ロアアームを緩めたり、ショックアブソーバーを自分で交換した経験はありません。
でもバッテリーを交換したり、エアコン室外機にファンの取り付け緩みを締め直したり
家具を組み立てたりすることはあります。
日曜大工レベルのラチェットレンチセットは、所持していますが、
セットで数千円のものに付属するハンドルは信用しきれません。
少なくとも、タイヤ交換には怖くて使えません。 十字レンチで行ってます。
数十年前に行きつけの自動車修理工場のオヤジさんが、KTCのミラーツールを買い揃えた時に
使い古しのショートラチェットハンドルをくれたんです。
当時は古いアルファロメオに乗っており、自分でエアクリーナーボックスを取り外したり、等など
ボンネットを開ける頻度が高かったんです。
それ以来、安物ソケットレンチセットに輪ゴムで括り付け、無くさないように愛用してます。
確実な安心感が手から伝わる
レバーを写真の様に(この状態で見て上側)にすると、締める。
レバーを写真の様に(この状態で見て下側)にすると、緩める。
このように狭い場所で利用する時に 非常に便利です。
レバーの方向から見ると、バッテリーを取り外す前の状態であることが解ります。
安価なソケットボックスでも、バッテリーを外す時には何の問題も無く使えるのですが
標準装備のL形レバーでは、何度も何度も抜き差ししながら使わなければなりません。
一度ラチェットハンドルを使うと、もう戻れません。
締める時も緩める時も、確実な機械が持つ信頼性が手指から伝わります。
ソケットレンチの差し込み口のことを「差込角」と呼びます。
6.3sq.、9.5sq.、12.7sq.、19.0sq.、25.4sq.の5種類のサイズがあるようです。
写真のレンチは6.3に相当します。
KTCのHPから ソケットレンチについての知識を抜粋すると
差込角の選び方
ソケットは差込角ごとに口径の設定範囲が異なります。差込角の選定は、
作業対象となるボルト・ナットのサイズで決まりますが、
ボルト・ナットのサイズがソケットの設定範囲の上限に近い場合はワンサイズ上の差込角を使い、
下限に近い場合はワンサイズ下の差込角を使うほうが安全に作業できます。
例えば、KTCの9.5sq.ソケットの設定は5.5mmから24mmとなってますが、
22mmや24mmのボルト・ナットを緩める場合は、
ワンサイズ上の12.7sq.を使用されることが望ましいです。
差込角の選び方は、
作業対象に使われているボルト・ナットのサイズによって判断します。
例えば自動車整備の場合、
自動車に使われるボルトはそのほとんどが5.5~24mmサイズの中に有りますので、
まず手に入れるとすれば、差込角9.5sq.のものから揃える事をお勧めします。
ワンサイズ小さい6.3sq.はボンネット内など狭い場所に便利です。
また、ワンサイズ大きい12.7sq.は足回りなど高トルクが必要な作業に適しています。
やはり自分が譲ってもらった6.3sqは、
アルファロメオのボンネット内整備に適した製品だったということですね。
リンク先の製品は、手持ちのものとサイズが似ている同一メーカー製品です。
場所に応じたサイズ
ホイールの脱着時には それに応じたサイズのレンチが必要ですし
トルク表示のあるものが最適だと思います。
でも
ボンネットの中など 狭い場所
広く見えても 何かが邪魔をする場所
力の入りやすい角度に制限がある場所
ドライバーの長さが障害となる場所
コンパクトなラチェットレンチが重宝する場所って 案外多いです。
初期投資額は それなりに必要となりますが
あると ホントに良かった と思えるケースは多いです。
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購入金額
0円
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購入日
1990年頃
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購入場所
いただきもの
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