近畿圏で小学校に通った40歳以上の方のほとんどは、修学旅行先として「お伊勢参り」を
経験されていると思います。
旅行に際して、その行為を特別な神事として捉えた印象はありません。
それより在所を勝手に離れることを禁じられていた中世時代でも、庶民が関所を堂々と通ることが出来た「お伊勢参り」 それを歴史と絡めて学習した覚えがあります。
今は政教分離の観点から、修学旅行先として「お伊勢参り」を選ぶことは ほぼ無いのだそうです。
私自身、特に信心深い人間ではありませんが、二人の子どもたちは、「自分が連れて行ってやろう」
と考えました。
今は通年賑わう「おかげ横丁」の効果も高く、かつては無料だった駐車場は有料となりましたが
それでも満車の札を見かけることが多いと思います。
先日 所用で伊勢市に出向くことがありました。
今年のお正月は体調を崩していたため きちんとした初詣をしておりません。
また内宮には 数度お参りにでかけておりますが、外宮にはお参りしたことがありません。
本来お伊勢参りは 外宮〜内宮の順で行うべきだと伺っておりましたので これを機会にと
考えました。
参拝順 左側通行と右側通行
外宮さまと内宮さまは 少し離れておりますので、公共交通機関 もしくはタクシーを利用するか
自家用車で移動することになります
外宮さま前には3時間まで無料の駐車場 内宮さま付近の公営駐車場は1時間以内無料でした。
外宮
伊勢神宮では「外宮先祭(げくうせんさい)」と言う習わしがあり
祭事の多くは外宮から先に執り行われるのだとか。
参拝においても外宮を先に参拝してから、内宮をお参りすべきであるとされています。
天照大御神が「祭りの際は豊受の神から先に詣でなさい」と言われのが理由だそうです。
神社の参道を歩く時、鳥居の下をくぐる時 中央は神様の道として避けるのが通例ですが
特に外宮において 参詣者は 左側通行をもってよしとされます
また内宮においては 右側通行が推奨されるようです 宇治橋の入り口で それが示されます
さすがは伊勢大神宮
左が手提げ袋 右が絵馬が納まる紙袋 非常に立派です
わずか500円の絵馬が納まるものには見えません
亥年ですので 成獣と二頭のうり坊が描かれております 日本画の雰囲気がよく醸されております
他所の神社と比較することは憚れますが、とにかく絵馬の材質が素晴らしい
サイズが大きい
板厚が他の2倍ほどあります
唯一 大神宮と名乗るだけのことはあるな 単純にそう感じた次第です
余談
どなたでも正式なご祈祷を受けることができますが 伊勢大神宮においてはドレスコードがあります
礼服にネクタイを着用されてた方を多くお見受けしております。
神社ボーイを自称する難関キャンデーズ山里亮太さんは、
「先日 そのドレスコード故 ご祈祷を断念した」と
TBSラジオたまむすび内で 残念がってましたよ。
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購入金額
500円
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購入日
2019年01月28日
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購入場所
伊勢大神宮
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