及ばないですね。でもUSB3.0としては優秀かもしれません。

更新: 2021/11/28
happy指数

作業用ワークエリアとしてRAW現像やバックアップ作業に期待

今まで、デジカメからNASに放り込んでいましたが、タイムラプス動画作成用のRAWファイルは一括で300ファイル以上のバッチ現像するので作業効率の向上が期待できます。

田舎のHDDにバックアップをするときにもコンパクトなので持っていける。

将来を考えるとNVMe用かつ2280にしておいた方が良かったかもしれません。

更新: 2021/12/08
実用性

RAW現像中も静かで時間も5/6に短縮

 

8年前にプレミアムレビューさせていただいた古いPCで437ファイルの星景写真をRAW現像バッチにて一気に処理しました。約18時間かかり1ファイル当たり2分30秒でNAS上にあるファイルより30秒ほど短縮しました。と言ってもSSDにコピーして結果をNASにコピーするので手間は増えます。直接、カメラからSSDにコピーできれば一手間減るんだけど...

 

RAW現像に使用したPC

RAW現像ソフト

撮影に使用したカメラ

まとめ

  • RAWファイルサイズ:41MB
  • RAWファイル解像度:4240万画素
  • 1ファイル当たり現像時間:2分30秒
    但し、ノイズリダクションの場合で昼間の風景の場合は10秒程度

最も良かった点は、HDDを使用していないため非常に静かということです。PCのCPUもグラボもファンの音が静かなので、同じ部屋で寝ていても全く気になりませんでした。それどころか、モニターがスリープしてしまうと動いているのかと思うほどでした。

ちょもさんによるとSSDエンクロージャーが熱いとのことでしたが、温かくはなるけど熱いというほどではありませんでした。

 

  • 購入金額

    3,538円

  • 購入日

    2021年11月15日

  • 購入場所

    アメリア楽天市場店

16人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (1)

  • ホーリーさん

    2022/11/03

    残念なお知らせです。
    Fuji GDX100Sのファイルを大量にコピーすると熱暴走して死んでしまう。
    1ファイルで140Mb前後もある。他のカメラのファイルでは問題なかったが...
    流石に1億画素のファイルは重たかったか。

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