Amazonのセールで1,000円引きだったので、PCで視聴するAmazon Prime Videoでは、Dolbyサラウンドが再生出来ない為購入しました。

※なぜか、箱の画像だけサイズ変えたり画質変えたりしても必ずピンボケになります＞＜ 

Alexa対応音声認識リモコン(第3世代)付属の商品です。

手持ちのモニターは、LG-34GN-850-Bという3440×1440 144hzのUWQHDです。

Fire TV Stickをdolby atmos対応AVアンプに挿して使用すると、ガッカリしました。

ガッカリポイント

1. Amazon Prime Videoで全ての映画がDolby対応という訳ではなかった。
2. ２１：９のUWQHDには対応していなかった。※シネコンサイズに対応していない。

という結果でした。

①が一番の目的でしたが、最新の映画は概ねdolby対応だったので、一応満足。
１０年位前のアニメだと、ほぼDolby非対応でしたので、PCからAVアンプに繋いで疑似Dolbyで視聴するのと一緒でした。
　※エヴァンゲリオンを映画館で観る前に序、破、Qと見直してみようと思ったら全てdolby非対応で　　　　ガッカリ

また、PCに比べて、リフレッシュレートが低いのか、右から左にカメラが舐めていくようなシーンで、動きが滑らかではなく気持ち悪くなってしまいました。

②の21：9に対応していないのは致命的で、PCから視聴の場合は、シネコンサイズに対応している映画は上下の黒帯も付かずにフルスクリーンで見られます。

音声はDolbyを選べません。

Fire TV Stickでは、シネコンサイズに対応していないようで、フルスクリーンにすると上下の黒帯が付いて、横に広がった画像になり、登場人物がみんな太ってしまいます。

パラマウント・ピクチャーズの峻厳な山が、まるで富士山のように末広がりな感じになっちゃいます。

モニターの設定で、出力比率を変更しないで出力すると、映画の上下の黒帯込で1980×1080のサイズで表示され、太っちょ画像は治ります。

PCでシネコン対応の映画を見る場合は８２ｃｍ×３６ｃｍで写るのに対して、Fire TV Stickで映る映画の部分は５９ｃｍ×２５ｃｍまで小さくなってしまい迫力に欠けます。

※PCの画面　　　　　　　　　※Fire TV Stickフル画面　　　※Fire TV Stick出力比率変更なし　

ウルトラワイドモニターなので、モニターのインチ表記が難しいのですが、シネコンに対応してない上下に黒帯が付く標準的なテレビで言えば３７インチのテレビが２７インチになるイメージです。

※ウルトラワイドモニターだと、34インチが25インチ

 良かった点

heos対応（DENON,marantz)のAVアンプでないと、48khz/24bit以上で再生出来ないかと思っていたのが問題なく192khz/24bitで再生出来た点です。

※ちなみに使用しているAVアンプはONKYO TX-NR676Eで384khz/32bit対応DACです。

※Amazon Music

※Amazon Music HD

Amazon MusicをFire TV Stickで聴くメリットは、消費電力と静穏性ですね。

PCで聴く場合は、PC・AVアンプ・モニターで１６２Wの消費電力ですが、

Fire TV Stickでの視聴の場合は、Fire TV Stick・AVアンプ・モニターで８２Wと、約半分の消費電力になります。

寝る前に静かな音量で聴くのには、水冷PCはポンプの音や、ファンの音がうるさいので、Fire TV Stickで聴くメリットがあります。

上記２点のガッカリポイントも、普通のテレビに取り付けるのであれば満足出来るかと思います。

primeビデオも、PCでならシネコンサイズの出力に対応しているのだから、Fire TV Stickでも、シネコンサイズの出力に対応して欲しいところですね。

リモコン操作は、キーボード・マウスに比べると遅くてダルイですが、音声認識は便利。