プライベート・ライアンとは違う戦場の有様を描いた傑作映画
戦場をリアルに描いた映画と言えば、プライベート・ライアンを思い起こす方が多いと思います。
しかし、私はプライベート・ライアンと同等以上にこちらの映画を推薦します。
音声はモノラル、機銃・ライフルの音や砲弾の爆発音は、
60~70年代に作られた他の映画と同等なのでリアルさは減ります。
しかしながら、ストーリーに関しては今でも十二分に楽しめます。
新任で配置された将校の狡猾さや名誉欲。
それに引き換え主人公は名誉欲も持たず、新任上官への態度も今まで通りを貫き通す。
それが気に入らなくなった将校が殿を任せますが、これが将校の憂さ晴らしに繋がります。
殿とは名ばかりに部隊を敵軍の真ん中に留まらせるという暴挙に出るのですが、
老練な主人公は何とか敵味方の境界線まで辿り着きます…
そこで起こった悲劇。そして主人公と将校の再会。物語はそこで終わります。
70年代の映画ですのですが、現在でも充分に戦場の虚しさなどが充分に伝わります。
区分けをするならやはりリアリズムな戦争映画と言って過言無いと思います。
2000年にバンダイからDVD化されたのですが、それ以降は廉価版が一度だけ無名な会社から発売されただけで、その間バンダイ版はプレミアム価格で中古市場で売られていたほど
戦争映画マニアにとっては貴重な作品だったと思います。
今はBlu-rayで簡単に安価で入手可能です。
戦争映画ファン、或いはヒューマンドラマが好きな方にはお勧めです。
-
購入金額
5,000円
-
購入日
2018年頃
-
購入場所
Amazon
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。