2014年作品。109分。原題 “Taken 3”
あらすじ
1作目で娘を、2作目では元妻を連れ去られた元CIA工作員のブライアン。娘は予期せぬ妊娠に動揺して父親に告げることが出来ず、元妻は現在の夫から心が離れてしまいブライアンのことを思っていた。そんな一見平穏に見えた日々の中で、またもや家族に関連する試練がブライアンに襲いかかるのだった…
1作目「96時間」(2008)、2作目「96時間 リベンジ」(2012)と続いた最強オヤジムービーの第3弾にして最新作です。
またもやブライアンの家族を悲劇が襲い、今度は彼自身が容疑者として警察から追われる身となります。
ま、細かいことはネタバレになるので省略しますが…。
今度は舞台はアメリカで、自国の警察に追われながらも真犯人を追求すべく、警察の手を逃れながらの捜査・追及が始まります。
前2作もそうでしたが、今回も勢いのある展開でストーリーが語られ、あっという間にクライマックスへと突っ走っていく感じです。
109分ある映画とは思えないくらいに短く感じました。
早いカット割りとズームアップ・ズームアウトを多用した画面が、アクションシーンに緊迫感を与えております。
いやぁ、なんだかんだ言って今回も良くできた映画だと思います。
本編以外の突っ込みどころを言うと、原題は「Taken」なのですが、1作目で娘を助け出すためにブライアンに(ある意味)与えられた時間が96時間だったことから、そのまま「96時間」という邦題が付けられたおかげで、本作のように「96時間」という時間制限が全くないにもかかわらず、「96時間」というタイトルを付けざるを得なかったことでしょうかね。(^_^;)
原題をそのままカタカナに直した邦題が多い中、頑張った邦題だと思いますが、思わぬ形でバックファイアしてしまった感じです。
「ランボー」が、1作目の原題は「First Blood」だったのに2作目は「Rambo:First Blood Part II」となり、3作目には「Rambo III」と既にFirst Bloodが消えているのの逆バージョンな感じです。
ともあれ。
アクション映画ファンの方、全2作を気に入っている方、そしていつの間にやらアクション映画に多く出るようになったリーアム・ニーソンのファンであれば、楽しめること間違いないでしょう。
さて出演は、「STAR WARS エピソードI ファントム・メナス」「シンドラーのリスト」、そして古くからのB級映画ファンには『「ダークマン」の』という方がなじみがいいかもしれない(^_^;)リーアム・ニーソン、「X-メン」「アイ・スパイ」などのファムケ・ヤンセン、「トライライト・サーガ ブレイキング・ドーンPart2」「ナイト&デイ」などのマギー・グレイス、「ディープ・インパクト」「エバー・アフター」などのダグレイ・スコット、「ハスラー2」「クライング・ゲーム」「フェノミナン」などのフォレスト・ウィテカー、そして個人的に絶対書かなくてはいけない「天才アカデミー」などのジョン・グライスなどです。
監督は、前作「96時間 リベンジ」に続いて、「トランスポーター3 アンリミテッド」などのオリヴィエ・メガトン、製作・共同脚本は「ニキータ」「レオン」などのリュック・ベンソンが務めております。
2016年2月鑑賞
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購入金額
2,057円
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購入日
2016年02月18日
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購入場所
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