古紙パルプ100%の普通紙です。
環境負荷が(たぶん)少なく、使用中の通常の普通紙よりも少しだけ安価です。
●0.697円/A4サイズ1枚
紙質はわら半紙よりちょっといいくらいです。
●坪量:約67g/㎡ ●紙厚:約93μm ●白色度:約80% ●原産地不明
そういえば、わら半紙というモノが身の回りから姿を消しました。
謄写版印刷ではB4版1000枚の包みをよく利用したものでした。
謄写版には1枚1枚ローラーを手で操作して刷るものと輪転機式のものがありました。
それが、プリンタに置き換わり、普通の紙が使えるコピー機が必需品となった頃からいわゆるコピー紙(普通紙)に置き換わりました。わら半紙の紙質ではプリンタやコピー機で容易に紙詰まりしたり紙の繊維が機器内に溜まりがちになるのです。
この用紙のわら半紙的な風合いを活かしたチラシを作ることもあります。
デザイン時に「R100」やリサイクルマークのロゴを入れてエコ感を演出するのにも向いています。
R100のRは古紙パルプ配合率、100はその%率です。
実際にはどれほどエコなのかよくわかりません。バージンパルプを使用しないとしても、再生するためのエネルギー、含まれる添加剤や漂白剤なども含めて十分に環境にやさしいのかも気になります。
大手企業や役所の事務では、同種の紙を使用することが推奨されているのでしょうか。
近年、よく手にするようになりました。
「【モノクロ対応】古紙パルプ100%白色度約80%のグリーン購入法適合のコピー用紙。」
などと説明されています。この用紙を採用することで税制上優遇される組織では需要があるのでしょう。
そうでなければ、白色度が低かったり、手触りが粗いこの用紙をあえて選択する必要もないのかなと正直なところ思います。
エコ感の演出や肯定感もときに必要だけど。
購入サイト;
https://lohaco.jp/product/023794/
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購入金額
3,487円
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購入日
2015年頃
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購入場所
アスクル
タコシーさん
2017/09/12
私も書いたこと有りますが筆圧が弱くて字が濃くなりませんでした 刷った後で気がつきました
昔の先生は仕事が丁寧でしたし心が入っていました 懐かしいです。
ちばとどさん
2017/09/12
> 先生が原紙を鉄筆で書いて
原紙はロウ原紙、鉄筆の相手はヤスリ(板)でしたかね。
あのころは、職人的にガリ切りのうまい先生もいましたね。
ボールペン原紙なんていうのもありましたが、細かい文字はダメでした。
「ファックス」と呼ばれた原紙製作機もありました。10cmくらいの回転ドラムに紙原稿と原紙を並べて巻きつけ、原稿を光学的に走査して読み取り、原紙側に走査に連動する針があり穿孔を作っていくものでした。
わたしは80年代高校生の頃、文芸部に便乗して校内で好き勝手な印刷物を発行して配布していたのがガリ版印刷でした。マイ鉄筆とマイヤスリ、あったんですけど、遥か過去のこととなりました。
れいんさん
2017/09/19
ちばとどさん
2017/09/19
わら半紙は、ヨレヨレなのでB4サイズで折って飛ばすの、ちょー困難。
紙鉄砲がオススメよ。