1975年作品。124分。原題 “Jaws”
あらすじ
夏のリゾート地として人気のアミティ島。夏の稼ぎ時を目前にした海開きを前にして、海で人間が人食いザメに襲われて死亡するという事件が発生する。浜辺を閉鎖する新任警察署長に対して市長は、夏の観光シーズンがいかに島にとって重要かを説いて、閉鎖を止めさせるのだったが……
もう、何の説明もいらないくらいに有名な作品ですね。
年齢・国籍を問わずして、あのテーマ曲を聴けば、「ジョーズ」と分かる旋律でも有名です。
っていうか、かえってあの曲の方が、実際の作品自体よりも馴染みは深いといって間違いないでしょう。
映画のオープニングクレジットから流れる、あの何かを予感させる音楽で、見る側の胸のざわめきを起こさせます。
そう考えると、作品自体もさるものながら、あの曲がジョーズという作品を歴史に残る作品に押し上げた功績が大きいかもしれません。
ジョン・ウィリアムスの生涯の中でも、屈指の名作と言っても良いでしょう。
肝心の本編の方も、まだ20代後半という若さながら監督を務めたスピルバーグの名を一躍有名にしただけあって、かなりの物です。
水の中で襲われる恐怖、体が思うように動かせない水の中で逃げ惑う恐怖、そしてなすすべのないという恐怖が、水中シーンも上手く使いながら非常によく表現されています。
その恐怖感が、後半になってようやくその全貌を表す巨大ホオジロザメの圧倒的存在感に集約されていきます。
幼いころに映画館で見ただけなのですが、それでも非常に記憶に残ったシーンなどははっきりと覚えておりました(あ、その後TVでも見たかも…)。
意外だったのは、記憶ではもう少し長い間の話かと思っていたら、後半などはほんの2日程度の話だったことでしょうか。
ともあれ、映画好きだけれど、私のように「ずいぶん昔に観たきりで細部は覚えていない」という方や、「映画好きだけれど、実は『ジョーズ』は見たことが無い」などというかたは、レンタル屋さんで探してでも、一度見てみるといいかもしれません。
水の中の恐怖感、サスペンス感を味わうことが出来ますよ。
昔の映画ですので、124分中、オープニングクレジットとエンドクレジットを除いても、しっかり120分近くはありますが、長いとは全く感じることなく鑑賞できることでしょう。
出演は、「フレンチ・コネクション」「ブルーサンダー」などのロイ・シャイダー、「アメリカン・グラフィティ」「未知との遭遇」「張り込み」などのリチャード・ドレイファス、「007 ロシアより愛をこめて」「スティング」などのロバート・ショウなどです。
2015年10月鑑賞。
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購入金額
2,037円
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購入日
2016年04月15日
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購入場所
カーリーさん
2016/04/16
ぷるけんさん
2016/04/17
シャークネードでございますね!
B級・C級・Z級・その他バカ映画も好きな私としては、機会があればイクつもりではありますが、時間的制約からまだ鑑賞できていませんが、まぁ気になる作品であることは間違いないですからして。
しばらく前の「えびボクサー」も「見なきゃ見なきゃ」と思いつつ未だに観れてなかったりするので、竜巻ザメが観られる日がいつになるのかは分かりませぬが…(^_^;)