アンリ・マティスのポスターで、くろぱんださんから頂戴したコメントにお答えしました。

＞たくさんの人に見てもらえる場所に飾られるのは、作品も幸せですよね。

＜飾れるところがある　という殺し文句で　GPXというF-1専門誌のプレゼントをちょうだいしたことがあります。

これが、その愛読者プレゼントです。

化粧室内に置いているコレクションボックスで展示しています。

缶コーヒーラバーの友人がDyDoのプレゼントで獲得してくれ京商製フェラーリマシンと共に並べているのですが、時々お客様に「自分で集めたの？」と尋ねられる事があります。

「まさか！」　

でも、そんな趣味人に見てもらえることは　ちょっと嬉しいですね。

鈴鹿に130Rという高速コーナーがあります。

空力特性に優れているフォーミュラカーでも、スロットルを戻さずに進入できるかどうか？

マシンに搭載されているテレメタリングシステムがドライバーの資質を露わにする関所として知られている名物コーナーとして世界に知られています。

高速でそのコーナーを外れた時。

F1以前は芝生が貼られており、その最外周には藁を巻いたクッションや水タンクが並んでいました。

F1後、グラベルと呼ばれる小石が敷き詰められ、運動エネルギーを小石の飛び散り等で昇華する仕組みが採用されたと覚えています。　2輪ライダーにとっては、「芝生時代に比べると、グラベルベッドに突っ込むとマシンのフレームが歪んでしまいリスタートが切れない」恨みがあったそうです。

そして時代が移り、今はアウトサイドにも舗装が施されるようになりました。

グラベル・グラベルベッドは死語と化したのですね。

開幕戦オーストラリアの瓶には青い石が入っていますが、おそらくそれはレースをスポンサードしていたラバッツビールの青でしょう。　大きくFと描かれていた様子を覚えています。

第６戦　モナコGPにグラベルベッドは存在しません。おそらく街路樹のものでしょう。

イギリスからハンガリーまでは　あまり特徴が感じられませんね。

最終戦日本グランプリのグラベルはイチバン細かい小石です。

神社の参道に敷き詰められているそれを彷彿とさせます。

1998年のF1

オーストラリアから始まり　日本で終わりました。

マクラーレン・メルセデスとフェラーリの間で選手権が争われていた時代。

翌年からの参加を決めていたホンダは、ジョーダンに無限エンジンを供給していました。

年間王者はマクラーレンを駆るハッキネン。　ミハエル・シューマッハを抑えての初載冠でした。

もう時効ですが、この種の小石や土を持ち帰るのって　検疫に引っかからないのかしら？

もちろん虫が湧いている様子は一切ありませんでしたよ。　為念。