M-LINEシリーズ、0.3ミリ真鍮線。
加工性と耐久性が丁度良く、半田付けへの親和性が高いので、模型では良く多用される。
M-LINEは他社製品に比べて若干高額(ほぼ倍)だけども、25㎝と長い上に本数が入っているので、実質的にはこっちのほうが安価。
ただ、0.3ミリ径で30㎝だと「端持つと重力で曲がる」レベルなので、取扱は慎重に。
なお、硬めにして使いたい場合は、ライターで炙ってから急速冷却(焼き入れ)すると良い。
具体的な利用法としては、艦船模型のマスト作り替え(半田付け技術必須ですが)や、AFVの取っ手作り替えや追加、強度が欲しいアンテナなどに使う。
プラと比べて耐久性は大幅に高いので、細かい部分の置き換え材料としては最適の特性を持つ。
なお、金属材料なので塗料の乗りは非常に悪い。
スプレーワークでは、メタルプライマーの塗布は必須。接着は瞬間接着剤以外だと無理。
ちなみに、真鍮線同士で構造を組む場合は、瞬着よりも半田付けのほうが実のところ容易。
アルミ板に三角刀で作りたい形状に治具となる凹線を掘るか、真鍮線を作りたい形状にテープ固定して半田付けしていくと、トラス構造のような複雑な構造でも結構簡単に、高い強度で作成可能。
(材質的な特性から、アルミ板は半田付けされない。)
なお、加工が容易とはいえ金属なので、切断に使う刃物は別途用意を推奨。
刃が使い捨てなデザインナイフはまだいい(二度三度で駄目になるけど)が、プラモ用ニッパーでコレを切ると、0.3ミリでも速攻で刃がズタボロなので注意。
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購入金額
864円
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購入日
2016年07月12日
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購入場所
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