Wolfenstein: The New Order の外伝。
The New Order で語られる直前にブラスコさんが参加した作戦の話で、ゲームシステムはThe New Orderとほぼ同様。
今回の戦いの舞台となる、ウルフェンシュタイン城。
ちなみに、このゲームのオリジナルって相当昔だそうで、そのオリジナル版もこの城が舞台。
隠し要素として、ゲーム内でオリジナル版もプレイ可能(前作でも可能)だが、やってみたらホントに古いゲームで驚いた。(FPSの元祖なんだとか・・・)
今回は第二次世界大戦末期(1946年なので、既にこの時点で歴史は大幅に狂ってるが)のみなので、登場する兵器もそれほど近未来的なものは出てこない。
とはいえ、敵側にゃロボットだのドローンだの出て来るけど。
ゲームは二部構成となっており、第一部はこのウルフェンシュタイン城周辺での戦闘。
第二部は城からの脱出と、謎の古代遺跡での戦闘がメインになる。
ネタバレするので詳しい内容は控えるが、敵の移動速度、攻撃力共に「第一部のほうがキツい」。
全体的にランボープレイだと「敵が一気に山盛りやってくる」傾向がある上に、前作よりも敵が手榴弾を多用してくる。
そのため、狭い部屋に籠城してカバー射撃してると、山のように手榴弾投げ込まれて速攻死ぬので、移動・カバー・射撃・移動・カバー・射撃・・・・を繰り返す、ガチの乱戦戦術が求められる。
また、一般歩兵の防御力が全体的に上がっており、ヘッドショットでないと「アサルトライフル両手持ちで三連射」喰らわせても容易に死なない。
そのほか、適時ヘッドショットを求められるのに、照準合わせて待機するとカバーから出てこない。
敵が階段使わず飛び降りてくるようになったので、高低双方がある部屋で乱戦に突入すると敵の把握が恐ろしく困難。
難易度上げると常時挟み撃ち状態を狙ってくるなど、難易度は前作より確実に上がっており、被ダメージが大きい最高難度設定では「ダメージ覚悟の乱戦はかなりの確率で押し負ける」事になる。
第二部は「敵の耐久性が上がるにしても、一気に鈍足になる」ので、手榴弾を多用すりゃ楽勝。
あらゆる点で「第二部のほうがぶっちゃけ簡単」なので、前半で苦戦した経験から第二部に突入すると、余りの簡単さに拍子抜けする。
第二部はダルいが、第一部と乱戦は熱い。
第二部の設定上、敵が恐ろしく単調になるため、前半の機動力を駆使した熱い乱戦と比べ、後半が一気にダレる傾向があり、バランスが少々宜しくないのが玉に瑕。
しかし、前半部の「乱戦の熱さ」は前作じゃ味わえない緊張感がある。
また、乱戦の楽しさを追求したチャレンジモード(ゲーム内MAPを利用した、ウェーブ式乱戦)は純粋に撃ち合いを楽しむ事が出来る。
正直、第一部とチャレンジモードのためだけに買っても十分楽しい。
撃って、走って、山盛りの敵とガチ乱戦して俺ツエーしたい人には結構お勧め。
対人戦ほどの緊張感は無いかもしれんけど、あのギスギスした空気が嫌な私にゃコレで十分デス。
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購入金額
0円
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購入日
2016年08月09日
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購入場所
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