2015年作品。115分。原題 “Ted 2”

あらすじ

愛する女性と結ばれ無事に結婚式を挙げた、見た目は愛くるしい（けれど口と品はとっても悪いおっさん状態で何かと言えばハッパばかり吸っている）ぬいぐるみのテッド。しかし結婚生活は順調とはいかず、次第に二人の間でのケンカが増えていった。状況を変えようと子供を持つことを決心する二人だったが、ぬいぐるみゆえに生殖機能の無いテッドは養子をもらうことを決め、申請に行くのだった。しかしそこで彼は意外なことを告げられ、事態は思いもよらぬ展開を迎えるのだった…

2012年に1作目が大ヒットしたコメディ映画の続編です。

テッドの口の悪さと品の無さ、そして現代アメリカン・カルチャーをこき下ろすコメディセンスは健在です。

しかしながら、前作のヒットで自由がきくようになったのか、本筋とは離れたお遊びの部分が長くなってしまい、余計な部分が多いことは否めませんでした。

それぞれはちゃんと面白いのですが、物語的に必要性が全くない部分になるので、ある程度の分量であればよいスパイス及びコミックリリーフになるのですが、ここまで入れられるとちょっと本筋以外部分が冗長…とまでは言いませんが、余計に感じる時はありましたね。

ゲスト出演者もそれなりにいますし。

物語の骨子部分としては悪くないと思うので、その辺がちょっと残念でした。

前作ほどのヒットには至らなかったのも、その辺が影響しているのかも。

映画の完成度としては前作の方が高いですからね。

でもまぁ、そこいら辺も含めて楽しめる人であれば全然オッケーな範囲かも知れません。

っていうか、そういうのが嫌いな人はあまり好んでみない映画かも知れませんね。

とりあえず、前作が気に入った人であれば楽しめると思います。

さて出演は、「トランスフォーマー　ロストエイジ」「アザー・ガイズ　俺たち踊るハイパー刑事！」などのマーク・ウォールバーグ、テッドの声には監督も務めるセス・マクファーレン、「マンマ・ミーア！」「グリフィン家のウェディングノート」などのアマンダ・セイフライド、TV「フレンズ」「アバター」などのジョヴァンニ・リビシなどです。

他にも有名どころは出ているのですが、見た時の驚きの為に自粛しておきます。

2016年2月鑑賞