ノートPCだけの環境の方には馴染みが無いかも知れませんが
デスクトップPCユーザーに付きものの不安材料、それは『停電』です

国内の電力事情は信頼性が高いようで、停電なんてものは余り経験無かったのですが
数年前の台風被害等、突発的な停電があった事もあり、
その際に実感した固定電話機の不通（電話機もACアダプター電源が途絶えて使えず、同様に光回線の終端装置および無線LANルーターも不作動）に大変不便を感じました
（スマホだけは職場で使用＆充電も出来ましたが、自宅ではエリア内の基地局が途絶えてネットワークや電話機能は使えず）

という事で、UPS(無停電装置)の必要性を改めて再認識したので
・デスクトップPC　×２
・光回線の終端装置および無線LANルーター　×１
・留守録用HDDレコーダー＆外付けHDD　×２
の3種類(5カ所)をUPSでカバーする事に

UPS選定の注意点として最近のPCはほとんどが効率化の為に『力率改善回路(PFC)電源』を使っていて『正弦波』が必要なので
古いUPSや安価なUPSに多い疑似正弦波や矩形波といったUPSを間違って買わないように注意が必要です
（ちなみに高価だから正弦波だろうという判断は危険です、店頭に使い物にならない疑似正弦波のUPSが立派な値段を付けて並んでいる事もあります）

まぁ、使い方を見極めて予算を抑える為に疑似正弦波のUPSを選ぶという方法もあるとは思います
我が家でも
・留守録用HDDレコーダー＆外付けHDD
には古い疑似正弦波(旧PC時代に使用、その後バッテリー劣化とPC買い換えで使わなくなり、今回バッテリーのみ更新)です（2カ所に分かれている為に2台）

あとは4～5年周期でやってくるバッテリーの交換サイクルを考慮すれば安心が得られます
ちなみにレビュー時、約15ヶ月経過でUPS本体のセルフテストを実行すると、5つあるゲージのうち4と3を行き来するしきい値付近の残量でした（あくまでもメーター読み）
仕様書では『標準バッテリ寿命』は『6年(25℃期待値)』のようです
一般的には温度が高いと、バッテリー寿命が短くなる傾向との事

購入価格は19,180円、ポイント還元が約2千円で実質は約17,180円でした