2015年作品。105分。原題 “Pixels”
あらすじ
時は1982年。第1回世界ビデオゲームチャンピオン大会の様子は録画され、どこかにいる異星人へのメッセージとしてNASAの宇宙船に乗せられた。それから数十年…。地球に何者かが突然やってくるが、その姿は人々の想像していたものではなかった…!
「子連れじゃダメかしら?」「ウソツキは結婚の始まり」などのアダム・サンドラー主演の、80年代ネタ満載のコメディ娯楽作です。
本作品のクレジットに出てくる「ハッピー・マジソン」という製作会社名は、主演のアダム・サンドラーが製作陣にいることを示しており、この人が製作にかかわると、変なハラハラ感があったりすることなく(適度なものはありますが)個人的に安心して楽しめる指針になってたりします。
なのでとんでもないどんでん返しがあったり、観客の度肝を抜くようなことはあまりありませんが、その反面救いようのない悲劇的な終わりになっていたりすることなどは決してなく、家族そろって楽しめるような作品が多くなっています(それでも年齢指定にはご注意を)。
ま、個人的にこのアダム・サンドラーというコメディアンが好きというのもありますが。
でもって本編ですが。
DVDジャケットや宣伝材料からも分かるように、懐かしのゲームキャラが次々と出てくる作品です。
っていうかちょっとネタバレを書きますと、宇宙人が攻めてくるのですが、その攻撃が懐かしのゲームという形をとって行われていく訳です。
昔はちょっとした人気者だったゲーム小僧の主人公は、その後パッとしない大人となっているわけですが、そのパッとしない男が世界の命運をかけて戦う羽目になる理由も、無理なく説明されていると思います。
っていうか、始めの方で設定が分かってくると、「あぁ、この後こうしたいからこういう設定にしたんだな。上手い事考えたね」と思える感じでした。
懐かしネタはゲームだけにとどまらず、音楽他のポップカルチャーネタもあちらこちらに散りばめられていますので、懐かしがることの出来る年代にはかなり楽しいかと思います。
ゲームネタはかなり懐かしすぎて、私でも良く分からないものもありました。(^_^;)
しかし、超有名なスペース・インベーダー、パックマン、ドンキーコングのみならず、ギャラガ、フロッガー、アタリのセンチピードといった名前に反応する方は、見て損はないと思います。
出演は、上記のアダム・サンドラーのほかに、「闘魂先生 Mr.ネバーギブアップ」「モール★コップ」などのケヴィン・ジェームズ、「近距離恋愛」「ボーン・スプレマシー」などのミシェル・モナハン、「余命90分の男」「X-MEN:フューチャー&パスト」などのピーター・ディンクレイジ、「ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間たち」「白雪姫と鏡の女王」などのショーン・ビーン、「ボーン・スプレマシー」「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」などのブライアン・コックス、TV「アリー・my・ラブ」のジェーン・クラコウスキー、その他にも、ゲストのような形ですが「ブルース・ブラザース」「大逆転」のダン・エイクロイド、テニス・プレイヤーのセリーナ・ウィリアムス、カリスマ主婦で一度は全米の人気者となったもののその後刑務所暮らしも経験したマーサ・スチュワートなども顔を出しています。
2016年2月鑑賞
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購入金額
5,122円
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購入日
2016年02月09日
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購入場所
Amazon.co.jp
ぴょんきちさん
2016/02/10
ぷるけんさん
2016/02/10