以前、アリゲーターのレビューは書きましたが、今度はコブラです
コブラと言えばほとんどの方が寺沢武一先生の有名な漫画を連想されるかと思いますが、(私も大好きです)工具界ではドイツ、クニペックス社のプライヤーの名前になります
前述のアリゲーターとは兄弟になりますが、知名度は断然コブラの方が上です
クニペックス社はもともとプライヤーの有名メーカーですが、コブラはその看板商品です
プライヤー界でのコブラの信者は数えられないほどおり、YouTubeで探せばその凄さがいくらでも検索出来ます
一例として・・・(ファクトリーギアさんの紹介動画)
人が乗っても外れないというデモですが、自分の工具で動画作るのは心情的に抵抗があるので、上の動画を参照してください(メーカーさんからきっとデモ用のキットを貰ってやっているのでしょうからね)
ということで、人が乗っても口が外れないというすごい奴です
コブラのすごさは誰に聞いてもすごいんで、今更ですので今回はアリゲーターと比較してみましょう
両方とも250MMのサイズを買ってみました、サイズはバリエーションがありますが、250mmが最も使い勝手がよくて売れるのでしょう?バーゲン玉に最も出てきます
値段ももっと小さいサイズより安かったりしますので、このサイズがお勧めです
今回は4000円位で買いましたが、探せば3500円位からあります
250mmは車いじりに最適サイズと言われていますので玉が多いのでしょう、その下の 180mmはバイクいじりに最適と言われていますので、2輪や自転車の人は 180mmがいいかもしれません
180mmもバーゲンによく出てきます
上が、アリゲーター、下がコブラです、アリゲーターは丸の軸の場所なら自由に口が開きますが、コブラはボタンを押すことで口が開きます
口の形状はまったく一緒です、ともに斜めの台形型の口が特徴です
ここががっちりくわえるポイントです
重ねてみてもそっくり・・・まさに兄弟です
このコブラの型番は8721ですが、スタンダード版は8701です
何が違うかというと、21の方は最もボタンを使って開口して対象物までボタンを押さずに縮めることが出来るという機能(クイックセット)を持っています
色々なHPでは、クイックセットはセットして対象物から1回外すと口が閉じてしまうと書いてあるページもありますが、クイックセットを行った後、コブラ本体を軽く握りなおすと完全にセットされ動かなくなるので全く問題ないと思います
ただ、クイックセットは完全に口を開口させた状態からしか作動しない(途中では完全にロックされ戻らない)ため、そこまで開けるのがめんどくさいという方がどちらかというと問題なような気がします
コブラ全体に言えますが、向かって左面にボタンがありますので、左利きの方には使い勝手が悪いかもしれません
そんな方には、アリゲーターの方がお勧めでしょう
クニペックスのプライヤーはスタンダードグリップとコンフォートグリップの2種類ありますが、コンフォートグリップの方が強く握れることになっています
個人的な見解ではどちらも変わらないような気がしますので、デザインのお好みで決めればよいと思います
工具を何かと買っていた私ですが、30年間もクニペックスのコブラを買っていなかったのは、簡単な理由です
ウオーターポンププライヤーという普段そんなに使わない工具に、当時は1本1万円以上したクニペックスの工具は魅力的にうつらなかったためです
今は4000円位で買えます・・・
4000円ならその辺のウオーターポンププライヤー1.5倍くらいの価格ですから、逆に他のプライヤーを買う理由がなくなってきたからです
一般的なウオーターポンププライヤーはこんな感じです
一般的なプライヤーは口の部分が厚くて大きいものが多いですが、コブラは小さくできています
狭い所にアクセスするときに有利だと考えられた設計なのでしょう
この様な細かいつくり込みが人気の要因なんでしょうね
一般的なプライヤーは口の開け具合はこんな感じ、ギザギザがあるコブラの方が細かく調整が出来ますね
安ければとてもお勧めです、
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購入金額
3,980円
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購入日
2018年01月07日
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購入場所
アストロプロダクツ
hatahataさん
2018/01/10
パイプを掴むという以外に、誰でも使っているような使い道がないものでしょうか。
買うための理由を探すみたいですが。(笑)
hideさん
2018/01/10
安ければ非常に便利です・・・
自宅に普段使っているウオーターポンププライヤーと比較したかったんですが、出払っておりまして比較が出来ませんが、口が違うんですね
hideさん
2018/01/10
hatahataさん
2018/01/15
でも、買っときゃあれこれ使い道がでできそうな道具ですね。
参考になりました。