レビューメディア「ジグソー」

12インチ・スーパーアナログディスク  「西島三重子76/45」東芝EMI DOR-0143

45回転12インチ・スーパーアナログディスク  「西島三重子76/45」

マニアを追い越せ!大作戦 という副題が付いています マニアは買わなかったのか?

    

        

        

   

収録曲 45回転で収録時間が短い所為か裏表5曲のみです  収録時間はA面は14分、B面は6分前後です B面は内周が空いています 

   

      

     

  

今は無き、第一家庭電器の「マニアを追い越せ!大作戦」の25回目で発売されたレコードです

発売は1986.6です

http://www.superanalogue-dam45.net/index-dam/dor0143.htm

録音はスチューダーA80 MK2(76CM/S 2CH)でスタジオ録音したので76/45と言うタイトルが付けられたようです。2CHと言うことは片面で、15分録音だったようで(10インチテープ使用で)、テープデッキでテープが何インチまで使えるのかは不明ですが、テープは12,14インチもあったようです。

 

テレビのコマーシャルで「ジャジャジャ~ン ゞ......第九じゃない! 第一家庭電器」 というのはいつ頃迄放送してたCMなのか...

https://www.youtube.com/watch?v=aqadQUO_a7I

当時はレコードを出すほどのバブルだったんですね 白いソアラとか....バブル時代...

 

 

 

 

 

     

 

    

      

レコードの内容はややけだるい感じの曲が多いです JAZZ調で歌った方が良い感じがしますが

そのノリも無いです 選曲の目的が不明ですね 45回転レコードの良さが出ていない感じもします し、すべてアダルトの雰囲気で、沈む夕陽と凪の風景のような静かな曲が多いです レコード解説にも書かれていますが打楽器系が使われていないのでやや沈んだ感じです。

西島三重子デビューの頃の勢いは影を潜め、円熟の境地に到達した感じがありますね これは

これで賽子の上がりの到達点で誰も降りない終着駅だったんです。 そう言う到達点と言うことですね 納まるところに納まったと言うべきでしょう。

 

当 第一家電のシリーズは2年後1988年に西島三重子ライブと言う2枚組のレコードを出しています。

 

 

 

 

   

           

  

   

  

   

ディスクはレコード導入部の音溝保護のためのグルーブを無くし、真っ平らとしたので従来比65%UPの重量と為っています 手で持つとズッシリする感じはします。  

  

   

         

  

   

      モニター次第ですが文字の拡大可能です 

      

    

今回のレコードは「SHADOW」と言うアルバムと「寝物語」と言うアルバム2枚を録音(発売は1985)

したときの76cm/sテープを45回転レコードに落とした企画とのこと 録音は1985年で、今回のレコードは1年経過後 1986年、カッティング、発売されています 「寝物語」は未所持です カッティングマシンはノイマン SX-74です ダイレクトカッティング盤ではなく伴奏とボーカルの同時録音テープ(76cm/s)を1年後に45回転LPに落としてカッティングしたというレコードです ややこしい。

デジタル録音では無かったようです。 

 

 

 

 

2022-1-7   誤記訂正----第一家庭電気 → 第一家庭電器 

 

      

 

    

 

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    不明

  • 購入場所

14人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (4)

  • jive9821さん

    2019/09/07

    当時の東芝EMIでは、STUDERのレコーダーを使った76cmレコーディングがいくつかあったようで、これもそのテープを利用することで実現した高音質盤ですね。近い時期に「チャンピオン」や「秋止符」などを収録した「アリス76/45」という盤もあり、こちらは持っていますが市販のアルバムよりは結構高音質のようです。

    西島三重子のこのシリーズのレコードでは、ダイレクトカッティング盤がやはり強烈なインパクトを持っています。以前Technics SL-1000Rの試聴会で再生してみましたが、鳥肌ものの音質でした。今でも結構高値がついてしまっているようですが…。
  • タコシーさん

    2019/09/07

    jive9821さん
    1985年頃だとデジタル録音も可能と思いますがアナログで行ったわけですね
    秋本奈緒美とか色々な45回転レコードを出したようです 最終はDOR0171ですね
    https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e143267726

    最終盤はキングレコード?からで33回転になっています 第一家電の業績もおかしくなってきた時期なんですかね 第一家庭電器は2002年経営破綻してます 手広くやり過ぎた感じもありますが... ヘッドシェルとか出していましたし、当時は日本も元気がありましたが90年後半から下降気味でしたね
    http://www.superanalogue-dam45.net/other-materials/materi... 
    ダイレクトカッティング盤は西島三重子に限らず他の歌手のも持っていないです
    いつか機会が有ったら入手したいですが何時に為るやら.... 
    今回のレコードも第一家電の遺産と言うことですね
  • jive9821さん

    2019/09/07

    後期がキングレコードになったのは、単純にその時期に東芝EMIが高音質アナログ盤の制作を止めてしまったからですね。

    80年代後半から90年代にかけては、キングレコードが特にアナログ盤では唯一高音質盤を出し続けたレーベルでした。この時期の第一家電向けレコードで、ゲリー・カー(コントラバス奏者)のものを持っていますが、これもSL-1000Rで素晴らしい音で聴けました。実はゲリー・カーの別作品のレコードをTechnicsの方が用意されていたのですが、音質は第一家電盤が圧勝というほどに違いました。

    今では演歌やアイドルしか扱っていないイメージのあるキングレコードですが、この時期の高音質盤は実は素晴らしい出来です。
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