セット内容は、ベースとなる本体の他、糸ノコ 7本（1本装着済）、平ノコ刃 1本、ダイヤモンド刃 1本が付いてきます。

それぞれのノコ目は下記の通りのモノを切るのに向いています。

ダイヤモンド刃のところが光ってしまって見辛いので、そこだけ抜き出すと「タイル、セラミック、ガラス板、石等」となっています。

金属（クギ等）を切るのにダイヤモンド刃を使うのだと思っていたら、普通の糸ノコと変わらない様に見える糸ノコで切るんですって。

大抵のモノは糸ノコで切れるので一番数が多いのですね。

本体の方の解説はこんな感じです。

説明書きはこのシールに書いてあるだけですが、まぁ見ただけで大体交換方法などは分かりますね。

糸ノコの両端にはピンが横向きに刺さっており、

これを本体先端とグリップ近くの溝に引っかけナットを回し締め付けます。

この時刃の向きに気を付け取り付けます。

刃を横向きにセットする事で曲線引きなどもやり易くなります。

ダイヤモンド刃の両側は四角く空いているので、やはりこちらを先端とグリップ近くの溝に引っかけます。

そして平ノコ刃を取り付けるには、まずカーブしているフレームを引き抜きます。

特にロックされている訳では無いので、簡単に抜けます。

そこに平ノコ刃を挿し込むとピンホール部にピンがロックされ固定されます。

平ノコを抜くには、ピンを押し込みながら引き抜きます。

最後に専用ケースですが、各刃の下にマグネットが内蔵されており

ケースを逆さにしても刃が落ちてきません。

本体ははめ込み式でこちらも落ちないようになっています。

このおかげでケースを開ける時にどちらが上になっていても中のモノが散らばる事がありません。

ドライバーやプライヤー等工具一式がセットになっているこの手のケースって、いつも注意しながら開けないと中のモノが散らばってしまっていたので、目から鱗でした。

まぁ、ノコ刃だから実現出来ているのですが、このちょっとした工夫は素晴らしい(^^

今回切りたかったのはシャワートイレです。

ちょっと前から便器から水漏れしていたので、水道屋さんを呼んで見てもらうも便器の方はどこも異常は無いとの事。

よくよく調べてみると、シャワートイレの方から水漏れしており延長保証をかけていたのですがちょうど期限が切れており、買い替える事にしました。

しかしながら今までのシャワートイレは自分で処分せねばならず、カットすれば一般ごみで出せそうだと本品を使って処理する事にしました。

糸ノコを本体にセットしカットしてみると、軽く引くだけで簡単に刃が入っていきます。

逆に簡単に入ってしまうため、刃の入る角度を最初に気を付けていないとどんどん斜めに切れていってしまうので注意が必要です。

便座部分は中空だったので、奥さんでもサクサク切れました。

ネジ留めされている部分では多少引っかかりますが、そんなに力を必要とせずネジごと切る事が出来ました。

ある程度の大きさに切り分けた後、基板などの金属部とそれ以外に分け一般ごみで出す事が出来ました。

最初グリップの握り方に慣れていないので力が入り辛い事を気にしていましたが、大して力を入れずに切る事が出来たので杞憂に終わりました。

握り方も慣れると普通ののこぎりと違い手首の返しが必要無いので、脇を締める事でより力を入れ易い事に気付きました。

こうなると、もっといろいろ切ってみたくなるのですが(^^; またしばらくは出番は無さそうです。