出先（鹿児島）に持って行ったモバイルバッテリーが電池切れになりそうだったので買いました（購入時点ではあまり充電されていなかったので乾電池式のものを別途購入することになりましたが）。

このモバイルバッテリーには従来の USB Aポートが2つあるほか、USB Power Delivery 用の USB-C ポートが1つ搭載されています。C ポートはスマホ等を充電するときと、このモバイルバッテリー自体を充電するときとで共通のポートを使用します。Cポートで本機に充電する場合は 9V 出ていました。

この特徴は購入時点では PD 対応端末を持っていなかったので恩恵を感じられませんでしたが、iPhone の機種変で PD 対応になったのでA/Bポートより速く充電できて便利です。

当然、従来の A/micro-B ケーブルでも充電できます。

珍しいのは、Lightning ポートがあり、本機の充電に Lightning ケーブルを使いまわせることです。iPhone ユーザーにとっては「あると便利」ですが、Android のスマホを使っている人にとっては「なくてもいい」ものです。iPhone ユーザーだけが得をします。なお、Lightning/USB-C ケーブルを使用した場合も、本機には9Vで充電されます。

容量の面ですが、iPhone 13 Pro を残り 50% 程度からいっぱいまで充電するのを3回行って残量インジケータが3つ点灯（4つ中）だったので1泊2日くらいの旅行なら充分足りると思います。それで不安な場合も、ACアダプタを持っていけばホテル（少なくともビジネスホテルは）で充電できると思われるので大丈夫でしょう。

ただ、容量が大きい分重量感もあるので、そこは考えた方がいいでしょう。