そのチープなタイトルが損をしている
尊敬する映画評論家 町山智浩さんは2019ベストとの紹介
期待して見に行きました フォードvsフェラーリ はたして?
CG無し
宝石のようなマシン フェラーリP3
フォードGT40
それを実際にぶつけたり 壊したりすることはできません
でもCGは使いたくない
そこで現代の車を 当時のシャシーに合わせて そこにかつての名車のカウルをかぶせたそうです
肝心のV8・7リッター V12・4リッター は そのエンジン音をサンプリング
キャブレターの息遣い 荒々しい排気音 ギアノイズ タイヤのスキール音 風切り音は
忠実に再現されていました
かつてのユーノディエール デイトナ24 コースの背景などはCGを最小限に利用したそうですが
かなりリアルな車を楽しめます
So so
フォードvsフェラーリ
タイトルはメーカーの争いですが
内容は 実直を旨とするフォードという企業と キャロル・シェルビーとケン・マイルズのコンビ
水と油の関係が 映画の骨子
下町ロケット 陸王 半沢直樹シリーズ と 評する方がおられる理由です
私はアメリカ人ではないので フォードに大きな思入れがありません
もっとエンツォ・フェラーリ フェラーリに踏み込んでもらえたら との恨み言も言いたくなります
昭和中頃の高校生が 学校からきつく禁じられたのは エレキギターとバイク(車)
その不良の象徴 素晴らしいエクゾーストサウンドとエレキギターサウンドが満ちてました
キャブレターの息遣い ギアノイズ タイヤのスキール音 興奮します
ただ
レース映画としては ラッシュ・友情とプライド を 推します
町山智浩さんが仰る 2019ベスト わたしにとっては そこまで ではありませんでした
リアルを標榜するなら ストレートの途中でアクセルを踏み込み そこから加速が始まる
その手の表現は いただけませんや
まぁまぁ でした まぁまぁ
どうして響かなかったか 考えてみた
巷で評判なのに どうして私には響かなかったのか 一晩考えてみた
組織に身を置いたことがない
自分の考えが正しいと信じているのに 横やりが入る悔しさ
間違ったプランが採用されてしまうのを見る辛さ
そんな経験が ほぼ無いから 自分が家賃のない気楽な自営業者だから
だから 身につまされない それが原因かもしれない と気づきました
あと 分数の割り算ができなさそうな マット・デイモン
クリスチャン・ベールに しても 演技力に疑問符が付きました
フォード社内の俳優さんやフォード二世 フェラーリ社内の俳優さんやエンツォ
ケンマイルズお奥さん役の方々は 芸達者だと感じたのですが
評判の良いクリスチャン・ベールの良さは 私には伝わらなかったのよ
もしもご覧になった方がおられましたら 私はこう感じた それを教えて下さいね
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購入金額
1,200円
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購入日
2020年01月12日
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購入場所
MOVIX京都
MAGNETさん
2020/01/12
でも、GT40は良いですね!
そう云えば最近、「本物のGT40は元々、公道は走れ無いのでそれをクリアする為にレプリカを限定で作成した」とか…この映画が関係してるのかなぁ?
フェレンギさん
2020/01/12
でも
フォードはマスタングとGT40以外に思い出せるマシンが無い
とはいえDFVはいい音してたし GT40のV8もいい音
エスコートも音はいいんですよね
もしも私がアメリカ人なら もっと素直に喜べたと思います
見る前の期待値が大きすぎたのかもしれません
音楽は良かったですよ そう思い出すと エンジン音を含めて音が良かったな
GT40の40は 車高の数値から取ったネーミング 映画でもそう紹介されてました