家内の誕生日のお祝いに頂戴したお花です
群青色の蓋を開けると
真紅の薔薇が3輪 カーネーションや小花と緑がその周囲を埋め尽くしています。
薔薇の手触りは生花そのものですが、由来の香りはありません。
かつてこのような箱詰めのアレンジメントフラワーを頂戴したことがありますが、それは箱の下に
オアシスと呼ばれる給水材が敷き詰められているので、それなりの重さがありました。
プリザーブドフラワーアレンジメントと呼ばれる、この箱は軽量です。
はて? プリザーブドフラワーとは
写真で生花とプリザーブドフラワーの違いを判別することは難しい
薔薇の花弁が持つビロードのような手触りも、花弁自体の肉厚感も、まさに生花そのままです。
思わず鼻を近づけて香りを確かめましたが、花由来の香りは残りません。
アロマを楽しむ方なら、花の隙間に数滴落とす工夫を試されても面白いかもしれません。
左上の薔薇の花弁の中央に赤い石が その右や下の薔薇にはダイヤ状の透明なクリスタルが乗っているのがご覧になれるでしょうか。
よく観察すると極細テグスで縫い付けられていることが判りました。
従来からあったドライフラワーでは、このような飾り付けをすることは不可能です。
花弁に厚みを残したまま保存できるようになったプリザーブドフラワーならではの楽しみですね。
プリザーブドフラワーとは
プリザーブドフラワーとは、生花や葉を特殊な液の中に沈めて水分を抜いたものです。
まず新鮮な花や葉を脱水作用を持つ液体に漬けるのですが、その液体は脱色作用も兼ねているのだそうです。
この花や葉の赤や緑は、後に染められたものなのですね。
次に最適化された色を選び、潤滑性を与える特殊な着色液に漬けます。
その後、乾燥させてアレンジメントフラワーとしてデザインするのだそうです。
この際に利用する液体は再利用できないそうです。
こうして制作されたプリザーブドフラワーは、常温で長持ちします。
水を与える必要はありません。
オアシスなどを使わないので、総重量はとても軽く納まります。
保存環境を整えれば長期に渡ってその姿、美しさが保てます。
花粉アレルギーの心配が無くなりますし、生物由来の雑菌とも無関係ですので、病院の御見舞として利用することが可能です。
ウエディングで使うブーケをずっと保存することも可能です。(ガラスケースなどに入れて保管)
但し
湿気には弱いようです。 水をかけてはいけません。
また紫外線による退色にも気を使う必要があります
隣接する花から花へ色移りする可能性があり、同じように布に色移りする可能性があります。
なにより良い花をベースに製作しますし、
その行程に手間がかかるので生花より数段高価になってしまいます。
いただきものなので価格は知りませんが、5千円から一万円の間くらいだそうです。
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購入金額
0円
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購入日
2017年02月03日
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購入場所
いただきもの
ぴょんきちさん
2017/02/07
フェレンギさん
2017/02/07
ブ〜リザ〜ド ブリザ〜ド 松任谷由実