本製品の最大の特長は、磁石を使用していないことです。「特徴」ではなく「特長」と書きましたが、磁石を使用していないことは明らかな長所であると考えます。ご存知のように iPhone には電子コンパスが搭載されていますが、磁石が使われていると明らかにそれに影響します。本製品は磁石を使用していないため、コンパスへの影響が少なくて済みます。

実は iPhone 6s で市街地であるにもかかわらず圏外となったことがあり（圏外病と呼ばれている現象。ふつう電波が通るはずの場所）、地図が見られないのでコンパスを頼りに、という場面でコンパスの異常のために道に迷うという出来事がありました（しかも夜間。別に方向音痴ではないので自力で駅まで戻れましたが）。

本体のはめ込みはきついですがしっかりした印象です。iPhone 6sの本体形状の特徴でしょうか。はめ込み方はパッケージに書かれているのでよく読みましょう。

使い出したのは平成29年の春。時は過ぎ去り、令和元年の残暑。

背面の合皮がボロボロになりました。表紙を折り返して使うことが多かったので繰り返し負荷がかかったようです。折り返したあと突起（ボタンの留め金）が裏表紙に当たるので、その部分はすでに布のようなものが見えてしまっています。

ボロボロになるまで使う