2016年作品。114分。原題 “The Huntsman Winter’s War”
あらすじ
前作で倒された悪い魔女の女王ラヴェンナ。彼女には血を分けた妹がいた。あることをきっかけに家を出て北へと向かった彼女は、その地で自分の王国を築く。自分に使える兵士たちに育て上げるために各地から略奪してきた子供たちの中に、幼き日のエリックの姿もあるのだった…
2012年に製作された「スノーホワイト」の続編です。
続編とはいっても、前作で「トワイライト」シリーズのクリステン・スチュワートが演じた、肝心の白雪姫は出ておりません。
っていうか、原題は「スノーホワイト」ですらなくて「ハンツマン」ですしね。(^^;)
という訳で、前作で白雪姫を助けたハンツマンことエリックが主人公の映画です。
白雪姫は(きちんと)出ていないものの、舞台は同じく白雪姫の王国から始まりますし、時間軸的にも前作の後になっております。
まずはエリックが幼少の頃を描いて彼がどんなふうに育ってきて、そしてどんな経緯で今に至ったのかを描き、その後で前作以降につながっていくという作り。
前作で出てきたキャラクターもいれば、魅力的な新キャラも登場という感じです。
新キャラの中では、前作にも出てきたドワーフと絡む、新たなドワーフたちがいるのですが、このドワーフたちのやり取りが面白く、良いコミック・リリーフになっています。
彼らについてはもうちょっと書きたい気持ちもあるのですが、ネタバレになるのでここで自重しておきますね。
色々とアクションシーンもあるのですが、暗がりでの活劇も結構あるため画面が暗く、折角のアクションなのにちょっと見にくい所が気になりましたねぇ。
まぁ前作もそうだったように記憶していますが、基本的には画調の暗めの映画です。
内容も、ドワーフたちとエリックがいなければいくらでも暗く作れそうなものですしね。
しかしその暗めにも作れるお話を、前述のようにエリックとドワーフたちとが基調を変えて、一般向け娯楽作に仕上げられております。
さて出演は、「マイティ・ソー」シリーズのクリス・ヘムズワース、「オデッセイ」「ゼロ・ダーク・シティ」などのジェシカ・チャステイン、「憧れのウェディング・ベル」「オール・ユー・ニード・イズ・キル」などのエミリー・ブラント、ドワーフの一人に「ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!」「宇宙人ポール」などのニック・フロスト、そしてポスターやジャケットにも描かれているのでネタバレにならないでしょうから書きますと、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」「プロメテウス」などのシャーリーズ・セロンなどです。
ぷるけんでしたぁ~~。(^-^)
(2017年2月鑑賞)
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購入金額
1,954円
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購入日
2017年02月頃
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購入場所
Amazon.co.jp
L2さん
2017/03/19
と言われたので、ずっと、「白雪姫の妹は悪に堕ちちゃったのかー」&「雪を操るとか、白雪姫も異能者だったという流れ!?」と勘違いしていました。
友人の紹介は、言葉も足りないですし、アナ雪も混じっていたのでは無いかと推測いたします。
ぷるけんさん
2017/03/20
とはいえ、私も本作を観ながら「うわ~、設定アナ雪っぽい」って思いましたから。
でも白雪姫には、意地悪な義姉はいるけど妹はいないですよね(^^)