最近は年賀状を出す風習も廃れてきて、出す場合もネット経由の写真プリントも発達しているので、「自宅で年賀状(の本文面)を印刷する」ニーズは減っているのではかなろうか。
cybercatも、最盛期は純粋な取引先を除いて150枚近い年賀状を出していたときもあった(職場の同僚や上司は含む)。しかし最近は、上司の退職や個人情報保護の観点か住所録も共有されなくなってきて、職場関係は数枚に。親戚も縁遠くなったり、親世代などはほとんど鬼籍に入られたりして激減した。しかし、高校時代の友人や社外研修会での知人のように手紙でだけ繋がっている数名や、恩師などを中心に、ごくわずかではあるが今でも年賀状のやりとりをしている。
今よりさらに枚数が減れば、完全手書きでも良いのだが、それをやるには少々枚数が多く、いつも本文面はPCで文面作って、自分でイラスト加えたりして文面印刷して作成している。
-ところで、プリンターの調子って使うときに悪くなるよね?-
つか、インクジェット系のプリンターには「詰まり」の問題が発生するけど、使う頻度が低いほどそうなりやすい。
cybercatの複合機、PX-1600F
は、スキャナーとしては(ZIGSOWの投稿用を中心に)今でも週1回以上のペースで使っているが、プリンターとしてはほとんど使っていない。水に流れない顔料系インク採用で、配達による摩耗や雨滴がかかる危険性のある葉書の印刷にはベストマッチなのだが、水溶性ではないので、不調になると染料系のものよりも完調に戻すのが難しい。
年末に印刷しようとしたら、案の定印刷できない色やムラ状態が多数発生...
あまり時間が無かった&作成枚数も少なくなってきていたという事もあって、「白黒で印刷して色は自分で塗る」ということにした。
手持ちでパステル調色鉛筆などいくつか色を塗るツールはあったが、ヴィヴィッドな色の方が良い画を描いてしまったこともあって、着色するものを手に入れようかと。
この一瞬しか使わないので、安いもので使い勝手がわかっているものとして思いついたのが、学童文房具の定番、サクラのクーピー(クーピーペンシル)。
誰も識らない人はいないと思うが、
・色鉛筆のような形状で、鉛筆削りで削ることが出来て、作画コントロールもしやすい
・クレヨン(クレパス)と同じく本体全てが「芯」で、ぼかし書きなどの手法も使える
というもの。
すなわち、色鉛筆の使いやすさと、クレヨンの多彩な描画手法を両立できる画材で、すでに半世紀近い歴史がある画材なので、子供の頃使ったことがある人も多いのではないだろうか。
さらに「消しゴムで消せる」というのが、失敗時のリカバリーのみならず、描画手法にも応用できるので、単に「子供向け商品」として有用である以上に、画材として秀逸。
これの12色入りのベーシックセットを入手し、年賀状に着色したわけ。
クーピーには最大60色(限定で90色も)があるが、基本の12色入り
ケースに名前を書くところがあり、表記が「ひらがな」なのが、学童教材という感じ
使い勝手は相変わらず良くて、ちょっと懐かしい体験でした。
手につかず、色鉛筆的使い方もクレヨン的手法も出来る
色鉛筆+クレヨンの使い勝手で、手が汚れない。
不朽の名作。
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購入金額
548円
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購入日
2021年01月24日
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購入場所
ドン・キホーテ
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