先ずはパッケージ。パッケージ見ただけで中の構成が判ります。

内容物。有線LANアダプター本体と、USB Type-A・Type-Cの変換コネクタ。
変換コネクタにはストラップが付いているので、無くさないようにLANアダプター本体に括り付けておくのが良さそう。

LANアダプター本体。
本体側にLANポート、ケーブルの先はUSB Type-Aコネクタ。
本体に電源状態と通信状態を示すLEDがあります。

変換コネクタ。USB Type-Aのメスに、Type-Cのオス。

必要最小限の構成になっているので迷うこと無く使えますね。

Switch本体をテーブルモードにして使用する際にはLANアダプターに変換コネクタを接続して行います。
スタンドに乗せている都合上、ケーブルは前方へ伸びる形に。

TVモードで使い場合は、ドックのUSB Type-AポートにLANアダプターのType-Aを直接挿して使います。

うちの場合はドックを使わず、TV出力変換アダプターを使用しているので、そちらのType-Aポートに。

さて、有線LANに変えることで、どれだけ速度が変わるのか。
実際に効果があるのでしょうか？

先ずは無線での速度測定。
無線接続状態で、Switchの接続テストを行いました。
DLが72.2Mbps、ULが36.8Mbps。

次に有線LANアダプターを使用しての速度測定。
DLが148.8Mbps、ULが45.9Mbps。

見辛いので速度部分だけ切り出し。

アップロードの方はそこまで変わりませんが、ダウンロードの方は約2倍の速度が出ています。

速度測定は時間を空けて数回試してみましたが、有線LANでは無線LANの2倍程度の速度という状況は変わりませんでした。

Switchの場合、利用者チェックやアップデートの都合上、パッケージ版のソフトで買ったとしても、旧来のハードのようにハードが壊れない限り未来永劫遊べる、と言う訳ではなく、任天堂がサービス（サーバー）を停止してしまうと遊べなくなるのでパッケージ版を買うメリットが薄いです。

利便性からダウンロード版を買うことが多くなりますが、買ったら直ぐに遊びたいけどダウンロードに時間がかかる！まだダウンロード終わらないの？って感じになってしまう事もありますが、有線LANなら単純計算では無線の半分の時間でダウンロード出来る事になります。

まぁ、実際にはサーバー側で帯域制限とかかけていると思うので、そこまで劇的にDL時間が短縮出来る訳ではないですが……

有線LAN化では速度的なメリットもありますが、それ以上に通信が安定した事の方が大きいですね。

無線LANの場合、どうしても周囲の影響を受けやすく、宅内の電波状況のみならず、近隣宅からの電波干渉もあり、通信が安定しない時は無線LANルーターで使用帯域を変更したりする等の対策が必要でした。

有線LANだと、そういう手間も無く安定した通信環境が望めるのが良いです。

勿論、有線だけにLANケーブルが邪魔になりますが、テーブルモード時は兎も角、TVモード時においては、そもそも据え置きしている場所にLANケーブルが追加されるだけなのでデメリットらしき物はありません。

テーブルモードでは流石にLANケーブル邪魔になりますが……

一般的には速度と安定性を常時必要とするゲームの類はテーブルモードで遊ぶより、TVモードで大きな画面で遊ぶ方が有利になる類の物が多いと思いますので……

あつ森のおでかけに関して言うと、自身の通信環境が改善しても、同じ島へ行く他の方が通信エラーで落ちて巻き込まれて落ちるパターンもありますが……

少なくとも自分が島開いて招いてる状態で、自身の通信環境が原因で落としてしまう懸念が払拭されるだけでも十分にメリットだと思います。

速度向上と通信の安定性が望める、と言うことで、有線LANアダプターは、スマブラとかスプラとか遊ぶ方には必須のアイテムじゃないですかね？