Windows版を持っていたのですけれども。
L2書庫と次元の狭間にディスクは消えてしまったようでして、セーブデータとインストールデータは有るけれども起動出来ない有様。
どこまで進んだっけかなあ。
と、思うに、あの人のアレは倒していたはずで、ボスでは無いけれども、レベルアップに必要となる討伐対象な強敵に勝てずに煮詰まっていたかな。
という訳で、vita版を購入して、江戸の仇を長崎で討つ的なリベンジです。
レベルアップ制限(レベルキャップ)は絶妙なバランス、かも
最近はオンラインRPGに限らず、キャラクターの最高レベルに制限が掛かっている事(所謂レベルキャップ)は結構ありますね。
この制限は、プログラムや設計上の限界値、カウンターストップ、所謂カンストとは違って、システム上では上げる事が出来るのに、クエストなどの条件づけをする事に因り通常プレイでの難易度調整(ラスボスなどをカンストキャラで楽勝にしない為など)の為に制限されている感じでしょうか。
このゲームでも、通常のシナリオのクリアまでのレベルキャップは27だったかなあ。
それ以後も、強敵の討伐を開放条件にするなどして、99まで幾つかの段階を経ていきます。
これは、通常シナリオのBOSSとは別に、各所に配置された討伐対象である強敵が強敵として君臨する為に仕掛けられているものであろう、と考えられます。
カンストマニアであるL2さんは、99まで上げられるよ、と言われたら、最初のダンジョン、クエストの時に上げ切ってしまう事もある人です。
だって、ボスを楽勝で倒したいですもの。←これが討伐対象な強敵を雑魚化するので劇的な展開を失うジレンマw
L2さんは、武器防具含めたアイテムのドロップ運に全く自信が無いですからね。
稼いだ金の力とレベルで、殴る、それが必殺技とも言えますかね(言わない)
しかしながら、このゲームでは武器防具にも装備する為に必要なレベルが設定されているので、ドロップで入手しても装備できなかったり、強い武器を買おうとしても自分のレベルが足りなくて装備できないという事態に陥ってしまって、レベルキャップ=装備制限でもあったりするのです。
たった1レベルの差で装備出来ないアイテムほど、輝いて見えるのですけれども、ね。
いざ、キャップを乗り越えてみると、あんなに輝いていた装備の輝きの衰え、セピア色っぷりの半端ない事w
コツコツと適正レベルを超えてまで稼いだお金とレベルを唸らせて殴るスタイルの人には結構ツライシステムであり、色々と悩ましい部分だったりもします。
その葛藤が面白さに繋がっていたり、いなかったり(オイ)、という事になるでしょうか。
一応、救済的にレベル制限を超えて装備可能にするアイテムも存在します。
vita版では、序盤で一人分だけ貰え、残りは高額な店売りに一つ、通常シナリオ攻略では集まりづらい特殊アイテム一定数との交換で入手可能、とハードルがかなり高いものの、全員分集めることも不可能ではない、かな。
という感じ。
多分、Windows版ではどう頑張っても二個位(その内一個はクリア後的な感じだった気もします)しか入手出来無かったような…。
システム部分のちょっとした変更で、かなりライトなRPGに
コンシューマ機への移植作品と言う事で、制限事項などの緩和が行われていて、基本的な難易度は下げられている感じです。
それを補う為に、敵の強さそのまま(もしかしたら強化?)で、通常の6人パーティではなく、5人パーティしか組めないようになっているチャレンジ的なインフィニティモードがありますけれども。
それを含めても、もっと根幹な部分で緩和されているので、随分と楽です。
緩和されている部分について、なんですけれども。
本作でのキャラクター装備品には、ある種の制限があり。
・キャラクターのレベルがアイテムレベル未満では装備不可である
・装備可能な成長タイプ(種族)が決まっている
・装備可能なブラッド(職業)が決まっている。
というような感じ。
ただし、それを無効化するアイテムが有り。
・レベル制限フリー
・タイプ制限フリー
・ブラッド制限フリー
と三種類の制限解除アイテムを揃えて所持すると、そのキャラクターは制限を受ける事無く、好きなように装備できます。
割と簡単に入手(チュートリアルクリア後に一個貰えるレベル制限フリー以外はそうは言っても、お金を沢山集めたり、アイテムを集めたりが必要で、ちょっと大変)出来るのは各種一人分だけで、残りの人数分揃えるのは、ラスボス倒すよりも大変だったりする感じなような…。
そして、効果を得るにはキャラクターが装備品と共に冒険中に携帯(キャラクター個別のアイテム欄内)していないといけない訳で、アイテム欄の圧迫が代償という形(入手難易度も高いですが)でした。
アイテム欄圧迫という代償について。
Windows版では、
・キャラクター毎のアイテム所持数(戦闘中に使える)
・パーティのバックパック的(戦闘中に使えないが探索中には使える)なアイテム所持数
・拠点に帰ると保管する事が出来る倉庫がある。(所持数は大きい)
という三つがあり、特に探索中のアイテムの所持枠が、かなりシビアだった(バックパック自体が無かったかもしれないかなあ?)ので、探索途中で入手したアイテムに因って、アイテム欄が一杯になって引き返す事態は頻繁でした。
もし、三種の装備制限解除アイテムを全員分獲得出来たとして。
全てのキャラクターに持たせたりすると、アイテム欄を三つ占有します。
もちろん、武器や防具などの装備品も、キャラクターのアイテム枠を占有しています。
結果として、探索時のドロップアイテム取得可能数が減ったり、回復アイテムなどの持ち込み数に大きく響いたりして、探索可能な時間が短くなりがちだったのですが。
(私自身の感覚では、そもそも装備制限解除アイテムが殆ど無くても、アイテム欄はギリギリだと感じていました)
こちらのVita版では、windows版では拠点にあった倉庫機能が廃止され、その代りにバックパックの容量がWindows版での倉庫そのものになるという変更がありました。
この変更で、探索の難易度は劇的に変わりました。
アイテム以外の回復手段や現在位置確認スキルなどを使えない特殊なエリアを探索する時へ影響が特に顕著です。
そうでなくても、探索開始時に持ち込んだ回復アイテムや回復スキルが尽きると、全滅などのリスクが発生しやくなりますので、その時点で引き返す選択が吉。という事になりますので、その制限が限りなく緩くなる事で、活動限界が増えるのは良いことです。
この結果。
未探索エリアなどで強敵を倒して、高ランクやレアなアイテムドロップが期待出来るかもしれない。
↓
でも、回復アイテム等の探索進行用品でアイテム欄を占有されているという状況では、戦闘後のドロップアイテム入手が出来ない。
↓
結果として、強い武具などの入手と未踏査エリア探索を同時進行できなかったりする悔しい事態が起きる。
という悲劇(喜劇?)が無くなる訳です。
私自身の感覚ですが、こういうハック&スラッシュなゲームでは、初踏破しているエリア、初遭遇する敵、強敵での初ドロップは「輝いているように見える」事が多い気がしています。
その感情が、所持枠に引っ掛かってドロップアイテムが表示されなかったり、入手チャンスを実行出来ないという事態に対して、余計に悔しさを覚えさせるのでしょうね。
もちろん、それが醍醐味ではあったりするのですけれども。
蒐集の病と、マップ全踏破症候群のL2さんにとっては、レベルカンストを目指している余波で唸らせている資金によるアイテム大量ストックで、強引にでも探索を長く続行できる所持アイテム数の緩和が、何よりも嬉しいお話だったのです。
探索に持ち込むアイテムを厳選して、更にはBOSSとの対決など、目的に特化した装備、所持品を制限内で揃えて、ギリギリでクリアする、というのも、醍醐味ではあるのでしょう。
しかし、その前に心が折れてしまっては、元も子もありません。
そういう意味では、良いバランス調整なのかもしれませんね。
-
購入金額
1,950円
-
購入日
2018年05月25日
-
購入場所
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。