2015年作品。117分。原題 “Ant-Man”
あらすじ
刑務所帰りで無職のスコット・ラング。離婚した元妻と暮らしている娘と会うためにも、安定した仕事を得なければいけない。しかし前科者のためなかなか仕事も見つからない彼は、とある事から天才科学者ピム博士の依頼で、身長1.5cmのスーパーヒーロー“アントマン”として行動を開始するのだった…
ディズニーがマーベルコミックスを買収してからというもの「これでもかっ!」というくらいに量産されているアメコミヒーロー物。そのマーベル・ユニバースに新たに参戦したのが、ちょっと考えるととてもスーパーヒーローとしての活躍が望めそうにないサイズのアントマンです。
事前知識はジャケット写真くらいしか知らない状態で鑑賞したため、主演が誰かも知らず、ポール・ラッドと分かった時にはとてつもなくビックリしました!
この人って、コメディ要素の大きい作品とかが多く、とてもこういったハリウッド大作に抜擢されるようなタイプでは(少なくとも私の中では)ない人なんですよね。
でも、劇中ではそのコメディセンスがいかんなく発揮されており、おかげで軽妙な笑いを多く含んだヒーロー物になっています。
で、その「笑い」の要素が結構楽しくて観ていたら、エンド・クレジットで共同製作・共同原案・共同脚本を務めているのがエドガー・ライトだと分かってこれまたビックリ!!
この人は、TV「SPACED ~俺たちルームシェアリング」や、「ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!」をはじめとするブラッド&アイスクリーム3部作などのコメディ作品を送り出しているイギリスの人で、この人の味が多く出ているのではないかと思います。
ま、主演のポール・ラッドも共同脚本に名を連ねていますので、主演男優本人が自分の味を出せるような脚本にもなっているのかもしれません。
特に深く考えることも無く、安心してストーリーを楽しめて、なおかつ軽妙なやり取りの笑いも豊富というこの作品。
マーベルものとしては異色かもしれませんが、私は好きです。
さて出演は、先ほどからも名前が出ている「40男のバージンロード」「寝取られ男のラブ♂バカンス」などのポール・ラッド、「危険な情事」「ブラック・レイン」などの(なんと!)マイケル・ダグラス、「リアル・スティール」「ホビット」シリーズのエヴァンジェリン・リリー、「ジュラシック・ワールド」「トゥモローランド」などのジュディ・グリア、そしてそして(いや、この人に「そしてそして」なんて形容するのは私だけかもしれませんが…)「ペントハウス」「ピザボーイ 史上最凶のご注文」などのマイケル・ペーニャなどです。
(2017年2月鑑賞)
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購入金額
3,127円
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購入日
2017年頃
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購入場所
Amazon.co.jp
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