Vape業界でも比較的大手となる、KangerTechのタンク型アトマイザ。

BoxMod向けのアトマイザとしては定番の商品で、同形式の中でも評価が高い。

高い評価の理由は、動作安定性や使い勝手など色々とあるが、最大の理由は「旨い」こと。

PGベースで香料多いリキッドだと「低電圧でうまく気化出来ない」という弱点はあるが、それ以外なら何でも美味しく吸える優秀なアトマイザなのだ。

パーツは基本5ピース構成で、左上は気化器となるコイル本体。

ドリップチップ（吸い口。黒い部品）は一般的なシングルパッキンなので、汎用品との交換が可能。

リキッドの供給は上の蓋を外し、タンク上部にあるスリットから流し込むトップフィル式。

このトップフィル式は、リキッド充填でいちいちアトマイザをMODから外したり、分解する必要がないので非常に使い勝手がいい。

リキッド消費の激しいチェーンスモーカー（Vaper）には非常に有難い機能である。

本体下部のベース部には調整式エアベントがあり、ここを調整することで空気量を調整出来る。

リキッドや電圧に応じて、ミストを最も好みの濃さに調整出来るので、これまた便利。

なお、このベントは全閉可能で、リキッド充填時に全閉することでリキッド漏れを防ぐ事が可能。

交換式コイルで満足出来ない人向けに、手巻きコイルが使えるデッキも付属する。

最初からビルド済のコイルが取り付けられているほか、予備も一個付属。

手巻きコイル用のコットンと、交換用のビルド済コイルにドライバと予備ネジ。

ビルドワイヤさえ用意すれば、いろいろとお試し可能になっている。

最後に、もう一つのオマケである温度管理式コイル。

コイルの温度を一定に保つ運用向けで、これはこれで美味しい。